オカルト研究部の日常

NEKOMARU

色とオカルトと出会い2(脚本)

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〇学校の部室
  前回のあらすじ。いつも通りの部活をしていた、ゆずはにまりかが相談を持ち掛けた
  内容は失踪した友人を探して欲しいとのこと
  そして、その友人は、ひとつの噂話(都市伝説)に巻き込まれたらしい。これからその解明と友人の救出が始まる。
  さて、どこから手を付けるか・・・まさか本当に行くとはね~まだ可能性の話だけど。好奇心かそれとも病んでたのかな?
ゆずは「その子は気の毒だけど、今回の議題にこれを提案してみようかな? まあ、みんなの協力もあれば、見つかるかもだし」
  そんなことを口走りながら、キーボードで入力する。
  画面に表示されたのは、Qチャンネルという掲示板。
  ここは、色んな人が書き込めるから、情報のスピードがそこそこ早い、ただ誤情報があったりするのがたまに傷だけど、
ゆずは「うーん、どれも微妙だな~」
  そこには、都内某所の住所URLやここに一軒家やたつ前には、事件があった。とか
  ここ最近に近隣で起きた不可解な事件。
  住所は東京都新宿区6丁目あたりだという。前に、見た情報や、事件に直接関係がなさそうな物だった。
  どうしようかなと思ったときふと思い出した。
ゆずは「そうだ、あのサイトはどうだろ?」
  Gogleの検索欄に入力。(宿あらにうず)
  このサイトは、東京都内で起きた不可解な事件や事故、謎が多い物も取り扱っている専用サイトである。
  この管理人さんのRという人は、情報量がすごいし、しかもまだ誰も知らないような情報を早く載せてくる。
ゆずは「今日深夜0時にラジオ放送するんだ~もしかしたらこの件について話してくれるかも」

〇一戸建ての庭先

〇学校の部室
ゆずは「これってもしかして!」
  そこには、一枚の写真が貼られていた。そこには、長身の女性が一人と女子高校らしき背丈の女の子だった。
  私はすぐにその画像を保存しまりかにLINEで連絡した。その5分後
ゆずは「もしもし、まりか?さっき送った画像見た?」
まりか「見、見たよ!!」
まりか「この写真どうやって見つけたの?」
ゆずは「不可解な事件を取り扱ってるサイトを調べてたら出てきたのモザイクがかかって顔は見えないけどさやだと思う?」
まりか「多分・・・背丈もこのくらいだし、持ってる鞄のストラップ見覚えがある」
ゆずは「ってことは、やっぱり入っていったんだ。でもこの写真・・・どちらかというと連れて行かれたみたいな感じかな?」
まりか「う~、さや大丈夫かな?もう結構経っちゃてるし・・生き・・てる・・よね?」
ゆずは「大丈夫だよ。きっと・・・」
まりか「う、うん・・・そう・・だよね・・私たちが希望持たなきゃ助けられるものも助けられないもんね!」
まりか「でも・・・やっぱり行ったんだ...」
ゆずは「やっぱりって何かこころ当たりあるの?」
まりか「うーん、確か...父親が最近不倫してたとか、夜帰ってこないことが多いとか、」
まりか「後その子1か月まえバイトしてたんだけど、そこで色々とあったみたい」
まりか「色々あった後、辞めたって言ってたけど、確か噂自体もそこで偶然聞いたんだって」
ゆずは「学校でじゃないんだ?」
まりか「うん、学校だとほんとに最近だけど、その子が聞いたのは、2,3か月まえだって」
ゆずは「そんな前からこの噂はあったんだ...わかった、ありがとう。また何かあったら連絡するね」
まりか「うん、お願い。こっちも何かわかったら知らせる。後もし何か協力が必要なら言ってね」
ゆずは「うん、ありがとう。じゃあね」
  その頃は、別の事お駆けていたっけ...失念してたな~
ゆずは「さて気を取り直して、調べ..」
  キーンコーンカーンコーン
ゆずは「マジかもうそんな時間!!この続きは帰ってたからにしなきゃ」
  急いでpcを閉じ、部室を後にする。

