完全番外編1 お兄様の誕生日(脚本)
〇おしゃれな玄関
番外編
お兄様の誕生日
モニカ「ごめんね、リア。お兄様の記念日なのに、 急に子守なんて・・・」
モニカの夫「すみません・・・」
リア「全然、大丈夫よ! 新居探しも大変ね」
モニカ「じゃあ、6時までには戻ってくるから! 何かあったら連絡して!」
リア「わかったわ。 ママ、いってらっしゃ〜い」
赤ちゃん「あぶぅ・・・」
リア「全然、人見知りしない。 いい子ですね〜」
〇豪華な部屋
リア「かわいい〜。 見てて全然飽きないわ」
リア「お兄様の誕生日パーティーの準備を しなきゃいけないのに・・・」
リア「ああ〜。 誘惑を振り切るのが大変〜!」
テオドール「姉さん、そろそろ飾り付け・・・」
テオドール「えっ、赤ちゃん!?」
リア「友だちの子を、今日1日だけ預かったの」
テオドール「パーティーの準備は?」
リア「そ、そうなのよ〜! しなきゃいけないんだけど・・・」
リア「テオ、ちょっと赤ちゃん見ててくれる?」
テオドール「えっ!?」
テオドール「俺、壊しちゃいそうだし、 抱っこなんてできないよ?」
リア「何を言ってるの、テオ」
リア「あなただって、ゆくゆくは パパになるかもしれないのよ?」
テオドール「俺が・・・パパ!?」
リア「そうよ。 テオだって、好きな人と・・・」
テオドール「俺が好きなのは、姉さんだけど?」
ぎゅ〜っ
リア「こ、こらあああぁぁぁぁ!!」
テオドール「ハグくらい、いいでしょ?」
リア(いいって言ってあげたいけど、 やっぱりダメ!!)
テオドール「姉さん、兄さんにちゃんと愛されてる?」
リア(み、耳元で囁かないで〜〜!!)
テオドール「ご希望なら、 俺がいつでも慰めてあげるからね♡」
リア「いいかげんにしなさいっ!!」
テオドール(調子に乗りすぎた・・・)
赤ちゃん「ふえぇぇ」
テオドール「姉さんが大きな声出したから、 びっくりしたんじゃない?」
リア「あー、ごめんね」
リア「よしよし」
赤ちゃん「ふえぇぇ ふえぇぇ」
リア「えぇ〜、嫌われちゃった!?」
テオドール「しょうがないな」
テオドール「よしよし」
赤ちゃん「キャッ キャッ」
リア「泣き止んだ!」
リア「えぇ〜、泣き止んだのは良かったけど、 やっぱり嫌われちゃったのかしら?」
赤ちゃん「あぶぅ・・・」
赤ちゃん「・・・・・・・・・・・・」
リア「急に静かになったわ」
テオドール「・・・ねえ、なんか臭わない?」
リア「こ、これはもしかして・・・」
テオドール「お、俺、オムツ取ってくる!」
リア「あ〜っ、やっぱり〜!」
「しかも横モレしちゃってるよ〜〜〜〜!!」
〇豪華な部屋
リア「ふー、なんとかできたわ」
リア「テオに懐いてるみたいだし、しばらく お願いしてもいい?」
テオドール「いいよ」
テオドール「さあ〜 お兄さんが相手してあげるよ〜」
テオドール「かわいいなあ〜」
テオドール「このほっぺなんか、 食べちゃいたいよね♡」
リア「ちょおぉぉぉ!」
テオドール「なに、姉さん? ちゃんと見てるよ」
リア(テオが言うと、 冗談に聞こえないのよーー!!)
