エピソード8-2(脚本)
〇体育館の舞台
「さぁ! 最後は結果発表!! 今年のミス・ミスターコンテストの優勝者は誰か!!! その前に選手に入場してもらいましょう!!」
川上 るな「やっほ~!!!」
佐野 つむじ「急に真顔でどうしたのよ・・・」
秀一(人間の姿)「いや別に・・・なんでもない」
「では結果発表と行きましょう!!! 皆さんスクリーンにご注目!!!」
「・・・」
「今年のミス・ミスターコンテストの優勝者は・・・ ミスター・酒童 秀一と ミス・佐野 つむじ の二人だ!!!」
川上 るな「は・・・?なんで・・・ 何で私が負けるのよ!!!」
佐野 つむじ「え・・・私・・・? 私が?!」
秀一(人間の姿)「あたりまえだ。 お前が勝つに決まってるだろ。 俺の女なんだからな」
秀一(人間の姿)「川上。お前の敗因は一つ。 俺に喧嘩を売ったことだ。 今頃お前の親もあいつにやられてる頃だろうなぁ」
佐野 つむじ「それはどういう意味ですか? 秀一様」
川上 るな「そんな・・・まさかじゃあ・・・ その女が・・・ 「あの」佐野家の人間っていうの!! っ!!」
秀一(人間の姿)「さて・・・お邪魔は消えたことだし・・・言いたいことがあるからこの場で言わせてほしい!!」
佐野 つむじ「????」
「おっとぉー!!! 一体何が始まるというのか!!! それで伝えたいこととは―!!!」
秀一(人間の姿)「つむじ・・・お前のことが好きだ。 俺と付き合ってほしい」
佐野 つむじ「え・・・えぇぇぇぇぇ!!!!! いや・・・あの・・・ わ、わたしは・・・その・・・」
秀一(人間の姿)「だめか??」
佐野 つむじ「~~~~~~!! 勿論構いませんよ!!!」
〇学校の屋上
コンテストと同時刻
川上 まゆこ「それで・・・私に用ってなにかしら?」
佐野 晃司「なぁに簡単なことさ。 本気の喧嘩をしようや。 娘巻き込んだけじめはつけてもらうぜ」
佐野 ななほ「私に対してならまだいいけれども・・・ よくもつむじにひどいことしてくれたわね!!私の可愛いつむじに対して!!」
川上 まゆこ「はぁ・・・なあにそんなことで私をここに呼んだの? 相変わらずせっかちさんねぇ・・・」
川上 まゆこ「まぁいいわ・・・ 今後は何もしないでおいてあげる・・・ あの男も取られちゃったし・・・」
佐野 晃司「そういうってことは。。。やっとあの二人くっついたのか!!! 今すぐ結婚式の準備でもするかぁ!!」
佐野 ななほ「あ~な~た!!!」