前編1(脚本)
〇西洋風の受付
※素材の関係で文章と画像が一致していないのでご了承ください(カジノの店員は全員うさ耳をつけています)
次のセリフから本編です。お楽しみに
裏カジノ店〜デッドオアラビット〜
グレイト・ラビット「いらっしゃいませ...」
グレイト・ラビット「恐れいりますが年齢確認させていただきます。身分証明書はお持ちですか?」
✴︎(コンシェルジュの様なおじさんもうさ耳をつけている...なんなんだこのカジノ店)
俺はすかさず同級生から「条件付き」でもらったカードを見せる。
グレイト・ラビット「あぁ、会員のメル様の紹介でお越しになったのですね。どうぞこちらへ」
〇謎の扉
✴︎(...自分で言うのもなんだけどあっさりと学生服の未成年を通すんだな。...メル(城兎のあだ名)の同級生って知ってる様だし)
扉を開けると
〇カジノ
いかにも闇カジノらしい雰囲気が漂っていた。
〇ナイトクラブ
奥の方に何故かステージがあった。
舞う万札、
水着の様な衣装で踊ってるポールダンサーに
怪しい粉を吸う人
それをみて空箱にチップを投げるギャラリー
〇洋館の廊下
ソイツらを軽蔑した目で見てステージの部屋を出た後、もっと奥の部屋にある目的地の方へ進む。
〇謎の扉
〇闇カジノ
赤の21
なら私は黒の3
俺は黒の12だ
どうやら大人達はかなりの額を賭けて真剣にルーレットをしている様だ。
デーモン・ラビット「No more bet」
ギャンブラーの怒号が聞こえる中、一番奥の席に長身美形のアルビノの男性がディーラーとして立っていた。
✴︎(...せ、せんせい?やっ、やっぱり噂は本当だったのか!?)
客「クソッまた負けた!!!!」
客「アタシ降りるわ〜勝ち目ないもん」
客「クッ、やっぱりデーモンラビットには敵わないのか...」
ゲームに負けるとギャンブラー達は次々と席を離れていった
俺はすかさずルーレット台の方まで駆け寄った
✴︎「...お久しぶりです。大門月兎先生」
デーモン・ラビット「先生?誰かと勘違いしていませんか?」
✴︎「...やっぱり先生嘘ついてますよね」
✴︎「俺にはアンタが先生だってわかるんだ!」
✴︎「まさか児童養護施設の先生がバニーボーイをやってるなんて思わなかったけどさぁ!アンタは大門月兎先生!!俺にはわかるんだよ!」
デーモン・ラビット「・・・」
✴︎「どうして黙って...!?えっ」
ブラック・ラビット「ドウシマシタカ?オキャクサン暴レテル?」
デーモン・ラビット「そうなんだ、その坊やを連れて行ってくれると助かるよ」
✴︎「せっ、先生?」
✴︎「うわっ離せ!!」
〇洋館の廊下
ブラック・ラビット「ボッチャン、コッチダヨー。ヨチヨチ」
✴︎「離せ!子ども扱いするな!」
あら、その坊やアタシにくれないかしら?
気がついたら知らない女性が目の前に立っていた。
ミズ・ジュエリー「チップならあるわよ」
ブラック・ラビット「ワカリマシタ、ドーゾ」
ボディガードらしき外国人うさ耳の大男はそのまま俺を女性に突き出して去っていった。
ミズ・ジュエリー「...助けたんだからお礼ぐらいしたらどうなの?」
✴︎「...ありがとうございます。でも何故俺を?」
ミズ・ジュエリー「悪魔のバニーボーイ...デーモンラビットのギャンブルに勝つために決まっているじゃない」
✴︎「!!」
ミズ・ジュエリー「あなたとデーモンの会話は聞かせてもらったわ。どうしてデーモンが嘘ついてるってわかったのかしら?」
✴︎「...それは」
中編に続く