本屋さんのおしごと

会庫

てんばいや(脚本)

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〇レンタルショップの店内
似半「さて・・・ コミック新刊並べるか・・・」
  新刊コミック陳列も新刊雑誌と一緒。
  
  棚の面積は限られている。
似半「17日に、18日19日分一気に来たばっかだぞ 無理ゲーすぎだろ・・・」
似半(ん〜・・・ 故南と中華ダムは絶対に目立つとこに でも今日の新刊も・・・。 同じ雑誌コミックは近場に置きたいし)
  完全にパズルである

〇本屋
知峰翔「びゃー!!もう 開店時間だー!!」
島帆「レジ金入れましたー!」
「開店しまーす!」

〇地下街

〇本屋
「な・・・っ!! 並んでるーーー????」
知峰翔「ええ・・・なになに・・・? 何でそんな朝いちから本買う気 満々なの・・・?」
似半「・・・あ、 やたら予約入ってたあの女性誌じゃ ないですか?」

〇コンビニの雑誌コーナー
知峰翔「23日のこの女性誌、やたら予約入るね」
似半「ですね。 付録が良いのか、 人気の有名人が載ってるのか・・・」
知峰翔「まだ配本(何冊入るか)わかんないし 一応ここで予約ストップしようか」
似半「予約分足りなかったらシャレにならないし 店頭分も欲しいですしね」

〇本屋
「・・・・・・・・・・・・・・・」
知峰翔「なるほど理解」
知峰翔「てんばいやーだな!!!!!!」
知峰翔「島帆くん、 「お一人様一冊まで」のポップ用意して」
島帆「御意!!!」

〇本屋
  仕事的にはなんだろうと
  売れてくれればいい訳だが
  本当に欲しいと思ってるお客様が
  1人でも多く手に取れれば、と
  
  思ってる本屋は多いんですよ

〇コンビニの雑誌コーナー
  本が好き。本が好きなお客様が好きなんです

次のエピソード:変な客

コメント

  • ラストの一言、深く深~く頷いてしまいました🥲 会庫さんの心根や矜恃などがじんわりと心に染み入ってきます😇
    特に雑誌は、定期的に買いにいらっしゃる方の手に過不足なく渡ってほしいですよね✨(…という感情とともに、月間ム◇も、月間ボディビル●ィングも、SAMS●Nも慈しみながら陳列していた在りし日の私😂)

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