〇華やかな広場
来渡「ん〜、・・・たいへんです・・・ 迷子だァァァァァ!!」
　　ここはとある世界にある学園、
　　“ゼノ・アイランド学園”だ。
　　彼の名は白鷺 来渡。この学園に入学したばかりの１年生である。
来渡「まぁ、悩んでても仕方ないです！ とりあえず人を、、、」
「ガサガサ・・・」
来渡「ヒッ!? な、なに!?」
来渡「おっ、、、おおおおおおおかみ!!?!」
オオカミ「ｸﾞﾙﾙﾙﾙﾙ・・・・・・・・・ﾜﾌｯ！」
来渡「も、もうおわりです・・・・・・・・・」
オオカミ「ぐゎっ！」
来渡「うぅっ・・・・・・」
来渡「・・・・・・・・・あれ？」
凪「・・・・・・・・・なにしてんだ・・・お前・・・」
来渡「えっ、あ、あれ・・・?! ど、どどどいうことですか!?」
凪「・・・何このバカ・・・」
来渡「ば、馬鹿って・・・！ 僕はただ・・・！」
凪「・・・うるせぇ・・・ とりあえず・・・なにしてんのさ・・・」
来渡「あっ！ た、助けてくれてありがとうございます！ じ、じつは迷子になってしまって・・・」
凪「・・・あっそ・・・ で？名前は・・・？」
来渡「僕は白鷺 来渡といいます！ 貴方は・・・？」
凪「・・・・・・凪・・・２年だ、 そこ行きゃここから出られるから・・・とっとと帰んな・・・」
来渡「え？あ、ありがとうございます！ 凪さんですね！覚えておきます〜！」
凪「・・・・・・なんなんだ・・・あいつ・・・」

〇教室
　　翌日・・・
来渡「おはようございまぁぁぁす!!」
生徒「来渡、お前相変わらず元気だな・・・ 初日から迷子になるくらいだし www」
来渡「あはは・・・はしゃぎ過ぎちゃいました・・・w」
生徒「でもすごい人が助けてくれたんでしょ？ たしか・・・凪？ってひとだっけ？」
来渡「はい！凪さんはオオカミを一撃で倒したんですよ！」
生徒「でも、そんなことできるか？ふつう。 あのオオカミは魔物の部類だし、俺らが倒すことは到底不可能だ」
来渡「まぁまぁ！こまかいことはきにしなくていいんですよ！」
生徒「そうかもね、w まぁ、そろそろ授業始まっちゃうし、せきつこ〜」
来渡「初めての授業・・・！ 一体どんな先生なんだろ〜、、！」
「・・・・・・・・・席に着け・・・」
みつと「・・・俺がこのクラスの担任だ・・・」
　　入ってきた先生は黒板に自分の名前を書いた
　　
　　紅 十十十、初めは誰もが首を傾げた
来渡（な、なんて読むんだ・・・・・・）
みつと「・・・・・・おまえら・・・わかりやすすぎだろ・・・ わかんねぇならわかんねえって言えや・・」
来渡「えっ、あ、・・・え？」
みつと「「紅 十十十（くれない みつと）」だ、よろしく」
来渡（な、なんかすごい先生が来ました・・・）
みつと「んなことはどーでもよくてよ・・・」
みつと「今日はまずオリエンテーションをやる・・・ １年はとりあえずホールへ集まれ・・・だとよ・・・」
来渡（オリエンテーション！ どんなことをやるんでしょう・・・！）
みつと「んじゃ、待ってるぞ・・・」
来渡「ま、まぁ・・・先生は冷たいですけど・・・ とりあえず！はやくホールへ向かいましょう！」