第1話 王様からの依頼(脚本)
〇謁見の間
バルト国
王族直属の騎士団に所属する少女、アリア。
彼女は今、王から直々の任務を受けることになる。
王様「近頃、魔族共が騒がしくしていてな」
王様「我が国の民にも被害が出始めている」
王様「すぐに騎士団を派遣したい所だが、今はまだ所詮不穏分子にすぎない」
王様「それに、今は戦争でそれどころではない」
王様「アリア、お前1人で不穏分子となる魔族を倒してきてくれ」
アリア・クラン「かしこまりました」
アリア・クラン「このような重要な任務を命じて頂き、ありがたき幸せに存じます」
王様「人より体力のあるお前なら、1人でも成し遂げられると思っている」
王様「頼んだぞ」
〇原っぱ
自然豊かな国であるバルト国には、あらゆる生物が生息している。
その中には、魔族や魔物といった人間にとって脅威となる生物も多い。
アリア・クラン「はぁ〜・・・・・・なんでこうなっちゃうかなー」
アリア・クラン「あのバカ王、私1人に全部任せるなんてイカれてるでしょ」
アリア・クラン「私なんて剣術も普通くらいだし、地位もまだまだなのにー」
アリア・クラン「全く・・・・・・」
アリア・クラン「とりあえず魔族の目撃情報がある場所にきてみたけど」
アリア・クラン「ひゃぁっ!?」
毒スライム「グォるるるるる・・・・・・!」
アリア・クラン「うー・・・・・・毒は厄介だな」
アリア・クラン(毒スライム・・・・・・コイツが出没した土地は汚染されて住めなくなるんだよね)
アリア・クラン「早く倒さないと・・・・・・!」
アリア・クラン「もー!」
毒スライム「グォっ!?」
アリア・クラン「ぐっ・・・・・・!」
アリア・クラン「まだまだ!!」
アリア・クラン「はぁっ!」
毒スライム「ぐぉぉぉぉ!!!」
アリア・クラン「魔物だけど、取りあえず討伐完了!」
アリア・クラン「あー、頭痛い」
アリア・クラン「薬も無いし、我慢しかないかー」
〇中世の街並み
アリア・クラン「ここが魔族の町かー」
魔族「おい、人間が何の用だ?」
アリア・クラン(魔族・・・・・・!)
アリア・クラン「うっ!いきなり攻撃してくるなんて!」
アリア・クラン「痛いっ!」
アリア・クラン「許さないよっ!」
魔族「グォォォッ・・・・・・」
アリア・クラン「魔族と人間は平和協定を結んでいるはずでしょ」
アリア・クラン「いきなり攻撃してくるなんて、協定違反でしょ」
魔族「黙れ・・・・・・うぐっ、貴様ら人間が・・・・・・」
アリア・クラン「痛い・・・・・・」
アリア・クラン「いきなり斬り掛かってくるなんて、魔族達に何が・・・・・・?」
アリア・クラン「まあ魔族との平和協定なんて無いも同然だし、ああいう荒くれ者もいるのか」
〇ホテルの受付
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一人で行かせるとか王様鬼畜すぎないかな?wと思ったあとのタイトル通りのタフな主人公に笑いましたw
個人的には世界観の割りにホテルがめっちゃ近代的だったのが面白かったですw
続きも楽しく読ませていただきますね!
確かに、”強さ”よりも”タフさ”が印象的な主人公ですね!
このタイプのキャラが主人公になるのは比較的珍しく思えますので、このタフさがどう物語に影響するのか楽しみです!