エキサイティングJスピリッツ~Jの意志を受け継ぐもの~

イグニス

第1話「エキサイティング!!その男の名は、ジョー!!」(脚本)

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イグニス

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〇地球
  Jの意志
  それは、「伝説の男J」が残したもの・・・
  噂では、力の象徴であり、誰もが羨むものでもある・・・
  ・・・らしい
  だが、まだ誰にも解明されず、誰も継承されずにいたのだった・・・
  そんなよく分からないもののために、日々戦う強者たちがいる・・・
  しかしながらも、この戦いに革命を起こそうとする1人の若者がいた
  そう、彼の名は・・・
  あれっ!?
  こんな真面目なナレーションで、いいの・・・か??
  こんなイメージじゃなかった気がするけど・・・
  おっと誰か来たようだ
  では記念すべき第1話をご覧下さい~
  最後まで、ごゆっくり~

〇ゆるやかな坂道
???「待てぇぇぇぇええええええ──!!」
怪しい人「ひっ──!? こっちに来るな──!!」
ジョー「待てや、ごらぁぁぁああああ──!!」
ジェイク「そこだっ──!!」
怪しい人「ぁっぎゃっ──!!」
怪しい人「痛ぇぇぇぁああええあ──!!」
ジョー「俺のハチミツホットコーヒーを怪我した罪は重ぇからなぁ・・・!! 覚悟しろよ──!!」
ジェイク「君の行いを許すわけにはいかない・・・」
怪しい人「っ──!!」
怪しい人「お助けをぉぉぉぉおおおおおお!!!!!!!!」
???(ふ~ん、あの2人ですね~)
???(これは、おもしろくなりそうですね~)
???(いつかあなた達と会う事になるでしょう)
???(その時まで、待っててくださいねぇ~)
???「ぅふふふふふ──!!」

〇公園のベンチ
ケイト「先ほどは、本当にありがとう」
ケイト「無事に盗まれたものが帰ってきたわ」
ケイト「ほっんとうに、ありがとう──!!」
ジョー「いやいや、どうってことないじゃん」
ジョー(そういや、盗まれてたこと・・・)
ジョー(忘れてたなんて、言えねぇじゃん・・・)
ジェイク「じゃあ、僕たちはこれで・・・」
ケイト「あっ、ちょっと待って!! お礼を・・・」
ケイト「何よ、こんな時に・・・」
ケイト「はい、もしもし・・・」
ジョー「なあ、そろそろ行こうぜ?」
ジェイク「ああ、そうだな」
ケイト「えぇ────!!!!!! ちょっと待って下さいよ────!!!!」
ケイト「クビはないでしょ、クビ──!!!!」
ケイト「あっ、ちょっ・・・」
ケイト「う・・・」
ジョー「え!?」
ジェイク「──!?」
ケイト「どうしてよ────!!!! 会社クビにされた────!!!!!!」
ジョー「困ったなこりゃ・・・」
ジェイク「ああ・・・」

〇おしゃれな大学
  翌朝
トム(今日から大学か)
トム(念願の大学生活楽しまなきゃ!!)
トム(あっ、自己紹介忘れるところだった!!)
トム(僕は、トム)
トム(今年の4月から大学生になるんだ)
トム(世間では、謎のファイターが戦って騒がしているみたいだけど・・・)
トム(まっ、僕には関係ないね☆)
トム(キャンパスライフが、僕を待ってるんだ~!!!!)

〇繁華な通り
???「ぎゃぁぁあ、はっはは──!!!!」
スコーピオンKU☆BO☆TA「俺様のナイフさばきにひれ伏しな~」
スコーピオンKU☆BO☆TA「あひゃぁ、あひゃぁ────!!!!」
スコーピオンKU☆BO☆TA「逃げろ、逃げろ────!!!!」
スコーピオンKU☆BO☆TA「へへ、やったぜ」

〇商店街の飲食店
ジョー「ぅくはぁ~」
ジョー「やっぱ、ハチミツホットコーヒーうめぇなぁ、おい!!」
ジェイク「・・・」
ジョー「何黙ってんだ?」
ジョー「いつもならここで反論するのに、どした?」
ジェイク「いや、ちょっと昨日のことを思い出しただけだ・・・」
ジェイク「あの女め・・・」
ジョー「ああ、あれね?」
ジョー「確かに俺っちもキツかったじゃん・・・」

