エピソード4 覚kkkkkkkkuseい(脚本)
〇山間の集落
■■■■「ねぇ・・・・・・影士、私がもし、間違えてしまったら────」
■■■■「────貴方の胸の中で、眠らせて?」
■■■■「・・・・・・ごめんなさい、今のちょっとベターとかだったかな────」
■■■■「・・・・・・」
■■■■「────うん、やっぱり、ね」
〇黒
────貴方と、幸せでいたい
〇古風な和室
「・・・・・・」
「────────」
「────────」
誰・・・・・・だ・・・・・・?
アージュ「てーすーかーらー」
アージュ「その真っ赤っかの薬品を飲ませようとするのやめてください!!」
ロクシャウ「もーさっきから。これは彼を延命させるための物なの!!どうしてわからないの!?」
アージュ「あんた前科忘れてンだろババア!!」
ロクシャウ「ムキャーーー!?禁句をよくもぉぉぉ・・・・・・このまな板娘がっ!!」
アージュ「あんたはババア!!ババアババアババア、クソババァ!!!!」
(?・・・・・・何これ?)
起床して早々、目に飛び込んで来たのは二人の女が罵り合う光景だった。
赤い液体が入った試験管を飲ます飲ませないの押し問答から、罵り合戦に移行した。
止めるべきか、と身体を起こした。『違和感』の覚える身体を──
(・・・・・・?・・・・・・なんだ、ろ)
影士「・・・・・・んなー?」
ロクシャウ「起きてたの!?いつの間に?」
アージュ「ロクシャウ様が騒いだせいですからですよ!!」
ロクシャウ「それは貴女が罵ったのが・・・・・・!!」
影士「わ・・・・・・わぁ・・・・・・」
ちょいとぉ、アンタらクールダウン。クールダウンしやしょうよ
クロノア「全く・・・・・・」
肩を竦めながら割って入ってくる。
季節外れの外套を羽織り、やれやれと言わん張りに呆れていた。
左手にはおにぎりがのった小皿を持っている。
クロノア「ご主人が何か拾って来たなーっと思ったら、起きたそいつを蚊帳の外で痴話喧嘩を勃発させて・・・・・・」
クロノア「姐さんも姐さんだよ、アンタ短気な所あんだから」
「・・・・・・面目ありません」
クロノア「・・・・・・あー」
クロノア「見苦しいもん見せてすまんね」
クロノア「腹減ってっか?」
小皿を差し出す。
影士「・・・・・・」
クロノア「毒何か入ってねぇよ、食え」
影士「・・・・・・ン」
ひょい、おにぎりを手に取る。パクり、一口かじる。
クロノア「・・・・・・」
クロノア「お二方さぁ」
「はい」
クロノア「何で喧嘩してんの?何さ何?」
クロノア「こっちは内政しなきゃなんないのに国外の脅威対応もしなきゃなんないのよぉ?」
クロノア「最近レジスタンス勢力は無関係のうちらにまで攻撃してテロリスト化してるし、不安和らげるこっちの身にも安らぎくれよ」
クロノア「しかも起きたばっかのそいつは────」
クロノア「・・・・・・すまん、起きて早々名前何て言うの?」
影士「・・・・・・モグモグ、えいじ」
クロノア「そうそうえいじの────」
クロノア「・・・・・・ん?」
クロノア「今・・・・・・アンタ『えいじ』って、言った?」
こくん。こくん。
クロノア「え、はえ、え?」
影士「・・・・・・?」
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