第2話 風を感じて(脚本)
〇廃墟の倉庫
いてててぇ・・・
小林 星蘭「か・・・可愛いぜ」
三船 仁「おい?」
小林 星蘭「うをぉおおお!!!」
小林 星蘭「ケツ打った・・・」
三船 仁「大丈夫か?」
小林 星蘭「なんだ、お前!心配してくれるのか、良い奴だな!」
三船 仁「はっ?」
小林 星蘭「俺は小林 星蘭 東高3年だ!」
三船 仁「・・・」
小林 星蘭「お前も名乗れよ!」
三船 仁「俺はいいよ・・・ とりあえず、意識失ってたのに・・・」
小林 星蘭「ダメだ!!」
三船 仁「え?」
小林 星蘭「次会っても名前呼べないだろう!」
三船 仁「もう会わねぇだろう?」
小林 星蘭「はっ?」
小林 星蘭「喧嘩したら、その後は友達だろう?」
三船 仁「いや、初めて聞いた!」
小林 星蘭「・・・」
小林 星蘭「・・・・・・」
三船 仁「分かったから、そんな悲しそうな顔すんな!」
三船 仁「三船 仁 18歳 第一商業の3年だ」
小林 星蘭「仁!!」
三船 仁「気安く呼ぶな!!」
小林 星蘭「・・・」
小林 星蘭「・・・・・・」
三船 仁「好きに呼べ」
小林 星蘭「よっしゃー!!!」
三船 仁「変なやつ・・・」
小林 星蘭「おい、仁。家まで送ってやるよ!」
三船 仁「は?」
小林 星蘭「バイク貸すのは出来ねぇけど、乗せてやるなら大歓迎だ!」
小林 星蘭「乗りたかったんだろう?」
三船 仁「お前・・・馬鹿だよな?」
小林 星蘭「よく言われる」
〇開けた交差点
バイクって・・・
こんな気持ちいいのか・・・
小林 星蘭「なんか言ったか?」
三船 仁「なんでもねぇー」
三船 仁「バイク最高ォおおお!!!」
小林 星蘭「おっ!分かってんじゃん」
俺も・・・
バイク運転してみてぇ。
〇土手
三船 仁「なぁ、星蘭」
小林 星蘭「うぉおお!」
三船 仁「うん?」
小林 星蘭「仁が初めて名前呼んだから!!」
三船 仁「そ・・・そうか」
三船 仁「俺、明日からバイトするわ」
小林 星蘭「なんで?」
三船 仁「バイクの免許取って、バイク買いたいから・・・」
三船 仁「バイクで走ってる時の気持ちよさ・・・」
三船 仁「他じゃ味わえねぇからな」
小林 星蘭「いいじゃねーか!」
小林 星蘭「バイク買ったら、一緒に走ろうぜぇ!」
三船 仁「いいのか?」
小林 星蘭「当たり前だろう!」
三船 仁「・・・星蘭」
三船 仁「ありがとうな」
仁くん😊息子の名前だわ♪いいね~アホな奴最高👍平和だわ😊あたし女子校6年も通ったから、男子達の友情とか憧れだわ。サンケーさんお疲れ様*´ㅅ`)"👏✨✨👐🤗👏✨✨👐🤗👏✨✨👐🤗👏✨✨👐🤗👏✨✨👐🤗👏✨✨👐🤗👏