オカルト研究部の日常

NEKOMARU

音とホテルとサイエンス1(脚本)

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〇女性の部屋
  あの事件から、2週間がたち、夏休みに入り、1週間が経っていた頃。
  オカルト研究部は、この夏を有意義に使い。新しい記事を投稿しようと考えていた。
ゆずは「前回の記事結構いいと思ったんだけどな~」
のどか「あんまりアクセス数増えてないみたいだね~」
のりゆき「まあ、噂話なんてそんなものさ」
ゆずは「噂話じゃない、実体験じゃん」
のりゆき「そう思ってくれている人が少ないってことじゃないか?それに」
  のりゆきがスマホであるサイトと見せてくる。
のりゆき「こんな公式発表があったんじゃな~」
ゆずは「ぐぅぬぬぬ」
  そこには、例のうさぎのストラップを作っている会社の発表だった。
  噂の発信源こそ書かれていないが、
  製品に奇怪なメロディーを発する機能は、ないと
  断固否定、デマを信じないよう呼びかけていた。
のりゆき「とりあえず、次の調べるもの決めよう。この事件については終わった話だよ」
ゆずは「はぁーそうだね。でも何かある?」
  3人は、スマホやPCで調べるが、いいものが出てこなかった。
  1時間後
のどか「ゆず先輩、アイス買いにいきません?冷たいもの食べたい~」
  まどかは、ぐてーと机にうつ伏せになりながら言ってきた。
ゆずは「そうだね。一息いれるか~のりくんはどうする?」
のりゆき「なら、俺も行こうかな」
  3人で、近くのコンビニに行く事となった。

〇小さいコンビニ
ゆずは「外暑いーーー!」
のりゆき「だな~もうそろそろ着くからそれまで我慢だ」
のどか「ふぅーアイス食べたいー!」
のりゆき「もう目の前だぞ。頑張れ~」
  日差しが強い中なんとかコンビニに付き。
  冷房のきいた店内で涼みながら、アイスを選ぶ。
ゆずは「アイスいいのあるかな~」
のどか「私は、これにしよう」
  まどかは、棒付きのチョコレートアイスを選んだ。
  のりくんは、モナカとお茶を買うみたいだ。
  私は、抹茶アイスを選び、会計をすませ外に出た。
  外は、やっぱり暑く、蒸していた。
のどか「暑い~早く戻ろう-!」
ゆずは「そうだね~戻ろうか」
  と、話していたらのりくんが急に足を止めて、驚いていた。
のりゆき「なあゆずは、あの人さやさんじゃないかな?」
ゆずは「ん?どれどれ?」
  確かにそこにいたのは、さやちゃんだ。そして、その横にも人がいた。
  楽しそうに話している。
ゆずは「そのとなりにいる人は友達かな?」
のりゆき「多分そうなんじゃないか?」
  なんかすごい大人びた人だな~
  とゆずはが考えている内にコンビニを出て、歩道に出たあたりで、さやさんがこちらに気づいた。
  コンビニを出て、歩道に出たあたりで、さやさんがこちらに気づいた。
さや「あ、皆さん、こんにちは」
ゆずは「こんにちは~横にいるのは友達?」
さや「あ、いえこの方には夏休みの間、家に来て勉強を見てもらってるです」
ゆずは「あ~家庭教師的な感じ?」
さや「そんな感じですね~私の学力ちょっと危うくて、夏休みの間見てもらってるです」
  そんな形の流れで紹介され、家庭教師という女性と軽くあいさつをした
七瀬塔子「こんにちは、私は七瀬塔子です。よろしく。あなた達は、この子のお友達?」
ゆずは「はい、同じ学校で、最近知り合ったばかりですけど」
七瀬塔子「そうなんだ。もし勉強を見てもらいたければ、声かけてね一緒に見てあげるわ」
ゆずは「いえいえ勉強のほうは大丈夫なので、わざわざありがとうございます」
七瀬塔子「あら、そう?ううんいいの、さやちゃんのお友達だし、仲良くしたいなぁ~ってね」
七瀬塔子「まあ何か機会があったらゆっくり話しましょう。その袋コンビニで何か買ったの?」
ゆずは「そうですね。その時は是非に。はい。暑いしアイスを食べようかなと」
七瀬塔子「あらいいわね。そうだ。さやちゃん。家帰る前にアイス買ってかない?」
さや「いいですよ。私も食べたくなってきちゃった」
  それじゃと会釈をしてそれぞれ分かれて歩き始めた。
のりゆき「綺麗な人だったな」
ゆずは「ありゃ~のりくんは、あ~いう人がタイプ~♪」
のりゆき「って違うわ!ただ普通にそう思っただけ!」
のどか「おにぃ今ちょっと顔赤いよ~♪」
のりゆき「気のせいだって!もう早く行くぞ!」
  私達は、そんな話をしながら家に帰っていったのだった。
  その後。アイスを食べながらも考えたが結局出ずその後、解散となった。

