ジビエの姫

山本律磨

ヘイ!グッドルッキングガイズ!(脚本)

ジビエの姫

山本律磨

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〇お化け屋敷
  『すみません。ご夕食までお招きいただきまして』
  『構いませんことよ。私も一人で食べるのは寂しくて』

〇華やかな裏庭
綾「一人・・・?」
「・・・」
姫子「あ、この人達は気になさらないで。お食事を楽しみましょう」
綾「凄っ・・・」
綾「これってもしかして弓引山の鹿ですか?」
吹田「ははっ。まさか」
吹田「エゾ鹿を取り寄せたもですよ」
吹田「猟友会が捕った獲物は質が悪いんだ。あんな材料を使ったら僕の料理の品質に関わる」
綾「・・・」
姫子「・・・」
吹田「どうしたの?お気に召さない?」
姫子「ううん。美味しいわ」
門田「何だ?気に入らないんなら姫も猟に出ればいいじゃん」
吹田「姫の獲物なら勿論高額で買い取るよ」
綾「あの、つかぬことをお聞きしますが」
綾「お二人って、姫子さんのグッドルッキングガイですか?」
「・・・」
綾「・・・」
姫子「猟か・・・」
姫子「まだいいわ。本業が忙しいから」
吹田「姫の本業は鹿革のデザイナーなんですよ」
綾「存じています。それより吹田さんはグッドルッキングガイですか?」
「・・・」
門田「見てよ。これ姫が作った財布。10万だぜ」
門田「ヤバくね?」
綾「はいヤバイですね。グッドルッキングガイですか?」
「・・・」
吹田「相変わらず見る目がないな君は」
門田「ああ?」
吹田「たった10万円で一生物の品が手に入る。だから姫の作品は予約で一杯なんだよ」
綾「まあまあ落ち着いて下さい。あと、グッドルッキングガイですか?」
門田「それくらい分かってるよこの野郎!」
綾「この野郎は言い過ぎですよ!それとグッドルッキングガイですか?」
吹田「目上の人間に何だその口の利き方は!」
綾「分かります!お気持ちは分かりますけど、ここは広い心で!そしてグッドルッキングガイなんですか?」
門田「ああ、やんのかよこのクッキングバカ!」
綾「クッキングバカというよりはむしろルッキングガイではないかと私は・・・」
姫子「あまり喧嘩ばかりしてると」
姫子「二人揃って捨てますわよ」
「ご・・・ゴメンね。姫」
綾「グッドルッキングガイ、ですね」
  Tobe・・・

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