エピソード1(脚本)
〇keep out
~注意~
R18の過激シーンしかありません。
苦手な方、年齢の満たない方はすぐさま閉じてください。
〇ラブホテルの部屋
欲望の餌食男①「うっ、や、やめてくれ、これ以上は、もうっ・・・!」
駄目だ、このままじゃ、こ、殺される・・・
・・・クスッ、可愛い♡
嫌がってる振りしてぇ、体は元気いっぱいみたいだけど♡
欲望の餌食男①「ち、違っ!! 俺は、俺はもうっ・・・!!」
目の前の美女に逝かされて、30回以上・・・。わかる、次に逝ったら、俺は死ぬっ!!!!
アソコが、尋常じゃないぐらい痛ぇ、もう視界は擦れている、辛い、きつい、それなのに、それなのに・・・!!
ほら、たっぷり気持ち良くしてあげる♡
欲望の餌食男①「はぁっ!? なんで、なんで・・・!!」
俺のアソコは、この女の柔らかな手が触れると同時に勃ち上がる
一瞬しか触れていないその手から、柔らかい手の感触が伝わる。あぁ、気持ちいぃ・・・、全身をまさぐられてるみてぇだ・・・
その快楽に合わせて、目の前の美女が微笑む。本能をくすぐる女の匂い、手の上下に合わせて柔らかな胸が揺れる・・・
あぁぁぁ、幸せだぁ・・・♡
好きだぁ・・・♡
気持ちいぃ・・・♡
もう、死んでもいいかぁ・・・♡
欲望の餌食男①「あぁぁ、し、死ぬぅ・・・♡」
えー、死んじゃう?
気持ちよすぎて死んじゃう?
欲望の餌食男①「ぁぁぁぁぁああああへへへへぇぇぇええええええええええ♡♡♡♡♡♡♡♡♡♡」
このままいっぱい気持ち良くなって、死んじゃう?
欲望の餌食男①「は、はひっ、あ、あへ、し、死にますぅ・・・♡♡♡」
〇黒
もぅ、可愛い反応♡
ほら、ここが好きなんだよね?
いっぱい、いーっぱい攻めてあげる♡
「あ、ぃぃぃ、ぅ、ぅへえぇえへいぃぃぃ♡♡♡♡♡♡♡♡♡」
ほら、ほらほら、気持ちいいね♡
気持ちいい、気持ちいい♡♡
もっと、もっと、もっと♡♡♡♡
「ぁうぁぁういぃぃひひひへえぇぇへへひあぁぁぁぁぁああああああ♡♡♡♡♡♡♡♡」
・・・快感が、全身を駆け巡り、頭の上を駆け抜けたその時、
俺の視界が・・・
逝っちゃえ♡
「あっ・・・♡」
消えた
・・・・・・
・・・シンジャッタ
〇ホテルの部屋
実は清純な男「カレンちゃん、やっぱり可愛いなぁ~」
カレン「え、嬉しい~! ありがとう!」
カレン「私も、つら吉さんのことが、一番・・・♡」
実は清純な男「・・・あぁ、今日も幸せな時間だった」
実は清純な男「今度は、もっと激しくしちゃおっかな~」
カレン「もう、やめてよ~」
実は清純な男「ほいじゃ、そろそろ時間だ。 着替えよっか」
カレン「え~、寂しい~」
実は清純な男「大丈夫、来週にはまた来るからさ」
カレン「本当に!? 嘘だったら、怒るからねっ!!」
実は清純な男「そんなつまらない嘘つくわけないよぉーだ」
実は清純な男「じゃあ、そろそろ、ね」
カレン「うん・・・」
カレン「じゃあ、今日はもう帰るね。 また会おっ! すっごく楽しかった!!」
実は清純な男「おりゃも、凄く楽しかったよ! カレンちゃん、大好き!!」
カレン「わ、私も、だ・・・、大好きっ!!」
実は清純な男「・・・・・・」
カレン「どうしたの?」
実は清純な男「カレンちゃんは、あれだね。 嘘でも「大好き」ってすぐに言えるようになったら100点だね」
実は清純な男「あともうちょっとだね、頑張って!」
カレン「う、うん! 頑張る~!」
カレン「じゃあ、また来週! 帰ったら、連絡してね!!」
実は清純な男「もちろん!」
〇雑居ビル
カレン(つら吉さん、プレイは優しいし、私のこと凄く褒めてくれるし、いい方だなぁ・・・)
カレン(この仕事、天職かも。お金目的で来たけど、お客様とのプレイは楽しいし、気持ちいいのは大好きだし♡)
カレン(でも・・・)
カレン「・・・・・・」
カレン「勝手に人の点数つけんなっ!! こっちはお前の思ってる100倍は努力してるっつーのっ!!」
〇綺麗なダイニング
カレン「ふぅ・・・」
マイ「・・・どけて」
カレン「あ、ご、ごめんなさい・・・」
カレン「お、お疲れ様でーす」
「お疲れー」
「お疲れ様ー」
ホテルヘルスで働くようになって、2か月。このお店で、私は一番の新米だ。
しかも、大学生で働いているのは私だけ。他の皆さんは立派な社会人で・・・
カレン(挨拶の方が、お客様と会ってる時よりも緊張するぅ・・・)
サヤ「カレンちゃん、お疲れ様ー。 嫌なこと、されなかった?」
カレン「あ、はい! いつも来ていただいてる、優しい方で!!」
サヤ「そっか、良かった良かった!」
サヤ「本当、変な男には注意してね!! たまに、とんでもない男も来るから!!」
カレン「は、はい、気を付けます!」
サヤ「じゃあ、私は次のお客さんが来てるから、行くね。今のうち、休んでおくんだよ~」
カレン「はい、ありがとうございます!」
