並行異界探索記

れいみー

滅びた世界の神 その1(脚本)

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〇コックピット
アニマ•ルーナ「・・・・・・(回想)」
???「この世界の運命は確定した!◼️◼️の化身である我が、全てを破壊してやろう!」
???「貴様は弱い◼️だな!感情を持ち人質に惑わされるなぞ、笑止。世界よりも◼️を取るとはな!」
???「大丈夫よアニマ・・・私がこの世界の◼️になるから。きっと耐えてみせるから貴方はここを出て対抗手段を考えなさい」
???「ここでずっと待っているわ。この現象の原因を突き止めるのよ!」
アニマ•ルーナ「────俺のあの時の選択は・・・」
???「ちょっと?大丈夫?起きなさい」
アニマ•ルーナ「あ、ああ。少し昔を思い出してね」
レミ=アルシオン「あら、何を思い出してたの?」
アニマ•ルーナ「昔の・・・思い出したくもない出来事さ。 失ったものが多すぎた・・・」
アニマ•ルーナ「必ず助けますから・・・君なしでは生きられない」
レミ=アルシオン「それにしても、私達の世界の神は酷いわ! 世界よりも、個人的な事情を優先したもの!」
レミ=アルシオン「さらには自分とその仲間たちは、生きる事を優先し次元を渡り歩くのを選んだ」
レミ=アルシオン「そんな酷い神がいたから、私達の世界は滅んだのよ」
アニマ•ルーナ「・・・・・・」
レミ=アルシオン「あら、どうしたの?」
アニマ•ルーナ「別に。ところでその話、誰に聞いたんだ?」
レミ=アルシオン「私の先祖が残した、神に関する書物よ。 かの大戦での私情に走った裏切り、愚行etc・・・それら全て伝わってるわ」
アニマ•ルーナ「なんというデタラメを・・・ 人・・・いや神の苦労も知らないで!!」
レミ=アルシオン「あなたもしかして・・・」
アニマ•ルーナ「(ギクッ)」
レミ=アルシオン「あの愚かな神のファン? 本物な訳あるまいし」
アニマ•ルーナ「────── そうだな、アレのファンだよ」
レミ=アルシオン「!!!!そうなの!? なら、あの神の話はしないようにするわね」
アニマ•ルーナ「ああ。そうしてくれると助かるよ」
アニマ•ルーナ「な、なんだ!?」

〇基地の広場(瓦礫あり)
  時は遡り数ヶ月前
  とある世界のとある研究所そこにいたのは・・・
レミ=アルシオン「ここかな・・・」
  彼女は数千年前滅びた世界の住民
  滅びたと言っても、世界が消えたとかではなく
  街は荒廃し、住民の8割は死に絶え生き残りの子孫が生きる事に精一杯で暮らしていた
  世界の管理者である神々は立ち去り、住民を置き去りにしていった
  そしてここは神々の工房であり研究所だった廃墟である
レミ=アルシオン「伝承にある神々は傲慢な愚神だけど、本当にそうだったのかな?探究心が沸るわ!」
レミ=アルシオン「探索してみましょう」

〇近未来の通路
  そこにはありえない光景があった
  この世界のものとは思えないほど発展した場所だった
レミ=アルシオン「この世界の管理者は相当な技術力を持ってたようね・・・」
レミ=アルシオン「もっと奥へ行ってみましょう」

〇研究装置
レミ=アルシオン「この部屋は・・・」
レミ=アルシオン「これは・・・スイッチ?」
レミ=アルシオン「押しちゃえ!!」
システム?「スイッチの起動を確認。 これより次元転送を開始ます。 目的地は主神◼️◼️◼️が滞在中の世界へとワープします」
  聞き取れない名前と共に、何やら不吉な音声が・・・
レミ=アルシオン「ちょ・・・次元転送ってどういう・・・」

〇森の中
  気がついたら森の中だった

次のエピソード:滅びた世界の神 その2 怪しい女神様

コメント

  • 神に見放されたポストアポカリプスの世界にたたずむ少女は絵になりますね。好みの世界観で引き込まれました。アニマ・ルーナの存在や過去も謎に満ちていますが、とにかくレミが次元転送されてから現在まで何があったのか気になります。

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