〇研究所の中枢
フィン「今日の任務は終わり。みんなお疲れ様！」
ララ「お疲れ様」
カイト「お疲れ様でした」
ミレティ「お疲れ様でしたー」

〇近未来の通路
カイト「僕は残ってる資料があるから、じゃっ！」
ララ「カイトの奴、相変わらずねー」
ミレティ「でも、カイトが頑張ってると応援したくなります」
ララ「へぇ〜」
ミレティ「何ですか？」
ララ「ううん、なんでもないわ」
ミレティ「テレビ？DVD？」
ララ「ひょっとしてテレビとか見たことない？」
ミレティ「はい」
ララ「そうだったか・・・・・・・・・」
ララ「昔、地球で流行ってたものよ」
ミレティ「そうなんですか？」
ララ「うん！」
ララ「じゃあ、行こう！」
ミレティ「どこへ？」
ララ「ビデオエリアよ」
ララ「最近出来た新しい施設、昔のビデオやDVDが沢山あるの！」
ミレティ「行ってみます」
ララ「そうこなくっちゃ！」
ララ「じゃあ、２時に近くの噴水広場に集合ね！」

〇結婚式場前の広場
「お待たせしました！」
ララ「よし、じゃあ行こうかっ！」

〇レンタルショップ
ミレティ「ここですか？」
ララ「うんっ！」
ミレティ「意外と小さいですねー」
ララ「コラっ！️」

〇レンタルショップの店内
ララ「へぇ〜結構あるじゃない」
ララ「あっ！これ『お笑いライブ』のDVDだって」
ララ「こっちは大人気の刑事ドラマ！」
ミレティ「うおー」
ララ「どうしたの？」
ミレティ「あっ！すみません」
ミレティ「地球壊滅時に処分された品がこんなに残ってたなんて」
ララ「それぞれの惑星で流行している作品をここで集めているの」
ララ「あっ！懐かしーい！」
ララ「これ、『恋の花』じゃない！」
ミレティ「『恋の花』？」
ララ「昔流行った大人気の恋愛ドラマよ！」

〇花模様2
　　23歳のカイと16歳のアイが禁断の恋に落ちる素敵な話なのよ！

〇レンタルショップの店内
ララ「アッハ〜」
ミレティ「・・・・・・・・・」
ララ「無言にならないでよ！」
ミレティ「さて、選びますか〜」
ララ「おいっ！」
ミレティ「うーん。どれを選べば良いんでしょう？」
ミレティ「ララ、選んでくれませんか？」
ララ「なんで？」
ミレティ「”ララゴリラ”なら面白そうなの見つけてくれるかな〜って」
ララ「”ゴリラ”は余計よっ！」
ララ「自分で選びなさいよ」
ミレティ「だって、初めてだからどれにしたらいいか」
ララ「なんでもいいのよ」