竜の卵

尾長イルカ

第3話 キスメット(脚本)

竜の卵

尾長イルカ

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〇赤(ライト)
  チュロスがキス(人工呼吸)したと
  誤解している姫
パンナコッタ姫「泥棒と結婚 泥棒と結婚 泥棒と結婚 そんな そんな そんな・・・」
パンナコッタ姫「超ヤベー やんごとなし!」
  上流と下流の 言葉がミックス

〇緑(ライト)
  どちらとキスしたか判断つかないチュロス
チュロス「侍女か?」
チュロス「こっちの女か?」
チュロス「どっち??」

〇青(ライト)
  謎の女 エクレアも彼を気に入っていた
エクレア「・・・・・・」

〇森の中の小屋
チュロス「泊めてくれて ありがとう」
エクレア「・・・・・・」
チュロス「助けてくれたのは 君だよね?」
チュロス「キス・・・じゃなくて 命の息を吹き込んでくれたのも」
エクレア「・・・・・・」
  頬を赤らめ 立ち去ってしまう
チュロス「違うのか?」
パンナコッタ姫「シーフ殿」
チュロス「お前か? 俺を助けてくれたのは? 息を吹き込んで・・・」
パンナコッタ姫「あないみじ(ひどい) 恥ずかし バカヤロウ!」
  姫も逃げ出す
チュロス「一体どっちとキスしたんだ?」
チュロス「そうだ! もう一度したら分かるぜ!!」
チュロス「名案だ 俺って天才!!」
  いや アホです

〇森の中
  木の間に縄を張る
チュロス「山菜を積みに来た彼女が 縄に引っかかって倒れる」
チュロス「枯れ葉の中に 俺は隠れている 彼女が倒れてきて・・・」
チュロス「これで唇を確認できる」
  やはり アホだった

〇森の中
  何も知らずに現れるエクレア
  ピンと張った縄に 足をとられて転ぶ
  草刈りのナイフが 顔の側に

〇水たまり
チュロス「危うく死ぬトコだった・・・」
チュロス「次は 池の水を飲むところを狙おう」
チュロス「彼女たちが水を飲む時に 池の中に潜んでいて・・・」
チュロス「口をつけた瞬間 水の中から!」
チュロス「これでOK 俺って天才!!」
  ただの犯罪者です

〇水たまり
パンナコッタ姫「なんじゃこれは!?」
  水中から出た竹筒に 手をかざす姫

〇森の中の小屋
チュロス「死んじゃうよ」
チュロス「結局 わからない・・・」
チュロス「あの子は違うのかな 近づくと逃げるし」
チュロス「やはり侍女の方か」
パンナコッタ姫(結婚の掟・・・どう切り出すかや)
「は 話がある・・・」
「そ そちらが先に💦」
「どうぞ どうぞ どうぞ・・・」
  互いに意識する チュロスと姫
パンナコッタ姫「毒はどうじゃ?」
チュロス「痺れは取れた あの子の出す 料理のお陰だ」
パンナコッタ姫「何者じゃろ? あの娘・・・」
チュロス「しゃべらないので さっぱり分からない」
  ぎこちない2人
パンナコッタ姫(泥棒の弟子は 面白いが 泥棒の花嫁は さすがに・・・)
パンナコッタ姫(ワクワクが止まらんぞ!!)
パンナコッタ姫(おとぎ話なら  泥棒の正体は王子じゃが まさか 本当はどこかの王子様?)
パンナコッタ姫(まさかな??)
チュロス(何を凝視してるんだ? 俺が泥棒じゃないってバレたか!?)
(まさかな・・・)
「アハハハハ オホホホホ」
チュロス「ちょっと用事が・・・」
パンナコッタ姫「わらわも・・・」
  互いにコソコソと離れる

〇森の中
チュロス(兄を救い出すまでは 素性がバレては・・・)
チュロス(しかし・・・あいつも本当に侍女かな?)
チュロス(料理も掃除も身支度も全然やらない というか できなさそうだし)
チュロス(そもそも態度が横柄だし 全然使用人らしくない)
チュロス(まさか姫様!?)
チュロス(──ないか! 姫が城から出るハズがない)
チュロス(だとしたら身分の高い女? 貴族か?)
チュロス(それなら卵探しに協力すれば 報酬がもらえる 兄を救えるかも!)
チュロス「しかし ドラゴンの卵なんてどこに?」
  木陰から様子を伺っていたエクレア
エクレア(ドラゴンの卵)

〇森の中の小屋
「アハハハハ オホホホホ」

〇森の中
エクレア「・・・・・・」

〇睡蓮の花園
エクレア「・・・・・・」
チュロス「どうした?」
エクレア「あうう あうう・・・」
チュロス「何だ 何が言いたい?」
エクレア「うう うう ああ ああ・・・」
チュロス「分からないよ ちゃんとしゃべってくれ」
エクレア(あなたに息を吹き込んだのは私 私なの!!)
エクレア「いい いい・・・」
チュロス「胃? お腹が痛いのか?」
エクレア「いき いき・・・」
チュロス「いき!?」
  激しく頷くエクレア
チュロス「そうか いきか!?」
エクレア(息 息よ!!)
チュロス「どこ行きたいんだ?」
  絶望的に勘が鈍かった
  泣いて立ち去るエクレア

〇けもの道
  悲しみに暮れる
エクレア(ドラゴンの卵!!)

〇森の中の小屋
  姫もチュロスを疑っていた
パンナコッタ姫「シーフ殿は 本当に卵の在処を知っておるかな? いぶかし いぶかし」
パンナコッタ姫「ヤロー! 嘘つきならぶっ殺すぞ!!」
  言葉の乱れが止まらない姫

〇睡蓮の花園
エクレア「・・・・・・」
チュロス「!?」
エクレア「!!」
チュロス「いま 何を・・・ やっぱり君が 俺にキスを?」
  ジェスチャーで 誤魔化すエクレア
チュロス「ジェスチャーゲーム?」
チュロス「何? 丸い物? ボール? お腹が出てる? デブ?  アッ 妊娠!?」
エクレア「・・・・・・」
  タップノベルでジェスチャーは厳しい!
チュロス「アッ 卵 竜の卵!?」
エクレア「!!」
チュロス「何? あっちの方向? 竜の卵の場所 知ってるってことか!?」
エクレア「!!!!」
チュロス「最高だ!! ありがとう!!」
  エクレアを抱きしめる
  大喜びでチュロスは
  姫に知らせに行く

〇月夜
  夜空に舞い上がる気分のエクレア
  そして実際 舞い上がった
  彼女の正体は・・・
  次回 乞うご期待

次のエピソード:第4話 竜の卵

コメント

  • 各登場人物の感情が見事なくらい噛み合わなくて……😂
    勘違い・すれ違いにチュロスのおバカ具合が加わって醸し出される、この愉快で残念な空気感がタマラナイですね😊
    笑ってストーリー本筋を忘れかけたところで、ちゃんと竜の卵を思い出させる絶妙な展開が👍

  • テンポ良く場面が変わり、読んでいて楽しいです!
    それぞれのキャラが立っていて続きが気になりますね♪

  • 面白かったです。龍が彼女なんて分かりませんでしたこの先も読んでみたいです

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