ミラクルマジカルガール

どんぐり

アンガー襲来!師走の大熱戦!(脚本)

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〇魔王城の部屋
クライ「惨敗するとは!!」
「彼らも結構腕を磨いております・・・」
クライ「どうしていい結果が残せんのだ!!」
アンガー「私が行こうか」
クライ「アンガー!!貴様今までどこに!?」
アンガー「チアフルキングダムの住民を奴隷としてこき使わせてきました」
ダークネス「で、私たちを差し置いて行こうと思ったの!?」
アンガー「はい」
クライ「まあいい。行ってこい」
アンガー「行ってきます」
ダークネス「私は!?」
クライ「当面お預け」
ダークネス(今に見てなさい!)
ヘイト「ボス、私の出番は?」
クライ「心配するな。お前はチアフルキングダムを制圧させた立役者だしな。ちゃんとチャンスを与える」

〇リサイクルショップの中
  クリスマスを目前に控えたある日のこと。
ドクター・クワイエット「クリスマスシーズンが目前ですな」
大久保樹「ああ!毎年恒例のイルミネーションも楽しみだぜ」
ハートフル「クリスマスが楽しみですね、博士」
ドクター・クワイエット「姫様たちの小さかった頃を思い出しますよ」
ハートフル「博士ってば!!」
春野桃子「そういえば私たちもクリスマスイベントに招待されてるわね」
大久保樹「地域のイベントだもんな」
夏木藍衣「そういえばクリスマスツリーの装飾も綺麗だったわ」
冬元茜音「今朝テレビでやってたわ」
秋月萌黄「私も見たの!!」
デライト「そういえば冬といえば、この前こんなチラシを貰ったよ」
秋月萌黄「見せて!!」
冬元茜音「寒中水泳のお知らせ?」
デライト「つまり、冬の水泳さ。冷たい川の中でやるんだよ。僕も昔やった記憶があるよ」
秋月萌黄「初めての寒中水泳、できるかしら?」
デライト「大丈夫。ちゃんと暖かくして入れば問題ないよ」
秋月萌黄「そっか。大晦日の紅白歌合戦とカウントダウンも楽しみね!」
ジョイフル「ただいまー!!」
グレートフル「おかえりー、兄さん!!」
ジョイフル「今日会合があってさ、年末年始シーズンに関する話があった」
秋月萌黄「どんな話?」
グレートフル「聞かせてよ!!」
ジョイフル「それがな・・・・」

〇大会議室
  公民館にて。
魚屋の店長「それではこれより、会合を始めます。今回は年末年始シーズンに関する話です」
ケーキ屋の店員「12月といえばクリスマスもありますので、クリスマスケーキの販売をしたいですね」
和菓子屋従業員「いいアイデアですね」
ジョイフル「ですが、フードロス対策もしないといけませんね・・・」
ケーキ屋の店員「それでしたらケーキは完全予約制はいかがでしょうか?」
魚屋の店長「なるほど。いいアイデアですね。予約制にすればフードロスも減らせます」
ジョイフル「それ、賛成です。後、スタンプラリーのイベントはいかがでしょうか?」
魚屋の店長「いいアイデアですね」
ケーキ屋の店員「イベントの件も決めたいですね」
八百屋の店長「うちとしては、クリスマスイベントの一環で、ショーっていうのもいいもんだと思うんすけど・・・」
和菓子屋従業員「いいアイデアですね」
喫茶店の従業員「クリスマス限定メニューの開発もしていきたいですね」
八百屋の店長「いいアイデアですね。逐一討論を進めていきましょう。これで会合を終わりにします。お疲れ様でした」

〇リサイクルショップの中
ジョイフル「そういうわけさ。年末年始のイベントに関する話し合いをしてきた」
城之内花江「クリスマスにお正月って、胸がわくわくするイベントね!」
城之内珠璃「そうね!私たちもクリスマスシーズンに向けた準備を進めましょう!」
春野桃子「そうね!」
大久保樹「そういえば冬休みと言ったら、書初めとかの宿題もあるよな」
夏木藍衣「冬休みが始まったらすぐに取り組まないといけないわね」
秋月萌黄「大掃除やお正月の準備、年賀状も大事よね! 私も頑張らなきゃ!」
冬元茜音「冬休みは短いんだから、すぐに終わっちゃうわ! 私も冬休みの宿題とか、頑張らなきゃ!」
ジョイフル(そうだ!大掃除も早く始めなきゃ!)
  12月は何かと忙しいのである。

〇教室
  次の日。プログラミングの授業での出来事だった。
榎木麻衣「それでは、プログラミングの授業を始めます」
  先生は、タブレットを配布していく。
榎木麻衣「それでは始めましょう。 クリスマスがテーマです」
山下俊樹「わかりました!」
脇田こころ「まずは自分で動かしたいキャラクターとかを選ぶんですね?」
榎木麻衣「そうですよ」
脇田こころ「はい!」
榎木麻衣「動かしたいキャラクターが決まったら、インプットを進めていきましょう」
  脇田くるみは、桃子たちのクラスメイトで、彼女の親はプログラマーだ。
春野桃子「くるみちゃんのはプレゼントを持ったトナカイさんね。私のはこれよ」
脇田こころ「春野ちゃんのはサンタさんとそりね」
大久保樹「先生!こんな感じになりました!」
榎木麻衣「大久保さんのはクリスマスツリーと、くるみ割り人形ですね?」
大久保樹「実は、昔バレエでくるみ割り人形を見たことがあったんです」
榎木麻衣「先生も見ましたよ。森月先生とのデートで見ました」

