勇者にはほしい才能がある

東龍ほフク

11/VS 謎のバカ(羽虫)(脚本)

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〇西洋の街並み

〇戦線のテント
マモ「おい」
マモ「買い出しに行くが、何か欲しいものはあるか」
ギン「ノートを1冊、おねげぇしゃあす‥‥‥」
ギン「あとで立て替えるから」
マモ「それくらい、おごるわ」
ギン「やぁだ!」
マモ「はいはい」
ギン「ほげぇえええ‥‥‥」
ギン「あかん‥‥‥無理や‥‥‥」
ギン「コレ、パンチ弱いやん‥‥‥」
ギン「でも、キャラ的にこの行動しか‥‥‥」
ギン「‥‥‥?! そもそも、キャラ設定が間違っていた‥‥‥?!」
  ※「もっといい展開や演出はないか」と
  悩んでは「そもそも‥‥‥」とか
  根本的な事を悩みだすあるある(?)

〇空

〇戦線のテント
マモ「ただいま」
ギン「おかえりぃ」
マモ「おい、大変だ」
ギン「なんだ? 魔物でも出たか?」
マモ「それよりも大変だ」
ギン「?」
マモ「ノートはおろか、この街では 文房具が売られていない」
ギン「ほゎ?!?!?!」
マモ「何者かに大量に盗難されたそうだ」
ギン「なっ、えっ、えっ‥‥‥」
ギン「地味に困る‥‥‥!!!!!」

〇西洋の街並み
ギン「あのぉ〜」
街の娘「はい?」
ギン「この街では最近、文具がゴソっと 盗まれている‥‥‥そうじゃないですか」
街の娘「そうなのよ〜、旅の人!!!!」
街の娘「もう、ヨソから入荷しても入荷しても 気が付いたら鉛筆1本までも盗まれてるの!」
街の娘「不便ったらないわ!」
ギン「何か、原因とか心当たりはあるんですか?」
街のショタ「ぼく、夜中に窓から見たよ!」
街のショタ「でっかい、妙な羽虫が鉛筆や ノートをふらふら運んでるの!」
ギン「でかい羽虫ィ? 魔物かぁ?」
街のショタ「だから、おえかきが出来なくて つまんない‥‥‥」
街の娘「私も、新しいノートがないと勉強に支障が‥‥」
ギン「ソレをとっ捕まえたりとか、 対策はしていないんですかね?」
街の娘「‥‥‥毎年この時期は、もう雪が降ったり 降らなかったりな気候なはずなんだけど‥‥‥」
街の娘「ほら、最近バカみたいに暑いじゃない?」
街のショタ「体調を崩している人ばかりで、 それどころじゃないんだよぉ‥‥‥」
ギン「なるほど‥‥‥」

〇空

〇西洋の街並み
ギン「と、いうわけで文具泥棒を 捕まえたいと思いまっす!」
マモ「‥‥‥で、アレは正気か?」
  ※ギン達から少し離れた地面には、
  鉛筆やねり消し(ギンの私物)などの
  文房具が散乱している
ギン「文房具まいときゃ、 その羽虫飛んでくるんじゃね?!」
マモ「正気かよ」
ギン「正気だよ」
マモ「こんな事しているヒマがあったら、 原稿を‥‥‥」
ギン「‥‥‥しっ!」
???「あっ!  こんなところに えんぴつ おちてる!」
ギン「今だ!!!!!」
  ※手にしていた網を対象に向かって
  投げるギン
???「えっ‥‥‥!?」
???「わっ、わっ、わっ、なに‥‥‥?!」
ギン「観念しろーぉい!!!! 文具泥棒ぉ!!!!!!」
???「?!?!?!?!?!」
???「うわっうわっ、えっ、えぇえええ!!!!!」
???「ドゥイプーワッッ!!!!!!」
ギン「なっ‥‥‥?!」
ギン「消えた‥‥‥?」
マモ「ほぅ‥‥‥転移魔法を使うという事は、 相当の手練(てだれ)だぞ」
マモ「それを使いたくても、雑念が邪魔して 使えない魔道士が多いというのに‥‥‥」
ギン「‥‥‥しかしなぁ」
ギン「お前、あいつの声を聞いて気付いたか?」
マモ「あぁ」
マモ「間違いない、相手は‥‥‥」
「あいつはバカそうだ‥‥‥!」
ギン「で、何で叩いてくるんだよ!」
マモ「最初に突き飛ばしたのは、どっちだ? あ?」
ギン「軽く押しただけで、あんなに吹っ飛ぶ とは思わなかったんだよ!」
ギン「すんませんねっ!」
マモ((‥‥‥軽く押されただけで  ずっこけた俺が悪いのだろうか?))
  ※ギンの『軽く』は
  だいぶ強いから気にするな!

〇黒
  〜次の日の夜〜

〇西洋の街並み
  ※昨晩同様に、文房具が地面に
  散らばっている
ギン「‥‥‥なんだろうな」
ギン「奴は懲りずに、また来てくれる気がする」
マモ「なんだろうな‥‥‥ 昨日の事も忘れて、また来る気がする」
「そんなような”バカ”の声をしていた」
ギン「隠れる事すら、しなくていい気がする」
???「あっ! えんぴつが おちてるぅ〜!」
  ※小さい何者かが、地面の文具を
  拾い集めている
ギン「もう、直接捕まえたほうが早そうだな」
???「ぎゃあっ???!!!!!」
  ギンは、右手で“何か”を捕まえた。
???「ぐぇえぇ‥‥‥! なんなんだ、おまえぇええ!!!!!!」
ギン「あのさぁ、お前‥‥‥。 昨日の今日で何も警戒心なく来るの何でよ?」
???「きっ、きのうのきょう‥‥‥?」
???「きのう、なにかあったっけ‥‥‥?」
ギン「‥‥‥で、お前なんなんだよ。 なんで街の文具を盗んでるんだよ?」
???「は? そんなん きまってるだろ?!」
???「えんぴつやノートが なければ べんきょう しなくて すむんだぜ!!!!」
ギン「ふぁ??????!!!!!!」
???「だから、ヴァは ぶんぼうぐを このよから なくして みんなを べんきょうから まもるんだ!」
ギン「マモ‥‥‥マモっ!」
マモ「落ち着け」
ギン「こいつ、何を言っているんだ‥‥‥?!」
???「グェエエエ‥‥‥!」
マモ「おい、握りつぶしすぎるなよ」
???「くっそう‥‥‥ こうなったら、ヴァはにげるのだぁ‥‥‥!」
???「ドゥイプーワッ!!!!」
「え」

次のエピソード:12/バカ、本狂いに読書を勧められる

コメント

  • デジタルに慣れきってるので、改めてアナログ(文房具)の大切さを思い出す……って、それどころじゃなくて!!!😭
    ひ〜、殴り合いかわいいとか昨日のこと覚えてないヴァガたん可愛いとか言ってる場合じゃな……エフェクトでうまい具合に捕獲シーンを再現していて拍手!👏

  • 苦言するマモさんも吹っ飛ばすギンさんも意味があるのが、本当にたまらなく好き。私、お涙ちょうだいもただイタズラに主人公たちを酷い困難に導くのも嫌いで、やっぱリコさんの話面白いなぁ…🤤💕
    バカ君可愛すぎるが、右手が…!!スチルのマモさんベッドにガバァしたい…!!💖

  • ちょっと抜けてるかわいらし〜い妖精くんが出てきたと思ったら…え…?右手…?持っていかれた?
    ヒーラーのマモがいるから何とかなるんです…??

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