オカルト研究部の日常

NEKOMARU

間章(後日談)(脚本)

オカルト研究部の日常

NEKOMARU

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〇女性の部屋
ゆずは「ふぁ~朝か~」
  6時20分
  今日は、金曜日。昨日は、さやちゃんの救出に行き、
  無事に成功したが、疲れが相まって、帰ってきてすぐ寝てしまったのだ。
ゆずは「あ、やば課題!時間はまだあるね。早めに学校行ってやろう」
  下に降りて、まずは朝食とることにした。
  あら今日は早いのね。朝ごはんこれからだけど。
  キッチンにいた、母親がこんな感じで声をかけてきたので。
ゆずは「ごめん、お母さん、今日は早めに学校行くから朝ごはんなくていいよ」
  あら、そうでも少しは食べて行きなさい。ほら食パンと言ってくれた。
ゆずは「(ありがとう!」
  そう言って、手渡された、食パンにイチゴジャムを塗り食べる。
  その後、学校行く準備をして外へ出る。
ゆずは「行ってきますー!」
  そう言って、家を出ると、朝なのに、外は暑く日差しが顔に差し込んできた。

〇学校の校舎
  時刻は、7時30分、学校へ着つくが
  もちろんまだ誰もいない。
ゆずは「まだ、7時30半だもんね~だれもいないか ま、それはそれでいっか」
ゆずは「にしても、暑いな~早く座りたい~」
  更に日差しが強くなり、校内も暑くなってくなか、教室を目指す。

