エピソード2 極秘任務(脚本)
〇魔王城の部屋
パク・セロイ「今から名前を呼ぶものは全員処刑とする!」
パク・セロイ「ラウーラ・スタロドゥプツェフ!!」
パク・セロイ「オッレ・クラエス・リンディ!!」
パク・セロイ「そして・・・」
パク・セロイ「桜間堅!」
パク・セロイ「以上はこの後、処刑室まで!」
〇殺風景な部屋
ラウーラ・スタロドゥプツェフ「どういうことだ?隊長さん」
パク・セロイ「申し訳ない。真っ赤な嘘だ」
桜間堅「び、びびったぁ・・・」
パク・セロイ「お前達3人には特別な任務を与えたい」
パク・セロイ「隊員にも極秘のため、あのような手段を取った・・・すまない」
パク・セロイ「お前達3人は、この3年の入軍試験成績TOPの者だ」
パク・セロイ「任務内容は・・・」
パク・セロイ「成怒の勧誘だ・・・!!」
オッレ・クラエス・リンディ「毎年恒例・・・ 任務参加者は十中八九死ぬ軍史上最悪の任務か・・・」
ラウーラ・スタロドゥプツェフ「等々、優秀人材まで使い始めるのね」
パク・セロイ「鎌原寺(かんばらでら)に行き成怒を待機してもらう」
パク・セロイ「健闘を祈る」
〇戦闘機の操縦席(滑走路)
ラウーラ・スタロドゥプツェフ「自己・・・紹介?」
オッレ・クラエス・リンディ「して何の意味がある?」
桜間堅「え・・・冷たいなぁ・・・」
ラウーラ・スタロドゥプツェフ「ふぅ ラウーラ・スタロドゥプツェフ・・・ ロシア出身。多種多様な飛び道具で牽制して戦える。何か質問ある?」
オッレ・クラエス・リンディ「オッレ・クラエス・リンディ スウェーデンの出身だ。闇の精霊を召還できる。とにかく火力に全振りしてる」
桜間堅「えっと・・・ 桜間堅。日本人だ。剣技1本でやってきた。よろしく・・・頼むぜ・・・」
ラウーラ・スタロドゥプツェフ「暗っ。クソ陰キャじゃん」
桜間堅「えー・・・」
ラウーラ・スタロドゥプツェフ「あんたも可哀想にね 入軍初日で御陀仏しちゃうなんて」
桜間堅「あの・・・ 成さんってそこまでヤバいんですか?」
オッレ・クラエス・リンディ「ヤバいなんてもんじゃない。 成怒のもとに行き生き延びたのは歴代でパクさんしかいない」
ラウーラ・スタロドゥプツェフ「剣技がきめ細かいんだとさ 剣の先端の速度は音速を超えるらしい」
桜間堅「い・・・言いすぎじゃないんすかね・・・」
ラウーラ・スタロドゥプツェフ「そう言ってる奴が一番早く死ぬんだぞ」
〇睡蓮の花園
一方、
日本 北海道では
骨男「成怒!」
成怒「いい加減懲りないな・・・骨男」
骨男「自覚してるだろう・・・!」
骨男「お前は世界の敵だ!」