〇女性の部屋
  翌日、昼過ぎ頃。
ゆずは「少しは課題やらないとね~」
  夏休み入ってから一週間ほとんど課題に手を付けず。部活動だったり遊んでいたためか。
  そこそこ課題がやばいことになっているので、一旦それぞれ課題に手を付ける事となった。
  課題をやる事。4時間後。
ゆずは「ちょっと休憩と」
  一旦、机のノートやら勉強道具をどけて、PCを開き。適当に動画をみることにした。
  動画を見ていた時にスマホの通知が鳴った。
ゆずは「ん?誰だろう?」
  実はゆずはちゃんに聞きたい事があって。昨日、一緒にいた家庭教師の七瀬さんは、ホラー話とか好きなんだって。
  で最近聞いた話があるらしいだけど。
  ゆずはちゃん、こういう話好きそうだし一緒に聞いてみない?
ゆずは「おーそれはなんとグットタイミング♪部活の議題になるじゃない♪」
  私は、大丈夫だよ。私は、いつでも空いてるけどいつが空いている?
  と返した。
  そして、明後日は大丈夫?と聞いてきたので、大丈夫だよ。と答え、その日はさやちゃんと七瀬さんの話を聞くこととなった。

〇女の子の部屋
  そして、当日。
ゆずは「お邪魔します~♪」
さや「どうぞ~♪こっちにですよ~」
  さやちゃんの家に来た私は、二階の部屋に案内され入っていった。
さや「コップ持ってくるから先に入っていてくださいね。。後七瀬さんはもう来てますよ~♪」
ゆずは「わかった~ありがとうね~OK♪」
七瀬塔子「ゆずはちゃん、こんにちは~まさかこんな早く会えるなんてね~」
ゆずは「七瀬さん、こんにちは~私もです。それにホラー系好きなんですね。ちょっとびっくりしちゃいました~」
さや「お待たせ~ついでにお菓子も持って来ました~」
ゆずは「わぁ~ありがとう!」
七瀬塔子「あら、おいしいそうなクッキーね♪」
さや「おいしいですよ~ 最近行ったショッピングモールで買ったんです~」
さや「ゆずはさん、飲み物はお茶しかないですけど大丈夫ですか?」
ゆずは「あ~気にしないで大丈夫だよ、ありがとう」
  と、言った後すでに置いてあった、ピッチャーからコップに氷で冷やされたお茶を注いでくれた。
七瀬塔子「そうだ!さやちゃんから聞いたんだけど。部活、オカルト研究部なんだね~ 高校にそんな部活あるんだ~楽しそうだね♪」
ゆずは「はい!楽しいですよ♪元々はないんですけど、私が作ったんです~」
さや「あの部活、ゆずはさんが作ったんですね!それは初耳~すごーい!」
ゆずは「いやいやそんな事ないよ~」
ゆずは「そうだ。さっそく聞かせてください♪七瀬さんが知ってるホラー話!」
七瀬塔子「そうね。揃ったことだし。そろそろ話そうかしら♪」
  そして、ついに七瀬さんのホラー話が始まる。
  この話は都内から少し離れた。場所にある。ホテルで実際にあった出来事なんだけど。そのホテルで泊まると、女性の幽霊が出たり、
  寝ている間に変な夢を見たりするらしい
  の。でね、何でかというとそのホテルでは、昔に妊婦さんが殺害された事件や、
  女性が強姦の被害にあってその後、自殺したとか、駐車場でホームレスの人が暴行を受けて、近くの茂みで、焼き殺されたり。
  いやな事件が頻繫に起きた年があっただって。
  それで、その亡くなった人達の幽霊が出たり、怨念で、怖い夢を見せてるのだとか。
  さやちゃんがこっそり私の手を握ってきた