〇教室
ゆずは「あ~やっと教室だ~暑い」
  と言いながら、自分の席に着くと鞄から、ノートとプリントを取り出し、
  課題を始める。
  時刻は8時20分。まばらに人が増えてきていた。
ゆずは「ふぅーなんとか終わった」
  授業が始まる前に終わった事に喜びを感じていると
  ガヤガヤの人の声が聞こえる中で、こちらに向かって歩てくる男の子が一人いた
のりゆき「おはようーゆずは。今日は早いんだな」
ゆずは「のりくん、おはよう~まあね、昨日すぐ眠っちゃって。課題やってなくってさー」
のりゆき「あ~なるほど。昨日は、まあ大変だったな。お疲れ、部長」
ゆずは「のりくんもね。そういえば、ピンチになった時に助けてくれてありがとう。終わった後、ちゃんと送って上げた?」
のりゆき「まあ、バットが利くとは思ってもいなかったが。てかちゃんと送ったよ。何の心配しているだか。妹もいるのに」
ゆずは「あははは~そうだよね。あ、そうだ。今日は終わったら、昨日の事記事にするからそのつもりで~」
のりゆき「だと思った。わかってる。でももし、さやさんの事も書くなら本人に許可取りなよ?」
ゆずは「わかってるって~」
  と会話を続けていたら
  時刻8時45分予鈴がなり、生徒が次々と教室へホームルームの時間になった。
  担任の先生が来て、恒例の話をした後、昨日の緊急会議に話題は映った。
  この学校の生徒が一人、行方不明になっているという話があり、それについてでしたが。
  その子が、昨晩の8時頃に家に無事帰宅。その連絡は入り。問題は解決へと至りました。
  その子の話によると、噂話であった廃屋に行っていたとのことだったので
  、皆さんも
  そういった噂話や、ネットの情報で危険なマネはしないように。以上。
ゆずは「廃屋?」
ゆずは(廃屋だったっけあそこ?濁したのかな。普通家に忍び込んだはまずいもんね)
ゆずは(そういえば、廃屋って雰囲気じゃなかったけど、誰か住んでたのかな?)
  そんなこと考えながらも、授業が始まる。
  キーンコーンカーンコーン
  昼休みになった。朝食が食パンだけなので、お腹が減っていたが、ここで、お弁当を持ってくるの忘れていたことに気がつく。
のりゆき「ゆずは、ちょっといいか?」
ゆずは「のりくん、いいけどご飯食べながらでもいい?」
のりゆき「もちろん、俺もそのつもり。俺、弁当だけど、ゆずはは?」
ゆずは「何もない~購買行ってくる~」
  行ってら~という声が聞こえつつ、お金を持ち購買へ
  何がいいかなできれば、お腹にたまるもの~
  一方その頃、教室では。
のりゆき「ん~先に食べているか~」
  弁当を開けて箸も持った瞬間。クラスの女子にゆずはちゃんがどこにいるかを聞かれた。
のりゆき「今、購買だけどどうかしたの?」
  ゆずはちゃんとのりゆきくんに用がある子が来てるんだけど、今大丈夫?
のりゆき「俺にも用があるのか、まあ大丈夫だよ。ゆずはもすぐに戻って来るだろうし」
  そう答えたら、ドアの向こうから見知った、二人がこちらに向かってきた。
さや「あのー改めてなんですけど昨日はどうもありがとうございました」
まりか「私の方からもありがとう。ゆずはちゃんにも改めて言いたいんだけど。待っててもいい?」
のりゆき「それは丁寧にどうも。うん、いいよ」
さや「ゆずはさんはいつも購買で買うんですか?」
のりゆき「いや、いつも弁当だけど、今日は忘れたらしい よ」
さや「そうなんですね~」
のりゆき「昨日、家帰った後、大丈夫だった?」
さや「はい、あの後、霊とかそういうのは特に。どちらかというと。親や先生の方が大変でした」
のりゆき「まあそうりゃそうだよな~」
のりゆき「多分何度も聞かれたと思うけど。何であの場所に?」
さや「もちろんお話します。先週の金曜日にまりかちゃんと話した後は、普通に帰りました」
さや「あの時は、まだそこまでではなかったんです。ちょっと興味あるな~くらいで、」
さや「でも最近まで、メンタル的につらいことが多くて、」
さや「休みの日はずっと閉じこもってたんです。そしたら、もうなくしちゃいましたけど。うさぎのストラップから、変な音がして」
のりゆき「変な音?」
さや「はい」
  と、言った具合で話しを聞いている最中。もう一人の声が割って入ってきた。
ゆずは「あれ、さやちゃんにまりかじゃん。どうしたの?」
  廊下から教室に入ってくるタイミングで、二人を見つけては、走って寄ってきた。
のりゆき「あ~ゆずは、危ないぞ」
さや「あ、ゆずはさん、こんにちは。昨日はどうもありがとうございました」
まりか「ゆずは、改めて、ありがとう。助けに行ってくれて」
ゆずは「あ~それは、まあうん、わざわざ改めてどうも」
ゆずは「もしかして、改めてお礼言いに来てくれたとか?」
のりゆき「そうらしいよ。ついでに、どうしてあの場所に行ったかについても聞いてる」
ゆずは「えーちょっとそれ私も聞きたい」
のりゆき「わかってるから。座りなよ」
  と、いうとゆずはは、自分のいすに座り、買ってきた、メンチカツサンドをぱくつきながら。
  それでと言ってきた。そこで、のりゆきが簡単に聞きた部分を説明する。
ゆずは「なるほど、まだそこまで話してなかったわけね~良かった間に合って♪ それでその後は?」
さや「はい、その変な音というのが何というか説明しづらいんですけど。機械音みたいな感じなんですよね」
ゆずは「機械音?ピーガガガガみたいな?」
さや「いえ、そういう直接的なのじゃなくて、メロディーな感じで、でもどっかで聞いたことあるんですよね」
ゆずは「メロディーか~それってさやちゃんが特別に聞いたことがあるとか?」
さや「それも多分違います。多分みんながよく聞いた事があるやつだと思うですよね」
まりか「そういえばネットで噂話、調べてた時に音に関するやつあったような?ゆずは。思い当たらない?」
ゆずは「音ね~うーん?」
のりゆき「それってあれじゃないか?かごめかごめ」
さや「あ!それです!どっかで聞いたことあると思ったら」
ゆずは「あ~あれね。あれって確か、かごめかごめのメロディーが聞こえたらみたいなやつでもあれバリエーション多いよ?」
ゆずは「その場で誰かに連れてかれるとか、一斉に機械が故障とか勝手に動き始める。とかまったく別の異世界に飛ばされるとか」
ゆずは「どこかの企業が裏で、 大規模な実験の合図とか」
のりゆき「そうだね。多いし。調べるにも、とっかかりがなさすぎて、手の付けようがない」
のりゆき「だから今まで、部でもこれは、いいかと外してたな」
ゆずは「でももし、そうなら、ここから広げていけるかも!」
  あ、というのりくんの言葉が聞こえた後、はっとした。
ゆずは「ごめんね。怖い目にあったばかりだというのにこんなに盛り上がっっちゃって」
さや「いえ、気にしなくて大丈夫です。それよりも役に立てて嬉しいです」
  盛り上がっていると休み時間もなくなってきた。
ゆずは「あ、ヤバい時間がないよ。二人は、ご飯とか大丈夫なの?」
さや「私は大丈夫です。早めに授業が終わって、さっき先に食べてきましたから」
まりか「私も食べてから平気だよ~それよりそろそろ戻るわ~遅れるのはマズイ」
ゆずは「そうだね。ありがとう。もしよかったら放課後続き聞かせてくれない?部室にいるから」
さや「はい。大丈夫です。放課後になったら、部室に顔を出しますね」
ゆずは「うん、ありがとう。じゃまたね」
  手を降ると二人とも、振り返りしてくれた。

