拝啓家族へ 推しが逆トリップしてきました。(出会い~文化祭編)

エピソード3-2(脚本)

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〇学校の屋上
佐野 つむじ「で!!!! 私に何か言うことあるよね!!!!」
秀一(人間の姿)「貴様が俺に言っただろ? 学校に行けばいいと。 だから来たんだ」
秀一(人間の姿)「安心しろ。 少し妖力を使ったに過ぎない。 まぁ・・・人間の時はよろしく頼むぞ。 ・・・・・・・・・・・佐野」
佐野 つむじ「はぁ・・・ あんまり変なことはしないでくださいよ。 言っておきますけど、貴方がいた世界とは違うということも」
佐野 つむじ「向こうの世界の話は特に厳禁。 恐らく、平安や江戸当たりの話になりますから・・・ 絶対に言わないこと。これは約束して」
秀一(人間の姿)「したら何か問題でもあるのか?」
佐野 つむじ「学校にいれないわよ。 どこかに連れていかれるでしょうね。 それだけは絶対に避けないといけないの。 だからいいわね?」
佐野 つむじ(多分これだけじゃ、いうこと聞かないから・・・ 原作でもやってた方法使ってみるか)
佐野 つむじ「ほら、指切りしましょ。 これぐらいはあなたたちの世界にもあるでしょう?」
秀一(人間の姿)「あるが・・・。 むぅ・・・わかった。 破ったら貴様の指を喰らってやる」
佐野 つむじ「好きにしていいわよ。 秀一様がそんなことしないっていうの私は知っているから」
秀一(人間の姿)(なんなんだ。この人間・・・ どうしてそこまで俺を信用できるんだ? あぁ・・・くそ!!! わけがわからねぇ!!!)
秀一(人間の姿)「話は変わるが、お前 最近変なやつにつけられているんじゃないのか? 俺と初めてあったときも急いで走って帰ってきてただろう」
佐野 つむじ「な、なんのこと??? 私は、べ、べつにそんなことあっては・・・ないわよ?」
秀一(人間の姿)「俺様に喧嘩売ってるのか? 酒吞童子であるこの俺様を。 貴様ばっかり俺に色々と強いて居るくせに己の事となると言わぬのだな」
秀一(人間の姿)「せっかくこの俺様が何とかしてやろうと思ったが。 要らぬ世話だったか・・・」
佐野 つむじ(あ~・・・ またやったよ。 そうだった。秀一様って気に入った人間とかには無自覚で甘くなるんだった 仕方がない・・・)
佐野 つむじ「そうですよ。秀一様の言う通りです。 ここ最近、なぜか付きまとわれているんですよ。夜遅くまで働いているんで仕方がないですが」
佐野 つむじ「でも、それがどうかしました? どうせ飽きたらやめるでしょうから問題はないと思います」
秀一(人間の姿)「貴様は自覚がないのか!!! 貴様みたいなのが狙われるんだぞ!! しばらくは俺様と一緒にいろ。 絶対だ。いいな!!!」
秀一(人間の姿)「破ってみろ!!! 貴様のことを丸呑みにして喰ってやるからな!!!!!」
佐野 つむじ「わ、わかりましたよ。 そろそろ、教室戻りますよ。 放課後は私学園内にあるカフェテリアで待っているのできてくださいね」
秀一(人間の姿)「わかった。 先程案内された場所の事だな。 絶対にそこから動くなよ」
川上 るな「まさかあの人が『妖恋』に出てくる秀一だったなんて・・・ あの人の隣は・・・私なんだから・・・」
川上 るな「絶対に・・・渡さない」

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