カレン(サヤさん、綺麗~。 お金払って、プレイ頼んじゃおっかな~)
マイ「・・・・・・」
カレン「あれ、マイさん、早かったですね。 もう終わったんですか?」
マイ「3分ぐらいで逝って倒れやがったから、戻ってきた」
カレン「あ、そ、そうなんですか・・・」
マイ「・・・寝よ」
カレン(ま、マイさんはちょっと怖いなぁ・・・。 本当に、変わった人・・・)
小野田(15連勤)「おい、マイはいるか!!」
カレン「あ、マイさんなら、そこで、寝てます・・・」
小野田(15連勤)「ったく、こいつは・・・」
マイ「・・・・・・」
小野田(15連勤)「マイ、なに寝てんだっ!! 起きろっ!!」
マイ「・・・休憩中に寝てて、文句でもあんの」
小野田(15連勤)「休憩中は勝手にしろ、多少寝てても文句は言わない・・・」
小野田(15連勤)「だけどな、真面目に働いていない奴に寝る権利なんてねぇんだよっ!!」
マイ「はぁっ!? 私がいつサボったんだよっ!!」
小野田(15連勤)「さっきのお客様との5分弱のプレイっ、お客様からクレームが来てんだよっ!!」
マイ「向こうが5分経たずに8回も9回も逝ってんのが悪いだろっ!!」
小野田(15連勤)「そうじゃなくてだな・・・」
小野田(15連勤)「もっと丁寧にしごけって言ってんだっ!!」
マイ「最大限、丁寧にやってんだけどっ!!」
カレン「ま、またやってる・・・」
〇黒背景
サヤさんは、このホテルヘルス『密着ハート』で一番人気の方だ。
見た目は最高、スタイル抜群、おまけにみんなに優しく、お客様からの指名も途切れ知らず。
サヤさんに会いたいという理由でこのお店に来る人も少なくはない、正真正銘のエースだ。
一方のマイさんはこのお店の異端児。いつもプレイは5分以内に終わらせ、あとは休憩室で寝ている。
見た目は凄く可愛いが、無愛想。お客様からの評判も凄く悪く、このお店の☆を1つ下げているという噂まである。
怖いもの見たさでマイさんを指名する人もいるが、5分以上プレイしている所を見たことが無い。
〇綺麗なダイニング
カレン(本当に、5分で逝かせてるのかな・・・)
カレン(って、まさかそんな訳・・・)
マイ「ほら、ここは女の園なんだけど? とっとと出てって」
マイ「それとも、あんたも私に犯されたい? あんたが勃起してんのは知ってんだけど」
小野田(15連勤)「・・・っ!!」
小野田(15連勤)「・・・程々にしろよ。俺だって店長に言い訳し続けるのしんどいんだよ」
マイ「いつもありがと、 今度フェラしてあ・げ・る♡」
小野田(15連勤)「いらねぇよ、殺す気か」
小野田(15連勤)「・・・あと、この辺りで変な噂が流れてんだ。客がとある嬢のプレイで搾り取られて廃人にされてるって・・・」
マイ「・・・っ!!」
小野田(15連勤)「・・・わかったら、大人しくしてくれ」
マイ「・・・・・・」
小野田(15連勤)「ま、俺はお前らを疑ってはいない。 お前らが疑われるのが、嫌なだけだ」
マイ「・・・忠告、どうも」
小野田(15連勤)「せいぜいクビにならないよう、頑張れよ」
カレン「あ、お、お疲れ様です・・・」
小野田(15連勤)「あぁ、カレンちゃんか。 悪いな、みっともない姿を見せて」
カレン「あ、いえ、全然・・・」
小野田(15連勤)「仕事の調子はどうだ? 嫌になってないか?」
カレン「はい! 私は優しいお客様に当たっていますし、ここの皆さんも親切なので!!」
カレン「私、このお仕事、好きですっ!!」
小野田(15連勤)「そうか、そう言ってくれると嬉しいな。なかなか、そこまで熱中できる人もいないよ」
小野田(15連勤)「これは、人気嬢への仲間入りも近いかな!!」
カレン「そんな、私なんてまだまだですよ」
小野田(15連勤)「ははっ、気が早すぎたかな。 でも、期待しているよ」
小野田(15連勤)「・・・ただ、マイには近づくなよ」
カレン「え?」
小野田(15連勤)「じゃあ、この後も無理せず頑張ってくれ!」
カレン「ま、マイさんに・・・?」
マイ「・・・・・・」
カレン「近づこうにも、寝てるけど・・・」
カレン「・・・まぁ、いっか。私も少し休もっ」
〇綺麗なダイニング
カレン「んっ・・・」
カレン「うわ、寝ちゃってた・・・。 もう12時、回ってる?」
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面白かったです。新鮮で、少しずつ読んで見ようと思ってます
これは面白いですね😂
たしかにR18な内容ですが、軽妙な文体とミステリ展開に、面白さが立っていてグイグイ引き込まれます!
お〜ほほほ😇
これまたおもろき会話の妙が……!何か小気味よくて好きなんですよね🤔✨
ヤンマガとかで連載してほしいような冒頭ですねぇ。
マイさん、スーパーテクをかましているのか、それともファンタジー電撃(?)……魔法?でもかましているのか……!