拝啓家族へ 推しが逆トリップしてきました。(出会い~文化祭編)

グレーン

エピソード4-1(脚本)

拝啓家族へ 推しが逆トリップしてきました。(出会い~文化祭編)

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〇おしゃれな教室
佐野 つむじ(不審者が逮捕されたあと 何とか平穏な日々を送ってはや2週間・・・ なんでこうも・・・)
秀一(人間の姿)「だからしつこいっていってんだろ! 俺はこいつといるって言ってんだろうが!」
川上 るな「もうー そんなに怒らなくてもいいじゃーん 酒童くん!」
佐野 つむじ(クソ騒がしい・・・ 本当に何がどうやったらこんなに騒がしくできるんだか・・・・・・)
秀一(人間の姿)「はぁ・・・ 佐野、どうにかしてくれ・・・」
川上 るな「佐野さんも 皆と仲良くした方が酒童君のためになるよね?」
佐野 つむじ「そうですね・・・ もしかしたら、酒童さんはクラスメイトがどう言った人か分からないから馴染めないのかもしれませんね」
佐野 つむじ(わざと私の方に話を振ってきやがったな・・・ あーもう面倒くさいな!)
川上 るな「じゃあ 私がクラスのみんなの紹介するよ! 私が仲良い男子とかも紹介するね! ほらいこう!」
秀一(人間の姿)「あ、お、おい ちょっと待てって!!」
秀一(人間の姿)「佐野。お前もあとで来いよな!絶対だぞ!」
佐野 つむじ(行くわけねーだろ。 学校生活がどう言ったものか理解してこいってんだよ・・・)
女子生徒2「佐野さん 転校生になんか冷たくない・・・? あの噂本当だったのかな・・・? 他クラスの女子をいじめてるって言う噂・・・」
男子生徒「本当にだろ・・・ だってあの態度だぜ? 怒ってるのが見え見えだっつーの。 しかもオタクとか言う噂もにいたぜ?」
佐野 つむじ(言いたいことは言えばいい・・・ 言わせておこう・・・ 言わせておけば・・・・・・ 何も問題ないもの)

〇綺麗な図書館
  風見学園は、大学のように自分たちで授業カリキュラムを組む。
  休むことも事前連絡を入れれば問題もない
  今日は緊急の会議が先生方に入ってしまったためか一限目の授業は全て無くなったので、皆自習や暇を持て余していたりしている
佐野 つむじ(やっぱり・・・ここが落ち着くのよね 人がいないし、静かに読めるから)
佐野 つむじ「・・・ なんかあの本今読みたくないから・・・ この本でも読むか」
佐野 つむじ(これ・・・ いいわね。 えっと『悲恋物語全集』? どんだけ私が恋愛の本読んでるんだか)
佐野 つむじ「人に見つからない日陰のあたりで読んでよ。 1人の方が・・・・・・やっぱり楽だわ」

〇おしゃれな教室
  同時刻
  川上と秀一というと・・・
女子生徒1「あれー? 川上じゃん。 どうしたん?」
川上 るな「ほら、うちのクラスに転校生来たじゃん! 馴染めなかったり友達いないって言うから他クラス含めて教えてんだ〜!」
女子生徒1「あー納得 そういうのはあの女よりも川上の方がうまいもんね〜」
川上 るな「そんなことないよ〜 佐野さんは優しいしすごい人だよー? 頭いいし、1人でなんでもやってくれるんだよ〜」
川上 るな「でもね・・・ ほら、わたしが酒童くんを案内するとか言っちゃったから 今日も睨まれて ちょっと怖かったなぁ・・・」
女子生徒1「え! 大丈夫?? 酷いよね〜佐野さんってすました顔してるけどそういうことする人なんだ 近寄らないで置くようにしとく」
秀一(人間の姿)(この女達さっきから何言ってんだ・・・ あいつがそんなことするわけねぇだろ)
男子生徒2「そういや佐野さんっていつも何考えてるか分からない時とかってあるよな てか絶対彼氏とかいないだろ」
川上 るな「あ、そうだ! 転校生の酒童秀一くんだよ!!」
秀一(人間の姿)「・・・・・・」
男子生徒2「おう! よろしくなー! ほんと気をつけろよ佐野にはよ。 あんまりあいつの話は信用しない方がいいぜ。嘘つき女だからな」
秀一(人間の姿)「それは俺様の勝手だ じゃあな」
川上 るな「あ、待ってよー! ごめんねー! でも彼いい子だから気にしないでねー!」
男子生徒2「おー!またなー、」

次のエピソード:エピソード4-2

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