〇学校の部室
  そして、放課後。部室には、すでに部員達が集まっていて、談笑をしていた。
  コンコンとノックがする。
ゆずは「どうぞ」
さや「失礼します」
ゆずは「さやちゃん!待ってたよ。あの後の続き聞かせてね?」
さや「はい!お役に立てると嬉しいです」
ゆずは「もちろん!役に立ててますとも!ささあ、こっちにどうぞ♪」
  ゆずははやけにテンションが高かった。それもそのはず、すでに例の件についての新しい情報を手に入れ。
  そこからさらに聞けるのではないかとワクワクしているのだ。さやもそんな上機嫌なゆずはを見て嬉しいそうにしている。
  正直、こんな噂話を警察や親に真面目に語ったところで。
  信じてくれないだろうし。信じてくれる人がいるのというは、
  かなり安心できるのだろう。
  さやは部室にある。あまっていた椅子に腰掛ける。そうすると壁にかかっていたものが気になったのか、指を指して聞いてきた。
さや「あの~すみません。あの地図はなんですか?」
ゆずは「あ~これ。これは、この町周辺の地図だよ。いつも怪事件を調べる時に使っているの」
さや「そうなんですね。じゃ今回の事件についても?」
ゆずは「え~そうよ♪さて、じゃさっそくで悪いんだけど。さっきの続きからお願い」
さや「あ、はい。わかりました。ではそのかごめかごめが流れた後、気づいたらネットであるサイトを見てたんですよ」
ゆずは「サイト?どんな?」
さや「確か、DWロアだったと思います、内容は、異世界に行ける方法とか載ってましたその中の一文にあの家の事が書いてあったんです」
ゆずは「へーそんなサイトあったんだ。それって今も残っている?」
さや「ここに来るまえ、気になってスマホで調べたら。404エラーって出て、サイト自体がなくなっていたみたいなんです」
ゆずは「サイトがなくなってた?消されたのか。いやもしかして消した?」
さや「ん~正直そこまでは、わかりませんが、その日は、そこまで飛んでてそこに詳しい住所とマップが乗ってて」
さや「それを見た後、なぜかその場所に行かないとという、気持ちになったんです」
ゆずは「ってことその日に行ったの?」
さや「いえ、その日は行ってません。なぜか明日にしようってことだけは、決めてましたそれで、日曜日に行ったんです」
ゆずは「なるほど・・・」
さや「はい、それで日曜日の昼間に行きました。でも家に着く前に、すごいきれいな女性にあったですよ」
ゆずは「あ、そうだ!そのことなんだけどね。実は、このサイトにあなたの写真があったの。あなたを見つける手がかりになったんだ」
  そういうと、ゆずはは、やどあらにうずのページを開く。
さや「へ~あの人ここの管理人さんなんですね~はいここに書かれている通りです」
ゆずは「じゃ、話を聞いて思い直したの?」
さや「はい。何かすごい切羽詰まったような顔をしていたのでもしかして本当に何かあるのかなって」
さや「で、帰ろうと思って、後ろに歩き出したら、またうさぎのストラップからまた音が鳴って」
さや「気が付いたら。お椀がおいてある部屋にいました」
さや「気味が悪くなって。ストラップを捨てて。外でようと玄関に向かったら、あの女の人がいて」
ゆずは「逃げ回っているうちにあの押入れに隠れたと」
さや「はい」
ゆずは「そういえば、スマホはどうしてたの?」
さや「隠れた時は、ばれないように電源を落としました。あいつがどっか行った後、連絡しようとしたんですけど。圏外だったですよね」
ゆずは「なるほど。つまり、助けを呼ぶに呼べなく外に出るのも怖くて出られなかった。それで気づいたら数日経過していたと」
さや「はい。携帯で時間確認しようにも時間もバグってたので、かなり怖ったです。ただ出る勇気もなかったし」
さや「本当に来ていただいて良かったです。あのままだったらと思うと」
  あの時の恐怖を思い出したのか。泣きそうになるさやにゆずはがハンカチを渡し、どうぞという。