テオドール「ハイハイとかするのかな?」
赤ちゃん「あぶぅ・・・」
テオドール「意外と早い!」
テオドール「姉さん、そっち行った!」
リア「えっ・・・きゃあ! キッチンはダメよ!」
テオドール「ごめん、姉さん」
テオドール「ま、まてー!」
〇豪華な部屋
テオドール「ふー、やっと寝てくれた」
リア「もうこんな時間!? お兄様が帰ってきちゃうわ!」
テオドール「やっと寝てくれたし、 俺が飾り付けを──」
赤ちゃん「ふえぇ・・・」
テオドール「降ろすと泣く!?」
リア「困ったわね・・・」
〇おしゃれな玄関
ポポロム「こんにちは〜」
カルステン「本当に俺たちもいいのかい?」
リア「先生、叔父様! もちろん、さあどうぞ」
「えっ!? 赤ちゃん!?」
「いつの間に!?」
リア「ち、ちがいますよ。 友人の子なんです・・・」
ポポロム「びっくりした・・・」
〇豪華な部屋
ポポロム「ふー、リアさん 飾り付け終わりましたよ」
リア「ありがとうございます! 良かった、間に合った〜」
カルステン「おまえが赤ん坊を抱いてるなんてな」
テオドール「姉さんの代わりに抱いてるだけだよ。 降ろすと泣くし」
カルステン「俺にも抱かせてくれ」
テオドール「べつにいいけど」
カルステン「・・・・・・」
カルステン(孫ができたら、こんな感じかな・・・)
カルステン(いつになるだろうな?)
カルステン「起きたか」
赤ちゃん「キャッキャッ」
カルステン「おお、いい子だ」
アルフレッド「ただいま」
リア「帰ってきたわ! みんな、準備を──」
〇豪華な部屋
アルフレッド「ただいま──」
「お兄様! 兄さん」
「アルフくん アルフさん」
誕生日おめでとう!!
アルフレッド「あ、ありがと・・・う・・・?」
アルフレッド「そうか、誕生日だったか・・・」
テオドール「兄さん、はい、プレゼント♪」
赤ちゃん「キャッキャッ」
リア「ち、ちがーーう!!」
リア「友人から預かった子なんです!」
アルフレッド「ああ、そういえば言っていたな──」
リア「もう、テオ余計なことしないで!」
テオドール「はーい」
〇おしゃれな玄関
モニカ「リア、ありがとう〜! おかげでいい物件が見つかったわ!」
リア「良かった、 赤ちゃんもおりこうだったわよ」
モニカ「あっ・・・ テオくんが抱っこして・・・?」
リア「ごめん。 テオの方があやし方がうまくて」
赤ちゃん「キャッキャッ」
モニカ「ほんとだ、ごきげんね・・・」
モニカ「ありがとう、テオくん」
モニカの夫「お世話になりました」
赤ちゃん「ふえぇ」
モニカの夫「えっ、どうしたんだろ?」
モニカ「・・・」
モニカ「まさか」
モニカ「テオくん」
モニカ「お兄さん」
モニカ「先生」
モニカ「叔父様」
モニカ「・・・パパ」
モニカ「どうしよう、パパ・・・」
モニカ「この子、イケメンが好きだわ!!」
モニカの夫「そ、そんなあ〜」
〇豪華な部屋
リア「では改めまして、」
リア「お兄様、お誕生日おめでとうございます!」
アルフレッド「ありがとう」
カルステン「しかしリアちゃん、 いつまでお兄様呼びなんだい?」
リア「そ、それは、徐々に・・・」
ポポロム「あ〜 おいしいですね!」
リア「あ、あの、ポポロム先生・・・」
リア「先生は、今日は飲まれませんよね?」
ポポロム「そうですね、車ですから・・・」
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おお。アクを抜いた感じになってる。本編を読んでなければ一見幸せな家族ですね。テオテオ、久々に見ましたがやはり彼を見るとそわそわしますね。赤ちゃん無事でよかった。背景とハイハイの組み合わせの相性が良くて笑いました。
え、サポートコメント……これからも……?😳
言質とったーーー!!!😆✨️✨️✨️
テオのナチュラルな歪み具合が最高ですね✨️
イチャイチャした末に授かる日が来るのかしら😍
赤ちゃん、きばってくれたりハイハイしたりの末のイケメン好きwww素材の生かし方が最高でした😆💕
赤ちゃんでほんわかしていたら、まさかのイケメン好き🤣🤣 恐るべきポテンシャル! 次の主人公はまさか……(違う)
最後はナイスイチャイチャでしたね。お兄様ってこんなキャラでしたっけ? テオのせいか……笑
ゆうべは おたのしみでしたね(言いたいだけ)