後編(脚本)
〇無機質な扉
龍臣「急げ!!火が来る!」
祐実菜「サキ!早く!!」
〇無機質な扉
和哉「あ・・・この部屋・・・」
和哉「高校生4人が亡くなった部屋だ・・・」
〇地下室
逃げ込んだ先は窓も無い小さな倉庫・・・
〇無機質な扉
和哉「それで全員一酸化炭素中毒で・・・」
〇黒
〇黒
〇黒
〇黒
〇黒
龍臣「最初に扉を見つけたのは俺なんだ」
旭「皆に入るよう促したのは俺だ」
祐実菜「私がサキの手を引いたの」
サキ「全部皆に任せきりだったんだ、私」
〇無機質な扉
和哉「入るべきか・・・やめるべきか・・・」
和哉「でも火が・・・」
〇廃工場
マユリ「和哉そこにいるー?」
陽子「どこいったの〜?」
〇無機質な扉
和哉「みんな!?」
和哉「・・・っ!!」
旭「おい!危ないぞ!!」
祐実菜「戻ってきなよ!」
一か八か・・・!
炎の中に突っ込む
〇マンションの共用階段
和哉(熱くない!!幻覚か!!)
〇牢屋の扉(鍵無し)
和哉「よし!開く!!」
〇廃工場
マユリ「あっ、和哉〜 急にいなくなるから心配したよー」
秋斗「じゃあ改めて心霊スポットに・・・」
〇廃工場
和哉「やめろ!!!」
和哉「早く帰るぞ!!」
マユリ「ど、どーしたの和哉・・・?」
和哉「いいから早く!離れよう!」
〇林道
和哉「・・・炎が見えた・・・」
和哉「あれはきっと事故の時の・・・」
秋斗「・・・ちょっと信じられないけど・・・」
マユリ「でも、確かに和哉ここ来てからおかしかった」
〇廃工場
秋斗「写真撮ってみよ」
陽子「中に入るのはちょっと怖いな〜」
マユリ「・・・和哉?」
和哉「・・・ブツブツ」
マユリ「どうかした?」
和哉「・・・」
〇林道
陽子「で、急にどっか行っちゃって」
秋斗「やっぱ心霊スポットなんか気軽に 来るもんじゃないな・・・」
〇一人部屋
和哉「はあ・・・気味が悪い」
和哉「ん?秋斗・・・」
〇男の子の一人部屋
秋斗「和哉・・・今日撮った写真・・・見て!」
秋斗「すぐ送るから!」
〇一人部屋
和哉「え・・・」
〇牢屋の扉(鍵無し)
〇牢屋の扉(鍵無し)
〇一人部屋
和哉「だ、誰だよこいつら・・・」
〇一人部屋
サキ
急にどうしたの?
旭
急に走ってびっくりしたよ
祐実菜
早く帰っておいでよ
龍臣
制作終わらなくなるぞ
〇一人部屋
和哉「・・・なんだこれ 知らない奴らからメッセージが・・・」
和哉「・・・」
和哉「・・・」
〇モヤモヤ
〇廃工場
和哉「コンテストの制作しなきゃな・・・」
〇無機質な扉
〇無機質な扉
〇黒
おかえり