エピソード3 家族②(脚本)
〇書斎
バーン! (扉を思いっきり開ける音)
リサ「リンお姉ちゃんが帰ってきたよー!!!!」
リサ「ってあぁ・・・間違えちゃった・・・」
リサ「は、早く行こ!お姉ちゃん!」
リン「う、うん」
〇部屋の前
リサ「お父さん、どこいっちゃったんだろうね・・・」
リン「ほら、元気だして行こ」
リサ「そうだね!」
ガチャ (扉を開ける音)
〇綺麗なダイニング
リサ「お姉ちゃんが帰ってきたぞーーー!」
リン!!
おばあちゃん「あなた!いつ帰ってきたの!怪我はしてない!?大丈夫なの!?」
リン「全然怪我してないよ!」
リン(記憶は無くなったけど)
リサ「おばあちゃん立っちゃだめだよ!早く座って!」
おばあちゃん「ゴメンなさいねぇ」
おばあちゃん「それより、リン 夜に私の部屋に来なさい」
リン「は、はい・・・」
リサ「お姉ちゃん何したの?」
リン「分からない・・・」
リサ「とりあえずみんなに報告終わったから、私の部屋で遊びましょ!」
リン「そうね!行きましょ」
〇女の子の部屋
リサ「キャーぐわーどりゃー!!!笑笑」
リサ「笑笑」
リン「リサ、ごめん、ちょっと自分の部屋行ってくるね!また後で遊ぼうね!」
リサ「あ、ちょ、お姉ちゃーん!」
バタン! (扉が閉まる音)
リサ「もーー久しぶりに遊んでくれるって思ったのにー」
〇可愛い部屋
リン「はぁ」
リン「えーっと・・・今わかることは・・・」
リン「リサが、私の妹で ヒカルが・・・あれ、ヒカルって何歳だ?まぁいっか」
リン「で、お母さんとおばあちゃんがいる、そしてお父さんはいない」
リン「で、私含めて5人家族か」
リン「いつか記憶を戻してみんなとちゃんと暮らしたい!よし!記憶を戻そーう オー!」
1時間後
リン「とは言ったものの・・・ 何も手がかりがないな・・・あはは」
〇簡素な一人部屋
ピロン! (スマホの通知音)
ヒカル「ん?なんだ?」
母
少しの間帰れないかもしれないから、それをみんなに伝えといて
あと・・・
ヒカル「楽しくなってきたねー!」
〇可愛い部屋
リン「へー!こんな服とか持ってるんだー!」
ガチャ! (扉が開く音)
ヒカル「入るぞー」
ヒカル「お母さんがしばらく帰って来れないそうだ」
リン「了解〜」
リン(良かった〜)
ヒカル「リン、なんか変わったな」
リン「あー服?可愛いよねこれー」
リン「いやーそれがさーこの服とかさー・・・」
ガチャン! (扉が閉まる音)
リン「・・・」