ぼくらの就職活動日記

大杉たま

エピソード4(脚本)

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〇野球場の座席
「・・・・・・」
藤原一茶「ククッ」
若山柿之介「え、え、なんだべ! おら試験なんか受けてねえよ!」
真田紅音「静かにしろって、番号見落としたらどうすんだよ」
若山柿之介「番号って、なんだべ」
真田紅音「参加票に書いてある、参加番号だよ」

〇野球場
戸川仁「んー、いいね! 『合格者発表』がでた瞬間の参加票を取り出す音! 焦りと期待が混じりあった騒々しさ!」
戸川仁「毎年のことながら飽きることがない!」
戸川仁「・・・ああ、失敬。では、分かっていると思うが、番号は一度しか流さない。見落としは無しだ」
戸川仁「参加票に書いてある番号がスクリーンに映し出された者だけ、アリーナに降りてくるように。用意はいいね?」
戸川仁「では、発表!」

〇野球場の座席
  周りの学生たちが、ちらほら立ち上がり、アリーナへと降りていく。
真田紅音「・・・・・・」
若山柿之介「はー、なるほど。 つまり、どういうことだべか?」
真田紅音「黙って自分の番号が出てくるか確認すればいいんだよ! どうせ完全な運なんだから」
藤原一茶「せやせや、完全なる運なんやから」
  そう言うと、一茶(いっさ)が突然席を立ち上がった。
真田紅音「番号、見なくていいんですか!?」
若山柿之介「あ、紅音さ、番号そろそろでねが」
真田紅音「え、ああ。 て、なんで僕の名前・・・?」
若山柿之介「参加票に書いてあるべ」
真田紅音「勝手に見るなよ」
真田紅音「・・・・・・」

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