プロローグ(脚本)
〇雲の上
昔々、あるところに仙人がいました。
周りの人達「仙人様バンザイ!!」
周りの人達「仙人様いつもありがとうございます」
仙人は数百人の人にとても感謝されており、とても誇らしげでした。
〇赤(ダーク)
?「待って!本当にそれでいいの?」
チクッ
●千年前の昊天(ハオティエン)(何故でしょうか?たまに心が痛むのです。気のせいでしょうか?)
ふと思い仙人は足元を見ました。
〇骸骨
すると何百人、いや、何千人、何億人の屍が足元にたくさん積み上がってゴロゴロと転がっていたのです。
周りの人達「いや〜仙人様のおかげで邪魔な人間が片付けられましたね〜」
周りの数百人の人達は怖いことを嬉しそうに話していました。
仙人は気がついてしまったのです。
「間違えた事をした」と
〇雲の上
しかし仙人は「知らないフリ」をし始めました。
●千年前の昊天(ハオティエン)「私が間違えるわけがない。私が正しいはずだ。私が間違えるわけがない。私が正しいはずだ。私が間違えるわけがない。私が正...」
そう心の中で唱える事で壊れない様にしていました。
ー違和感を除いては
〇密林の中
やがてその違和感を邪魔だと仙人は切り離して竹林の中に捨てていきました。
?「...いつかあなたの気持ちが安まりますように」
?「...おや?」
?「赤子じゃないか...この姿だと育てづらいから肉体を変えるか...」
今の今、これは竹林の中の「仙人の違和感」とその「違和感に育てられた子ども達」のお話。
誰でも持ち得る葛藤、違和感、自問自答など
人々に崇め奉られる存在になると、そういったものを切り捨てなければならないのでしょうね。
これからの展開が楽しみです。
仙人ってなんでも完璧ではないんですね。千年以上生きていても、違和感が存在するからにはまだまだ未熟ですか。今竹林の赤子はどう成長するかな。
人を騙すわけじゃないですが、自分のしてきたことってそれでよかったのかなって思う時ありますよね。
でも本能で自分が大事になり、これでよかったといい聞かせる。
自分と自分の戦いですね。