【74話】魔法の個性(脚本)
〇体育館の中
オーガニック「まさかメイルが魔法を習得するなんて・・・」
リル「私達も負けて入られないな」
「生み出すは焼き尽くす炎 彼の者を滅せよ──」
「フレイム・ディスチャージ!!」
オーガニック「やっぱりアタシには魔法は向いてないんだよ・・・」
アップヒート「白いのは冷気魔法が混じって 炎が消滅している」
リル「冷気魔法が混じっている?」
アップヒート「炎を操るのに向いてない」
アップヒート「そっちの緑は距離減衰のせいだ」
オーガニック「距離減衰?」
アップヒート「手元から離れるほど、威力は低下していくものだが──」
アップヒート「お前の場合はそれが著しい」
オーガニック「じゃあ、どうしろと?」
アップヒート「拳に魔法を乗せて叩きつけろ!!」
オーガニック「うーん、試してみるか・・・」
オーガニック「一撃必掌!!焼火焦熱 (しょうかしょうねつ)!!」
オーガニック「おぉ、本当にできた!!」
オーガニック「まるで先生みたいだ」
アップヒート「先生だぞ・・・」