拝啓家族へ 推しが逆トリップしてきました。(出会い~文化祭編)

エピソード2-1(脚本)

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〇散らかった部屋
  次の朝
「・・・い・・・・・きろ・・・ おい、起きろ女」
佐野 つむじ「ん〜・・・・・・あと5分・・・・・・だけ。 夜中に推しが出てくるなんて・・・・・・そんなことあるわけないのに・・・Zzz」
秀一「ちっ・・・・・・ そんなに俺に殺されたいか・・・・・・ さっさと起きろ!女ァ!」
佐野 つむじ「わぁ!! ちょっと大きな声出さないでよ!!近所迷惑・・・ なんで推しが現実にいるの?!コスプレドッキリか何か!?」
秀一「何を寝ぼけたことを言っている 俺は酒呑童子の秀一にきまってるだろうが!! 殺されたいのか女!!」
秀一「まぁいい。起きたことは褒めてやる。 朝餉を作れ。 この世界の物はよくわからん。よって貴様が作れ」
佐野 つむじ(あぁ・・・やっぱり昨日の夜のは現実だったんだ・・・ ・・・推し貯金たまるのでは????)
  つむじは、推しのために使う推し貯金をしている。
  推しの笑顔が見れたら1000円
  推しが出てたら2000円
  etc
  このようにして、推しのグッズが販売される時や投票の時はそこからお金を使うようにしている徹底したオタクであった。
秀一「何をくだらないことを考えている? さっさと朝餉をつくれ!! 俺は腹が減ってる。 それとも、貴様が朝餉になるか?」
佐野 つむじ「あぁ・・・・・・すぐ作ります! あ、あと今日も私は学校・・・寺子屋にいますのでこの部屋でじっとしといてくださいね?!」
秀一「学校? なんだそれは、寺子屋と言い換えていたがそんなところがあるのか? おい、説明しろ」
佐野 つむじ「後で説明しますから! 先に作らせてください!!! 分かったらそこに座ってて!!!」

〇散らかった部屋
  朝餉(朝食)を作り終え・・・
佐野 つむじ「こちらの世界ではこういったものを食べます。 合わなければ残されていいので食べれるものだけ食べてください」
秀一「こんな贅沢品を食べていいのか!? 俺の世界にはこんな贅沢品ばかり並ぶことなぞなかったぞ!!! よくやったぞ!!人間!」
秀一「この四角い焦げてるやつはなんだ?? 初めて見たが。 ・・・これうまいな!!! 女!これをもっとよこせ! あとこの肉もだ!」
佐野 つむじ(あ、後で推し貯金しよ・・・・・・ 2万ぐらいつっこめるわ)
佐野 つむじ「これは食パンって言うんですよ。 少しだけ焼いてバターというのを塗ったんです。 それはベーコンですね原材料が豚です」
佐野 つむじ「お気に召したのなら良かったです。 良かったら私のもどうぞ。 ちなみにベーコンの隣にあるやつは目玉焼きといいます」
佐野 つむじ「原材料は卵ですから。 食べてみてください あとは知っての通り野菜や牛の乳です」
秀一「どれもこれも美味いな!!! 毎日作れ!女! この目玉焼きというのも食パンとやらも美味だ!」
佐野 つむじ「それは良かったです! 秀一様のお口にあって!! 私の分も食べてくださって構いませんよ」
佐野 つむじ「って!!! このままじゃ遅刻する!! 食べ終わったらそのままにしておいて下さい!! ではまた!!」
秀一「あの女・・・・人間のくせしてよく俺の事理解してるな まぁいいか さて・・・・・学校とやらは何か見させてもらおうじゃねぇか」
秀一「ん・・・・・・? これは・・・・・・ ・・・・・・ついでに届けてやるか」

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