〇劇場の座席
  回想。
森月正彦「僕、必死に頑張っていい席を確保したんです、榎木先生のために」
榎木麻衣「それで、ここになったんですね?」
森月正彦「そうなんです」
榎木麻衣(私のためにいろいろと・・・)

〇教室
夏木藍衣「そうだったんですね」
三村泰「妹が昔くるみ割り人形の劇を保育園でやってたの、今でも覚えてます」
秋月萌黄「私の姉も、演劇部でくるみ割り人形の劇をやったことがあるっていってました!」
冬元茜音「私も妹によく読み聞かせてました!喜んでましたよ!」
江口充「僕も兄と一緒にくるみ割り人形の映画、見たことあります!」
榎木麻衣「クリスマスにピッタリのお話といえますね」
  メンバーは、プログラミングの授業を進めていった。

〇川に架かる橋
  帰り道での出来事。
春野桃子「もう直ぐクリスマスだったから、今日のプログラミング、楽しかったわ!」
大久保樹「俺、将来はプログラマー目指してるから、プログラミングの授業、楽しいんだ!」
夏木藍衣「プログラミングって、色々考えるから続くのよね」
秋月萌黄「クリスマスもそうだけど、お正月も楽しみね!」
冬元茜音「だけど、冬休みの宿題に大掃除だって重要よ!」
秋月萌黄「早く予定立てなくっちゃ!年賀状だって大切ね!」
夏木藍衣「そうね。私も早く書くわ」
春野桃子「書き初めの宿題もあるから、頑張らないとね!」
  その時だった!
アンガー「楽しい冬の話もここで終わりだ」
春野桃子「あなたには関係ないわよ!」
アンガー「うるさい!!出てこい、スーパーディザスター!!」
ディザスター「ディザスター!!」
アンガー「今日のターゲットはこいつだ!!」
  木のそばにあった大きな石に憑依したディザスター。
春野桃子「変身するわよ!!」
大久保樹「ああ!!」
「オッケー!!」

〇キラキラ
「ミラクルマジカルチェーンジ!!」
「ミラクルマジカルチェーンジ!」
チアフルスマイル「チアフルスマイル、可愛く登場!!」
チアフルシック「チアフルシック、可憐に登場!!」
チアフルポップ「チアフルポップ、元気に登場!!」
チアフルエレガント「チアフルエレガント、美しく登場!!」
チアフルナイト「チアフルナイト、果敢に登場!!」
「私達、ミラクルマジカルガール!!」
「みんなの笑顔と幸せ、守ってみせる!!」

〇川に架かる橋
アンガー「今日こそお前たちの最期だ。やっちまえ!!」
スーパーディザスター「スーパーディザスター!!」
チアフルナイト「ミラクルマジカルウォッチ、タップ!!」
チアフルナイト「喰らえ!!」
チアフルスマイル「ミラクルマジカルウォッチ、タップ!!」
チアフルスマイル「それっ!!」
チアフルシック「ミラクルマジカルウォッチ、タップ!!」
チアフルシック「それっ!!」
チアフルポップ「ミラクルマジカルウォッチ、タップ!!」
チアフルポップ「それっ!」
アンガー「しまった!!」
チアフルエレガント「ミラクルマジカルウォッチ、タップ!!」
チアフルエレガント「行くわよ!!」
アンガー「くそーっ!!」
チアフルスマイル「とどめを刺すわよ!!」
チアフルナイト「ああ!!」
「オッケー!!」

〇カラフル
チアフルスマイル「チアフルスマイルハート!!」
チアフルシック「チアフルシックハート!!」
チアフルポップ「チアフルポップハート!!」
チアフルエレガント「チアフルエレガントハート!!」
チアフルスマイル「ナイト、お願い!!」
チアフルナイト「ああ!!」
  大きな四つ葉のクローバーが完成した!!
「ミラクルマジカルハートライト、オン!」
「ミラクルマジカルブレスレットよ、私達に力を!!」
「ミラクルマジカルハートライト、オン!」
「ミラクルマジカルブレスレットよ、私達に力を!!」
  クローバーから溢れ出る無数のハート。
「ミラクルマジカルクローバーアターック!」
「ミラクルマジカルクローバーアターック!!」
「ミンナハッピー・・・」
「みんな明るく、」
「笑顔♪」

〇川に架かる橋
アンガー「次はそうはいかないからな!!」
春野桃子「さ、早く家に帰って宿題とかしないとね」
大久保樹「大掃除の計画とかも練らないとな」
冬元茜音「そうね。年賀状も早く描かなくっちゃ」
夏木藍衣「私は既に書く人は決めてるわ」
秋月萌黄「年末年始の準備って、本当にワクワクするわね」
冬元茜音「そういえば私のお父さん、今度忘年期で遅くなるって」
春野桃子「私たちも忘年会やりたいけど、まだお預けね」
夏木藍衣「そういえばジョイフルさんたちは年末年始どうするのかしら?」
春野桃子「商店街も今が忙しいしね」
秋月萌黄「早いうちに準備して、年末年始を有意義に楽しみましょう!!」

〇シックなリビング
  その夜。
春野正幹「桃子、やけに張り切ってるな。どうしたんだい?」
メリー「冬休みに向けて準備ですって」
春野雫「年賀状書いたり、大掃除とかするって、張り切ってたのよ」
春野桃子「楽しい年末年始のためにも、早く大掃除して、年賀状も書かないとって、決めたの」
春野雫「しっかり、頑張らないとね」
春野桃子「うん!!」
  年末年始に向けて準備に励む、桃子であった。

次のエピソード:年の瀬の衝撃!ヘイト襲来!

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