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ドクダミ

狂気(脚本)

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〇農村
中年の女性「久保さんの家族・・・焼失で発見されたそうよ」
高齢の女性「むごいねぇ・・・仲の悪い夫婦だったし奥さんも癇癪持ちだったから周りが見えなくて家が燃えたのかねぇ・・・」
中年の女性「小さなお子さんいなかったかしら?」
高齢の女性「どうだったかのぉ・・・居たような居なかったような。でも死体は2人分だろー?」
中年の女性「えぇ・・・ もし居たらすぐに分かるもんね。見間違えかしらね」

〇黒
外村秀匡「・・・」

〇荒れた倉庫
  暗い寝床が安息の場所。

〇荒れた倉庫
外村秀匡「人の家に連絡なしに入ってくるなって言っただろう?」
ヤンキー風な男「わりぃ・・・秀兄ぃ」
外村秀匡「で、お前が来るって事は自分が楽しみたい下らない悪事の為に僕の手が必要って事だろ」
ヤンキー風な男「分かってるじゃねぇか! 秀兄ぃにしても楽しいから良いじゃん」
外村秀匡「まぁね・・・でも僕はお前程ゲスでもないし女には興味はないんだよ。ただ扱いやすいだけ。それだけの事さ」
  ドサッ!
外村秀匡「何してる?サッサと自己紹介しなきゃ」
  外村は「大きなモノ」を蹴り飛ばすようにイカつい男の前に突き出す。
  しかし「モノ」ではなく正しくは「者」だ。
目を奪われた少女「お客様ですね?こんにちわ♪ 私はご主人様に仕える・・・え〜と名前は・・・」
外村秀匡「君に名前はもうないよ。あってはならないよ」
目を奪われた少女「そうでした♪ 本日は何を致しましょう?私は見えないのでご主人のオモチャにでもなりましょうか?それともぉ・・・」
外村秀匡「もういい・・・少し喋り過ぎだぞ」
目を奪われた少女「あ・・・あ・・・あ・・・ハァハァ。ハァハァ」
  その少女は突然に体が震え出し、やがて激しい痙攣を引き起こした
目を奪われた少女「いやぁァァぁ〜〜〜来ないで来ないで!やぁぁ〜。v308jr4j6vng/s.jtfji7×」
  突如、ワケのわからぬ奇声を上げ手足をバタつかせ失禁をする。
ヤンキー風な男「ひぇっ・・・」
ヤンキー風な男「うっ・・・くせえ」
  この光景が日常茶飯事なのかは定かではないが少女は下着を纏ってはいなく
  辺りは糞尿まみれの文字通り垂れ流しとなっていた
目を奪われた少女「あぃぁぁあアアアアアァー〜!」
  暴れだし取り乱した彼女は自分の汚物を口に頬張り満悦な顔して、少し落ち着いて突然死んだかのように深い眠りに落ちていった
ヤンキー風な男(な、なんだよコレは・・・異様にも限度があるぞ)
外村秀匡「お前の考えてる事くらい分かるさ。何なんだコレ?ってトコだな。んでこれから説明するワケだが」
  外村は徐ろに後ろにある救急箱らしきボロボロの箱から取り出した
ヤンキー風な男「話が見えねぇ・・・何なんだこれは?」
外村秀匡「この薬はね『ジェンケム』と言って酷い貧困の国に蔓延したドラッグだよ。激しい高揚と幻覚をもたらして依存性が素晴らしいんだ」
ヤンキー風な男「なっ・・・!!」
  さすがにドン引きである。当たり前だ!目の前の男は涼し気な澄み切った瞳で語りだす
外村秀匡「ハクの付いた麻薬を手に入れるのは難しいんだよ・・・。僕は犯罪に手を染めたくないし目立ちたくない」

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