買った森からダンジョンへ

ちぇのあ

第10話後編 愛しい君を堪能したら朝まで愛情を注ぎあって(脚本)

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〇白いバスルーム
  3人で風呂場へ移動する。さて、今日はどうなるのだろうか。
想里愛「真樹さん、昨日みたいに服・・・お願いします♪」
真樹「う、うん。まかせてっ♪」
  ソリアが恥ずかしそうに後ろを向きサオリが僕を凝視する中で、ソリアの服を1枚ずつ脱がしていく。
  最後の1枚も脱がし終える。桃って良いよね。
想里愛「想里愛の心の声「ああ、真樹さんの熱い視線を感じます♪いくらでも見て良いんですよっ♪」」
  ソリアはチラッと僕を見る。なんとサオリの服も1枚ずつ脱がしている。
想里愛「サ、サオリも服脱いじゃうの?」
  恐る恐ると言った口調でソリアがサオリに訊ねる。
咲桜里「お風呂は裸で入るのが当たり前だよ?♪」
  確かにその通りだ。ソリアもうまく言い返せないでいる。
  僕は今更贔屓するのは無理だと判断しているので、サオリの服も最後の1枚まで脱がす。うん、こちらの桃もベリーグッド!
咲桜里「おにーちゃんのお風呂広いね♪」
真樹「3人入れそうで良かったよ♪」
想里愛「そうですね、広いお風呂好きですー♪」
  湯船は良い温度になっている。さっそく入るかな。
真樹「お湯少しかけるね」
想里愛「はーい♪」
咲桜里「あったかい♪」
  3人で湯船に入る。最初ソリアもサオリも中央を陣取ろうとしていたけど、結局僕が中央に入り姉妹に挟まれる形になる。
  阿修羅は疲れるのでみんな横向きに入ってもらっている。
咲桜里「初めてのお風呂気持ちいー♪」
真樹「おお、良かった♪」
想里愛「毎日一緒に入れて幸せです♪」
  片手ずつ二人の手を繋いで入浴を楽しむ。
咲桜里「おにーちゃん明日からダンジョンに行くの?」
真樹「そうだね、危ないかも知れないけど精霊を助けないとね」
想里愛「あたしも一緒に助けに行きます♪」
  最初は家に居るように言ったが、サオリも一緒にダンジョンへ行く事になった。精霊を助けたい想いはサオリが一番強いと思う。
  昼食は弁当を持っていこうかな。
真樹「ソリア達の家の水で沸かしたからお湯が綺麗だね♪」
想里愛「そうですね、すごく綺麗・・・♪」
咲桜里「あれ?透けて見えるよ?」
想里愛「こ、こうしてないと見えてしまいますから・・・」
咲桜里「サオリの裸見れなくて残念だった?♪」
  ソリアとサオリのダブルギュー最高です。全然残念じゃないです。
真樹「そ、そうだよね。見えないようにしないとね・・・。う、うん。残念だなー」
  湯船で3人でくっつき過ごす。柔らかい果実が4つ当たりふとももを合わせると8つ柔らかいモノが当たっている。これはしゅごい。
咲桜里「きゃっ!」
想里愛「え?あっ!」
  サオリが湯船の中で足を滑らせてしまったようだ。ソリアも釣られてしまったのか足を滑らせてしまう。
  4つの甘い果実が僕の顔を包みこむ。
真樹「怪我しにゃくて良かっひゃよ」
  大地の恵みに圧迫されてうまく喋れない。わーやわらかーい。(思考停止)
咲桜里「あ、真樹おにーちゃんすごい安心した顔してる♪」
想里愛「ま、真樹さんはあたしで安心してるんだからねっ」
  たっぷり3人での湯船を楽しんだので、みんなで体を洗う事にする。