〇大衆居酒屋
ケイト「いやぁ、もうだからね~」
ケイト「がんばって、やってやったのよ~」
ケイト「なのに・・・」
ケイト「なのに──────!!!!!!」
ケイト「あのハゲ────!!!!」
ケイト「許さないんだから──!!!!」
ジェイク「たくっ、なんでこんなことに──!!」
ジョー「仕方ないじゃん??」
ジョー「やけ酒するとか言うからさ、心配じゃん??」
ジョー「こうすれば、恩返ししたってことで?」
ジェイク「だが、あの女めんどくさい・・・」
ジェイク「情緒不安定すぎるだろ・・・」
ケイト「何か言った────!?!?」
ジョー「いやいや、何でもねぇじゃん!! せっかくだし、じゃんじゃん飲もうぜ──!!」

〇商店街の飲食店
ジョー「あの後、切りのいいところでタクシーに乗せて帰らせたよな~」
ジョー「そこまでの時間が地獄だったな・・・」
ジェイク「もうごめんだな・・・」
ジョー「んなことより、これ飲んで昨日やれなかったファイトをやろうぜ?」
ジョー「うずうずしてきたころじゃないか~??」
ジェイク「ふんっ、望むところだ」
ジェイク「今回も僕が勝つことを証明しよう」
ジョー「これは──!?」
ジェイク「何か事件があるようだな──!?」
ジョー「もしかしたら”あれ”がいるんじゃねぇか?」
ジェイク「かもしれないな」
ジョー「よしっ、行こうぜ──!!」
ジェイク「ああ──!!」

〇おしゃれな大学
トム「さて、次の授業はっと・・・」
トム「えっ、何この騒ぎは!?」
スコーピオンKU☆BO☆TA「あひゃぁ、あひゃぁ──!!」
スコーピオンKU☆BO☆TA「俺様に屈しろ────!!!!」
スコーピオンKU☆BO☆TA「さあ、俺にかかってくるやつはいねぇのかぁ?あぁん──??」
トム(やばい、やばい、ばれたらまずいって!!)
トム(早く逃げなきゃ・・・)
トム「あっ、やべっ──!!」
スコーピオンKU☆BO☆TA「そこにいるのは誰だぁん──??」
トム「ひっ──!?」
スコーピオンKU☆BO☆TA「おっと、まだ俺様を楽しませてくれる獲物がいたのか??」
スコーピオンKU☆BO☆TA「いいね!! 餌食になるといいぜぇ──!!」
トム「い、いやだっ!!」
スコーピオンKU☆BO☆TA「あばよっ──!!!!」
トム(もうだめか・・・)
???「ちょっと待ったぁぁぁあああ!!!!!!」
スコーピオンKU☆BO☆TA「ぅあぎぇえべぁええええええ!!!!!!!!」
トム「えっ、これはいったい・・・」
ジョー「そこまでだ悪党野郎──!!」
ジョー「これ以上好きにさせないぜ!!」
トム「あなたは誰??」
ジェイク「ケガはないか?」
トム「うわぁっ、びっくりした!!」
トム「あの人を知ってるんですか?」
ジェイク「あいつは、ジョー」
ジェイク「僕の仲間だ」
トム「ジョーさんですか・・・」
トム「ちなみに、あなたは?」
ジェイク「僕は、ジェイクだ」
トム「どうもです、お二人のおかげで助かりました」
トム「一体あのチンピラみたいなやつは何なんですか!?」
ジェイク「説明すると難しいんだが、とりあえず邪悪な力が宿ってるみたいなんだ」
トム「邪悪な力??」
ジェイク「詳細は僕にも分かってないが・・・」
ジェイク「分かってるのは、邪悪な力を浴びるとあんな化け物みたいになるらしい」
トム「よく分からないですけど、めっちゃ迷惑ですね・・・」
スコーピオンKU☆BO☆TA「おい、貴様──!!」
スコーピオンKU☆BO☆TA「俺様を邪魔して、ただで済むと思うなよ──!!」
ジョー「へっ、どうだがな」
スコーピオンKU☆BO☆TA「くらえ──!!」
ジョー「おっと!!」
スコーピオンKU☆BO☆TA「なにぃ──!! 当たらないだとぉ──!!」
ジョー「遅すぎて、当たんねぇじゃん!!」
スコーピオンKU☆BO☆TA「ぐほっ!!」
ジョー「後は、警察に突き渡すかね~」
スコーピオンKU☆BO☆TA「うぅへへ、隙あり──!!」
トム「あっ、危ない!!!!」
ジェイク「大丈夫だ、問題ない」
トム「ええ、でも──!!」
ジョー「──!!」
スコーピオンKU☆BO☆TA「うっ、眩しいぃぃいい!!!!」
ジョー「俺っちを怒らせたいんだな・・・」
ジョー「だったらよ・・・ 覚悟しろよ、このモヒカン野郎────!!!!!!!!」
スコーピオンKU☆BO☆TA「うぇぎゃぁぁあ──!!!!!!」
ジョー「必っ殺──!!!!!!!!」
ジョー「エキセントリックゥゥゥウウウウウウウ──────!!!!!!!!!!!!」
ジョー「チャージィィィィィイイイイイ──────!!!!!!!!!!!!」
スコーピオンKU☆BO☆TA「うごぉあぇえぉあわぃやぇあああああああああああああ──────────!!!!!!!!」
  エキセントリック・チャージ
  それは、自身に”エレメント”の力を集中させることで、強力なビームを放つ技である
  正拳突きの構えをして、右手の拳の先から強力なビームを放ち、敵に大ダメージをあたえることができるゾ
トム「えぇぇぇぇぇえええ、あんなのありなのぉぉぉおおおお──!?」
トム「どうなってるんですか、あの人──!?」
ジェイク「これでいちいち驚いてたら、キリがないぞ」
トム「えぇ・・・」