  その手は少し汗ばんでいて、そこそこ怖がっていた様子だ。
  それに対して私も握り返していた。
ゆずは「うぁ~確かにかなり怖い話ですね。その怖い夢っていうのはもしかして?」
七瀬塔子「想像している通りよ。昔にあった事件に近しい事を体験させるような夢らしいわ」
さや「らしいって、夢を見るって話で、一応その後、安全に帰れているんですよね?確証はないですか?」
七瀬塔子「ありゃりゃ鋭いね~。実はねこの話にはまだ続きがあって」
  その夢を見た人は、必ず次の日。不可解な死に方をしてるの。
さや「不可解な死に方?」
七瀬塔子「そうなの。警察の見方では、自殺らしいけど。それにしては、妙なんだって」
ゆずは「つまり、他殺に見えるような死に方ってことですか?」
七瀬塔子「近いけど。おしい。自殺に見えないけど。他殺では明らかにないって感じね。私も詳しくは知らないけど。相当ひどかったらしいわ」
ゆずは「そういえば、そのホテルって今はどうなってるです?」
七瀬塔子「ホテル自体は、ないけど。建物は、残ってるわね。この噂が出だした頃に廃業したそうよ」
さや「つまり、廃墟になってるってことですか」
七瀬塔子「そうみたいね。現状どうなってるかについては、噂が広まってから誰も近よらなくなった。からわからないけど」
  こうして、七瀬さんの話は、終わりを告げた
  その後は、また他愛もない世間話に入り、
  夕暮れ時になるまで、話し込んでいた。
  そして、18時を過ぎた辺りで、解散となった

〇住宅街
  帰り道にて。
ゆずは「にしても、すごいですね。七瀬さん。さっきの話もですけど。私たちが検証した噂のほとんどを知ってるなんて」
七瀬塔子「ただ、私は、そういう話が好きなだけよ。それを言うなら、ゆずはちゃん達だってすごいわ」
七瀬塔子「作ってから1年半ぐらいなのに。もうそんなに体験してるのね」
  今までの調べてきた数は、前回の事件を含めて二桁行きそうになっていた。
  もちろんその中には、小さな物から大きな内容の物まで色々ある。
ゆずは「そうでもないですよ。この場所は何というか噂話には、事欠かかないというかそんな感じです」
七瀬塔子「確かにそうね。本当に事欠かかいわ」
七瀬塔子「そういえば!」
  そろそろ七瀬さんとは、方向が別れる道に差し掛かった時に小声で耳元に囁くみたいして
  言ってきた。
七瀬塔子「さっきの話、実はね・・・最近また盛り上がっていたみたいなの。例のうさぎのストラップの件で」
ゆずは「え?」
七瀬塔子「じゃ私はそろそろこっちの道だから」
ゆずは「え、七瀬さんそれってどういう?」
七瀬塔子「ごめんね。私もこれ以上の事は知らないの。またね、ゆずはちゃん気を付けてね~♪」
ゆずは「え、あ、はい、今日はありがとうございました。七瀬さんもお気を付けて~」
  と、七瀬さんは、足早に帰る方向に向かってしまっていた。
  最後に言われたことを思い出し。困惑しながらも私は、帰る為に駅に向かった。

次のエピソード:音とホテルとサイエンス2

コメント

  • 新章突入、という感じですね!
    謎の女性、七瀬さんが登場し、新たな謎も提示されましたね。七瀬さんは果たして協力者なのか、それとも悪意ある存在なのか、何だか気になります!

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