頭がいかれている世界と案外まともなお嬢様の話である、

虹茶

エピソード1(脚本)

頭がいかれている世界と案外まともなお嬢様の話である、

虹茶

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〇華やかな裏庭
リリアナ「....」
  私は公爵令嬢リリアナ、社交界に行ったことがない箱入りであり、一時期は 本の虫の異名を授かったことがあるくらいの本好き
  アウトドア派ではない、ただ外に出たこともない こんな私に 断言できることが一つある、....この世界はおかしい、
  常識が狂ってるクアンや
  頭下げやすく 若干 常識がおかしい 天然系母ことコア
  いつも 謎に武装と言うか 変装 と言うか 仮装をしているやはり 常識が狂っている父キラ
  ここまで来ると自分がおかしいんじゃないかとさえ、思えてくる、自分の中の常識が崩れそうで怖いのが 最近の悩み
リリアナ「ご飯を食べ終わって 庭で空気を吸っていたのはいいけれど....空が暗くなってきたわね」
リリアナ「鳥も下の方を飛んでるし早めに家の中に入った方がいいか...?」
リリアナ「雨が降ってきたっ!もうちょっと早めに家に入ってれば良かった....結構これ濡れる!」
使用人クアン「お嬢様!ピクニック日和ですね!」
リリアナ「(んなわけあるか)e?ぬ、、ぬれるわよ?絶対風邪引くし やめた方がいいと思うわ!ピクニック 日和 じゃないし 全然!」
リリアナ「(あと多様性だから言わないけど 絶対風邪が引きそうな水着はいつもきてるわよね、私の感覚が麻痺しそうで怖い)」
母のコア「あら?絶好のピクニック 日和 じゃない?多分」
リリアナ「(お母様!!!!!お母さんは ならまだまともに戻ります!!!!!)」
父のキラ「ピクニック日和だと聞いて仕事を早めに終わらせてきたが....」
リリアナ「(お父様なら 否定してくれますよね!?)」
父のキラ「絶好のピクニック日和だな!」
リリアナ「(そうだった、この家 全員 おかしいんだった)でも風邪が引きそうですしちょっとやめておきたいのですけれど・・」
母のコア「そんなわがまま言わないの!クアンくんにお弁当 作ってもらったんだから」
リリアナ「(あれれ〜?この展開知ってるぞぉ〜?デジャブだこれ !!)」
使用人クアン「お弁当です」
リリアナ「(城下町で200円で売ってるアンパンっ!!クアンは96%の確率でいつもお店のものを食べさせる、自分が作ったものとして)」
リリアナ「(それに気づかない私の家のみんなもそうだけど....天然と常識が狂ってるわよねこれ)」
母のコア「まあ!やっぱり美味しそうだわ!」
父のキラ「やはり 美味しそうだな」
リリアナ「そうですね(あきらめ)」

〇森の中
父のキラ「やっぱりここに来てよかったな、最高の景色だ」
リリアナ「(人によって価値が違うけど、ピクニックとしてはあんまり良い景色とは言えない気がする、うん)」
母のコア「まぁ!綺麗な青空!」
リリアナ「ですわね(完全なる諦め2)(どこが青空だよっ)」

〇綺麗な部屋
  あれから私は楽しい楽しい....うん、楽しい 楽しいピクニックが終わった
  ....なぜか私だけ風邪を引いた、なぜ
リリアナ「さむっ!さむいぃだるい」
使用人クアン「風邪とのことで飲み物とご飯を持ってきました」
リリアナ「一旦どっちも 飲み物だし、どっちもお酒だし、ばれたら公爵令嬢スキャンダルとして社交界の夫人の笑い話にされるよそれ!」
使用人クアン「分かりました、もう一杯ですね!」
リリアナ「いりません!!」
  私のツッコミの日常はまだまだ 広がっていくのだった

〇殺風景な部屋
リリアナ「いやツッコミの日常って何!?!?!?!?!?!?!?!?!?!?!?!?!?!?」

次のエピソード:エピソード2

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