序章(脚本)
〇地球
100年前──
突如現れた異星人が地球を攻撃した
〇地球
〇地球
〇荒廃した国会議事堂
〇荒廃したセンター街
「キャー!!️」
「逃げろー!!️」
「いやー!」
〇荒廃した街
ミレイの父「ハァハァ・・・・・・」
ミレイの父「この子だけは・・・」
ミレイの父「あっ!」
ミレイの父「うっ!」
「ここにもいたぞ!」
戦闘員「生存者二名確認!」
戦闘員「おいアンタ!しっかりしろ!」
戦闘員「すぐに救助隊が来る!頑張れ!」
ミレイの父「むっ娘を・・・」
ミレイの父「娘を、助けてくれ・・・・・・」
戦闘員「あぁ、必ず助ける。だからもう喋るな!」
「みっミレイ、すまない・・・・・・」
戦闘員「おい、おい!しっかりしろ!!」
戦闘員「誰か、誰か来てくれー!!」
〇病院の廊下
戦闘員「先生」
医師「残念ですが・・・」
戦闘員「そうですか・・・」
戦闘員「娘さんの方は?」
医師「命に別状はありません」
医師「ただ、意識が戻らず眠りについています」
戦闘員「・・・・・・・・・」
戦闘員「あの人のためにも、この子を救ってみせる」
〇病室のベッド
花咲美麗「・・・・・・・・・・・・」
花咲美麗「パパ・・・・・・・・・」
〇近未来の手術室
「準備、整いました」
「では始めよう」
〇黒
あれから100年後──
〇実験ルーム
「完成した!」
「これさえあれば、私の宇宙征服が叶う!」
〇実験ルーム
「警告!️警告!️」
「カプセルルームにて、研究員が実験体 『エフェクトNo.310』を連れて逃走!」
「なに!?」
「すぐに探し出せ!!」
〇ビルの地下通路
シュン「ハァハァ・・・・・・・・・」
シュン「これ以上、犠牲者を出すわけにはいかない!」
「いたぞっ!」
「追えっ!」
シュン「くそっ!」
〇宇宙戦艦の甲板
フィン「まだか・・・・・・」
フィン「おーい!こっちだ!!」
フィン「あの子は?」
シュン「心配ない。無事に救助したよ」
フィン「そうか」
シュン「フィン、ヘリは?」
フィン「すでに手配してある。すぐに出よう!」
シュン「あぁ」
「居たぞっ!」
フィン「しまった!」
〇宇宙戦艦の甲板
「アイツらを捕えろっ!生死は問わない!!️」
「ハッ!」
フィン「クソッ!」
シュン「フィン、お前はこの子を連れて逃げろっ!」
フィン「何!」
シュン「時期にここにくる!早く逃げろ!!」
フィン「お前を置いていけるわけないだろっ!」
シュン「早く行け!!」
フィン「・・・・・・・・・・・・・・・」
フィン「くっ・・・・・・・・・!」
シュン「フィン、ミレティ、無事でいてくれ」
エフェロン No.100「排除」
シュン「ウァァァ!!️」
シュン「くっ・・・・・・・・・」
エフェロン No.100「排除」
〇ヘリコプターの中
フィン「・・・・・・・・・・・・!!」
フィン「シュ──ン!!️」
〇ヘリコプターの中
フィン「シュン、心配するな」
フィン「この子は必ず、私が守る!」
ミレティ「・・・・・・・・・・・・」
フィン「・・・・・・・・・・・・!?」
ミレティ「マスター・・・・・・?」
〇地下実験室
〇地下実験室
美麗「スゥースゥー」
ミレイが実験体となってミレティになったということでしょうか?これから二人が向かう先は?こういうテンポよく進む謎だらけのプロローグ、ワクワクしますね。