  ありがとうございます。とさやがいいそれを手に取ると。涙を拭う。
ゆずは「ありがとう。これで、大分情報が集まったと思う。ごめんね。怖い事思い出させっちゃって」
さや「いえ、大丈夫です。こちらこそ。恩返しができて何よりです」
ゆずは「うん。後、そうだ、もちろん名前は伏せるけど。今日聞いた話の部分かいつまんで、記事にしてもいいかな?」
ゆずは「まだ事件が解決したわけじゃないからできるだけ何が起こるか。 みんなに知らせたいんだ」
さや「もちろん大丈夫ですよ。後、できればストラップについても、危険と書いていただいても?」
ゆずは「うーん、できるだけうまく書くけど。難しいかも。会社が絡んでるし」
さや「(そう・・・ですよね。いえ、大丈夫です。今日は、ありがとうございます。私は、これで失礼します」
ゆずは「ううん、こちらこそありがとう。また何かあったら、この部室か、私のところに来てね♪」
さや「はい♪ありがとうございます。では、皆さんもお疲れ様です」
  そう言って、お辞儀をすると、部室のドアを開けて帰っていた。
のりゆき「さて、どうやって書く?」
ゆずは「とりあえず、私がこの家で何が起きたかを書くから。のりくんは、謎の部分とわかってる部分をまとめてね」
ゆずは「まどかは、ストラップの会社について、何か噂がないか、調べて見て」
のどか「OK!」
のりゆき「わかった!」
  そう言って、分担を説明し終えると。それぞれ作業に入る。
  お互いカタカタカタとキーボードの音や、カチャカチャとマップのうえで物の動かす音などさせ。作業に没頭していた。
  キーンコーンカーンコーン
ゆずは「あ~終わった」
のりゆき「どっちが?」
ゆずは「うーん、どっちも。ちょうどかな」
  のりくんは、時間が終わったのかそれとも作業が終わったのかが気になったようだ。
のりゆき「こっちもあらかた終わった。というかそこまで情報まだ多くないし」
ゆずは「のどかはどんな感じ?」
のどか「うーん。結果は微妙かな?あるといえばあるないといえばないって感じ」
ゆずは「どういうこと?」
のどか「あの会社、ストラップを製造した後、別のルートに送ってから、自分の会社に持ってきてるみたいなの」
のどか「でもその足取りがつかめない。というかこれもほぼ噂というか信憑性が皆無かも...」
ゆずは「なるほど・・・つまりわからない事が増えたという進歩ってことね」
のどか「そんなところ・・・やっぱ直接乗り込んで」
ゆずは「はいストップー!まだダメ~というか絶対ダメ~危ないでしょ~?」
のりゆき「それに乗り込むのは、俺たちにはできないから」
  のどかはむくれた顔をしたが、すぐに諦めてまあもうちょい調べみると言った。
ゆずは「のりくんまとめ終わったやつドライブにあげといて~あ、そういえば、二人とも この後時間ある?」
  二人ともあるけど、どうしたの?と言ってきた。
ゆずは「もう一回あの場所に行ってみない?思ったんだけど、サイトが消されてたという事は、あの場所自体ももしかしたら」
  二人とも、こくんと頷いき、一緒に来てくれる事となった。そして。

〇工事現場
ゆずは「あ~やっぱり」
のりゆき「にしても早すぎないか?昨日の今日だぞ」
のどか「うん、ちょっと異常だと思う」
  あの場所がなくなっていた。周りにキープアウトのテープが貼ってあり、
  周りは、工事用の白い壁と青いビニールシートがかぶさってあった。
  そして、3人は疑問と消失感と巻き込まれないという安心という。
  なんとも複雑な気分になって、それぞれ家に帰っていったのだった。

次のエピソード:音とホテルとサイエンス1

コメント

  • 『白い部屋』回、ひとまずはフィナーレですね!明らかになったことが幾つかある一方で、いくばくかの謎も残ったままで……これからのストーリーにも関わってきそうな要素もありますね……

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