〇女性の部屋
  家に帰りひと段落した後、家にあるノートPCでさっきのサイトに飛ぶ。
ゆずは「さっきは驚きすぎてスルーしてたけど、何か書いてあったような」
  ここ、数か月で、失踪したとみられる人の数は、5人とみられる。そのうち一人の遭遇。
  道端で明らかにあの家に行こうとしてので
  あの家は危険だよと言った
  知っていると答えた。なら近づかない方がいいと言ったら、素直にうなづいた。
  そこで別れたが、
  その後、気になり、覗いてみたらもう遅かった。
  誰かに取りつかれたように部屋に入ってく姿を目撃した・・・
ゆずは「・・・そんなにいるの・・・それにもう遅かったってどういう意味?幽霊とかそういう事なのかな・・・」
  複雑な気持ちになった・・・幽霊・・・もしそうなら彼女はもうすでに・・・
ゆずは「明日・・・休んで実際に行ってみる?」
ゆずは「でも、一人は危ないしな~ そうだ♪」
のりゆき「もしもし?ゆずはか・新しい議題でも見つかったか?」
ゆずは「お、のりくん・・・ごめんねこんな時間に。まあ新しい議題でもあるしちょっと相談的なものなんだけど・・・」
  まず、同じ部員である、のりゆき通称のりくんに今日あった出来事を全て話した。
のりゆき「うーん、確かにそれは、ほっとけないし、時間的にもかなり危ないかもな。わかった、のどかにも話しとく」
ゆずは「本当~助かる~正直、一人で行くのは怖いし危ないもんね~」
のりゆき「そうだな、何かあった時の為にも多い方がいいと思う。それにこの話したらのどかは絶対行くっていうだろうし」
ゆずは「そうだね!」
  のどかは、のりゆきの一つ下の妹。そして同じ部員の一人だ。のどかは、行動力が高くフィールドワークが得意だ。
  今までの活動の写真や、聞き込みなどは、彼女はほとんど行っていた。情報収集には欠かせない存在である。
のりゆき「俺も一応明日は、除霊ようの道具を持ってくよ。幽霊かもしれないなら」
ゆずは「うん、それもお願い」
  のりくんは、行動力が高すぎる妹のストッパーだったりする。たまに危ないところまで踏み込もうするのを止めたり。
  いざという時の対象方法とかに知ってたりする。
ゆずは「それじゃあ明日はそういう事でお願いね」
のりゆき「OK、わかった、それじゃあ、おやすみ」
ゆずは「おやすみ~」
  明日、学校はあるが、半日授業なので、終わり次第すぐに向かう事にする。
ゆずは「さてと私たちそろそろ準備して寝よう~」
ゆずは「あ、そうだ、Rさんの放送!」
  すぐにまたPC開き、例のサイトを開くと。
サイト管理者R「え~皆さんこんばんは。 やどあらにうずのRです。今日も一段と暑い日が続いていますが、」
サイト管理者R「皆様は、どう過ごされているのでしょうか?水分や塩分は、多めに取って、熱中症には注意してくださいね」
サイト管理者R「ではそろそろ本題に入ろうと思います。 今回、放送を設けさせていただいた理由は最近世間で噂になっている白い部屋についてです」
ゆずは「やっぱりきた!」
サイト管理者R「白い部屋の概要については、このサイトをご覧の皆様なら、ご存知だと思うので、割愛させていただきます」
サイト管理者R「その白い部屋について、興味深い事実がわかりました。このサイトでは、被害者が5人いると書きましたが、その5人全員が高校生の」
サイト管理者R「女性だったという事です。しかも、その女性達は、みんなが一時流行った、うさぎの ストラップを付けていたことです」
サイト管理者R「もしかしたら、このうさぎが何か関係しているのかもしれませんね」
サイト管理者R「では、そろそろ時刻は、0時30分。悔いのない一日が始められる事を祈っています。。やどあらにうずのRでした」
ゆずは「全員、女子高生・・・しかも、うさぎのストラップ・・・」
ゆずは「うさぎのストラップあれなんて名前だったけ?」
  PCでググってみる。
  画像を拡大し、調べた結果。あのストラップは、ドロンうさぎというらしい。見た目に反して、胴体を押せるらしく、押すとピフュ
  という、音を鳴らすらしい。
ゆずは「へー、会社も結構近くなんだ~」
  製造は、少し離れているが、設計やデザイン担当は、東京都内にあるらしい。
ゆずは「さすがに眠む~い、そろそろ寝ようかな」
  布団に入り、眠りに着く。
  この情報、明日みんなにも伝えよう。そして、明日は、救出作戦だ。
  ついに明日は、さやの救出が始まる。生きていることを願いながら、眠りに着いた。

次のエピソード:色とオカルトと出会い3

コメント

  • 第2話で物語が動き、ついに翌日に突入という運びに!次が楽しみだと思う一方、サイト管理者Rさんの素性についてもかなり気になりました!

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