〇寂れた雑居ビル
  ジョーとジェイクの仕事場

〇漫画家の仕事部屋(物無し)
ジョー「ふぅ~、着いた、着いた~」
ジョー「やったじゃん、俺たち!!」
ジェイク「まあな」
トム「へぇ~、ここが事務所ですか~」
トム「こういうの、憧れちゃうな~」
ジェイク「別に付いて来なくてよかったんだが・・・」
ジョー「まあまあ、ちょっとくらい問題ないじゃん??」
トム「ところで、お礼の件考えてくれました??」
トム「どうかお礼させてください!!」
ジェイク「別にいらないって言ってる」
ジョー「できればトムの期待に応えたいけど・・・」
ジョー「なあトム、さっきも言ったが俺っちらは・・・」
???「あれ、トム!?」
トム「えっ、姉さん!? 何してるのこんなところで!?」
ケイト「どうしたって、新しい職場がここなのよ~」
トム「まじか~、姉さん昨日クビになったって聞いたから・・・」
トム「こんなことあるんだね・・・」
ケイト「ほんとよかったわ!!」
ケイト「ここのオーナーがちょうど募集していたみたいだから、すごくラッキーよ!!」
ジェイク「なっ、聞いてないぞ、こんなこと──!?」
ジョー「しかも、昨日ぶりじゃん・・・」
ケイト「あらっ、あなたたちじゃない!?」
ケイト「昨日の記憶が途中から曖昧みたいなんだけど、改めてありがとね!!」
ケイト「今日から仲間としてよろしく頼むわ、ジョー、ジェイク!!」
ジェイク「馴れ馴れしくするな・・・」
ジョー「ま、まあ、よろしくじゃん・・・」
ケイト「ついでに、トムもここで働きなさいよ!!」
ケイト「ちょうどバイトも欲しかったし、あんたもバイトやりたいって言ってたし、ちょうどいいじゃない♪」
トム「え」
トム「えぇぇぇええええええええ────────────!!!!!!!!!!!!」
  さて、ひょんなことから始まった悪者退治
  ジョーとジェイクたちの戦いに巻き込まれながらも
  トムは仲間の1人として輝けるのか・・・
  ・・・なのかなぁ???
  ぜひ今後の活躍を楽しみにしてくれ~
  ヾ(@⌒ー⌒@)ノ
  最後に、ここの事務所名が分かるみたいだぞ
  ( ^ω^)ワクワク
トム(あっ、これは事務所名か)
トム(どれどれ・・・)
  エキサイティング☆J☆スピリッツ
トム(まじか~(´・ω・`))

〇パチパチ
  さあ、次回予告の時間がやって参りました~!!
  いやぁ、とてもおもしろ・・・あ~れ~!!!!
ジョー「ここからは、俺たちで次回予告を仕切るぜ!!」
ジョー「いやぁ、あのスコーピオンKU☆BO☆TAっていうやつ、騒がしかったじゃん??」
ジョー「更に暴れないか、ドキドキハラハラしたじゃん??」
ジェイク「まあ、ジョーほどではないと思うけどな」
ジョー「そりゃあ、ないじゃん!?」
ジョー「んなことより、次回予告やらなきゃ!!」
ジェイク「そうだな、はじめるか」
ジョー「それでは、次回、「エキサイティングJスピリッツ~Jの意志を受け継ぐもの~」第2話──!!」
ジョー「華麗に見参!!その男の名は、ジェイク!!」
ジョー「次回も見てくれなきゃ、最大級にGo to Heaven~♪」
ジェイク「そこまでやる気ないんだけどな・・・」

次のエピソード:第2話「華麗に見参!!その男の名は、ジェイク!!」

コメント

  • なんかノリがめっちゃ好きですw
    このまま「はちみつホットコーヒーを飲んでるけどトラブルが起きて最後まで飲めない」ジョーが見たいですねww

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