エピソード11 それぞれの日常(脚本)
〇組織の本部
〇研究所の中
フィン「今日は皆に大事なお知らせがある」
フィン「それは・・・・・・・・・」
フィン「特別休暇だ!」
「特別休暇?」
ビン「僕らに?」
フィン「そうだよ〜」
フィン「いつも頑張ってる皆に 私からのご褒美だ!」
フィン「たまにはリラックスタイムも 必要かと思ってね〜」
ララ「よっしゃー」
ララ「『恋の花』新作 『恋の薔薇』前作見られる!」
ララ「幻想の男より現実の男探しでもしてほしい もんですね」
ビン「悲しい人だ」
ビン「理想ばかり見てるから、 現実でうまくいかない・・・・」
ララ「何ですって〜」
カイト「まぁまぁ・・・・・・」
〇黒
──── 休暇1日目 ──────
〇女の子の一人部屋
ミレティ「もしもし?」
「僕だけど?」
ミレティ「博士?」
「今日、夜勤頼めるかな?」
ミレティ「嫌です!」
「えっ?」
ミレティ「今日は、家で『笑って叫べ』を見るので」
ミレティ「たまには、”ララゴリラ”に頼んでください」
ミレティ「では、失礼しまーす!」
「あっ、ちょっと──」
ミレティ「さてとっ!」
ミドリムシドーナッツ
ナメクジココア
ミレティ「ぶはーっ!」
〇女性の部屋
ララ「『恋薔薇』コンプリートよ!」
ララ「楽しみー」
〇大きいマンション
〇散らかった部屋
ビン「ハァ〜」
ビン「かなり散らかってるな〜」
ビン「全然掃除してないや」
ビン「せっかくの休みだし、掃除でもしようかな」
ビン「確か物置きに」
〇物置のある屋上
〇備品倉庫
ビン「えーと」
ビン「あった!」
ビン「よしっ!」
〇整頓された部屋(ハット、靴無し)
ビン「ふぅ〜」
ビン「やっと終わったー」
ビン「綺麗になったー!」
〇女性の部屋
ララ「おっ!来た来た!!️」
ララ「あら」
ララ「いい男じゃない」
〇黒
───── 休暇2日目 ──────
〇映画館の入場口
休暇二日目──────
〇映画館の座席
ミレティ「たまには映画もいいですね〜」
〇映画館の座席
「じゃ、離婚しまーす!」
「何でそうなるの!?」
ミレティ「あはははははっ!」
ミレティ「面白い!」
〇屋敷の門
ララ「よしっ!」
ミレティ「ララ?なんでこの屋敷に」
ビン「あれ、ミレティ?」
ミレティ「ビン、どうして?」
〇風流な庭園
〇古いアパートの居間
キイ「初めまして」
キイ「キイと言います」
キイ「よろしくお願いします」
ララ「はっ初めまして」
ララ「ララです」
ララ「よろしくお願いします」
キイ「ララさん・・・・・・」
キイ「素敵な名前ですね」
ララ「えっ?」
ララ「あっありがとうございます・・・・・・」
ララ(うわぁ〜イケメン!)
〇風流な庭園
ビン「ミレティ・・・・」
ビン「あれってなんだ?」
ミレティ「お見合いですね」
ビン「おっ、お見合い!?️」
ミレティ「しーっ!」
〇古いアパートの居間
キイ「実は、会社の上司に頼まれてお見合いを」
キイ「でもまさか、こんなに綺麗で素敵な方だなんて」
ララ「そっ、そんなこと・・・・・・」
〇風流な庭園
ミレティ「きっ、『綺麗な人』だって・・・・・・」
ビン「『素敵な方』・・・・・・・・・」
ミレティ「ふっふふふ!」
ビン「アッハハハハ!」
ビン「おかしい〜っ!」
ミレティ「し〜っ!」
ビン「えっ?」
ミレティ「声大きいです・・・・・」
ビン「・・・・・・・・・」
ビン「あっ!」
〇古いアパートの居間
ララ「ん?」
キイ「どうしました?」
ララ「あっ!いや・・・・・」
ララ「アンタら、何やってんのよ!」
〇黒
その後、ララは彼から振られた。
理由は言わずとも、彼女の鬼顔だった・・・
〇風流な庭園
ララ「う〜」
ミレティ「・・・・・・・・・・・・」
ビン「・・・・・・・・・」
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