〇可愛い部屋
　　夜
リン「・・・」
リン「眠れない・・・」
リン「なにか大事なこと忘れてるような・・・」
リン「あ！おばあちゃん！」
　　ガタガタガタ
　　バーン！
リン「なんの音!?」

〇白い玄関
リン「な、なんの音!?」
リン「お、おばあちゃん!!」
リサ「お姉ちゃんどうしたの？こんな夜遅くに・・・」
リサ「え!?お、おばあちゃん!?」
リサ「お姉ちゃん早く救急車呼ばないと!!」
リン「そ、そうだね！」

〇綺麗なダイニング
リン「えーっと.電話電話」
リン「あったあった！」
リン（電話は覚えてるんだ・・・）
リン「えーっとーなんてやればいいんだっけ」
リン「り、リサ！なんてやればいい？」
　　お姉ちゃん！そこに紙があるから！そこの電話番号打って！
リン「えーっと、」
リン「手、手が震えて・・・」
「お姉ちゃん早く！」
リン「えい！」
　　プルルルルルル
　　はい、こちら佐藤病院です・・・
リン「お、おばあちゃんが！」

〇病院の待合室
　　病院待合室
リン「おばあちゃん、大丈夫かな？」
リサ「おばあちゃん死んじゃったらやだよ！」
医師「えーっとー佐藤さんですか？」
リン「え、あ、えーっとー」
リン「は、はいそうです！」
医師「おばあちゃんの所はこちらです。着いてきてください」
リン「は、はい」

〇近未来の病室
リサ「お、おばあちゃーん😭！」
リン（そういえば、私に何を言おうとしたんだろう・・・）
リン「おばあちゃんは、大丈夫ですか!?」
医師「はい、大丈夫ですが、退院までは少し時間がかかりそうです」
医師「打撲しているところを見て見たところ、恐らく階段から落ちた、と考えられますね」
医師「明日は学校でしょう、タクシーを呼びますのでそれで帰ってください」
リン「あ、ありがとうございます」
リサ「おばあちゃんは、大丈夫なの？」
医師「ああ、大丈夫だよ安心してね」
リン「そ、それでは、ありがとうございました」
医師「あの子たち、どこかで見たことがあるような気がするんだよな・・・」