〇白いバスルーム
想里愛「今日はあたしが先に真樹さんのお体を洗いますよ♪」
真樹「ありがとう♪ソリアは優しいね♪」
咲桜里「サオリもおにーちゃん洗ってあげるよ♪」
  姉妹仲良く石鹸を手で泡立てる。
想里愛「あたしが先にお手本を見せるね♪」
  ソリアが背中を洗ってくれる。天使の柔らかい手が僕の汚い心も洗い流してくれる。
咲桜里「サオリもやってみるね♪」
  サオリも背中を洗ってくれる。手本をしっかりみたので上手に洗ってくれた。
真樹「ソリアもサオリもありがとう、背中綺麗になったよ♪」
想里愛「いえいえ♪」
咲桜里「綺麗になったね♪」
  上半身の前のほうも洗ってくれる事になった。背中が2つの雄大な山脈と密着している。裸の付き合いって良いなと思いました。
咲桜里「サオリも洗う~♪」
  なんとサオリの2つの柔らかい果実も僕の右肩や頬に密着した。これはしゅごい。
真樹「ありがとう、前も綺麗になってるよ~」
  素晴らしい感触をありがとう。
真樹「僕も二人を洗うよ~♪」
想里愛「はい、ありがとうございます♪」
  ソリアが椅子に座る。ソリアの次にサオリも洗ってあげよう。
真樹「最初はシャンプーで頭を洗うね♪」
想里愛「はい♪」
想里愛「はい♪」
  柔らかくてふわふわな髪質だ。これが天使の柔髪か。優しい手触りで洗いあげる。

〇白いバスルーム
真樹「頭は洗えたね。ソリアの背中、お肌スベスベで綺麗だね♪」
想里愛「えへへ・・・♪」
  背中を洗う。背中は小さくてもソリアの心は強い。今日のやりとりで特にそう感じた。
想里愛「にゃっ・・・」
  小さい桃を手洗いする。まだくすぐったいようだ、慣れるには時間がかかるだろう。
真樹「今日も前のほうも洗うね♪」
想里愛「はい・・・♪」
  首や腕も洗ったし、次の場所を洗うかな。
想里愛「にゃぅぅ・・・」
  ソリアは可愛い声を漏らす中、僕は2つの山脈を解きほぐす・・・いや、洗う。念入りに丁寧に洗う。
真樹「今日もすごく柔らかくて大きくて・・・じゃなかった、温かくて綺麗になったね」
想里愛「は、はい・・・♪真樹さんに綺麗に洗ってもらえて幸せです♪」
  ふう・・・やっと2つの柔らかい果実を洗い終わった。今日も良い仕事をした。
真樹「じゃあ、足も洗うね♪」
想里愛「うん♪」
  昨日のように少し足を広げてもらう。足元から洗い、ふとももは念入りに洗う。下手したら山脈より柔らかいんじゃないか。
  ふとももの内側を丁寧に洗いながら僕はそう思った。
想里愛「今日も真樹さんに綺麗に洗ってもらえて大満足です♪」
真樹「良かった♪」
咲桜里「真樹おにーちゃん、次はサオリを洗ってね♪」
真樹「うん、まかせてっ♪」
  次はサオリを洗わないと。まずはシャンプーかな。
真樹「目がしみちゃうから、目は閉じててね~」
咲桜里「うん、わかった♪」
  素直に目を閉じてくれている。ソリアの一途さも好きだけどサオリの純粋さも好きだな。ソリアも純粋だけどね。
  サオリも軟毛だ。天使と触れ合う時間を大切にしたい。
真樹「頭は洗ったから体洗うね~」
咲桜里「うん♪ソリアお姉ちゃんと同じようにしてね♪」
  そう、同じようにしなければならない。贔屓をするのは良くない。決して僕が全身を手洗いしたくてウズウズしているわけではない。
  まずは背中から洗う。裸の付き合いは背中から始まるのだ。
真樹「ダンジョンでサオリが怪我しなくて良かったよ」
咲桜里「真樹おにーちゃん心配してくれるの?優しいね♪」
  話ながら背中を洗う。ソリアよりもひと周り小さい背中だ。精霊が守ってくれたこの子を次は僕が守らなければ・・・。
  ソリアも頼りになるしきっと大丈夫だ。
真樹「サオリも肌が綺麗だね♪」
咲桜里「サオリもそう思う、プルプルだよー♪」
  うん、この桃は本当にプルプルだ。よく洗おう。
真樹「次は前も洗うね。あっ」
  ソリアに後ろから抱きしめられる。とても嬉しくて温かい。そして柔らかい。
想里愛「えへへ、サオリが洗い終わるまでこうしてますね♪」
真樹「うん、すごく嬉しいな♪ソリア大好き♪」
想里愛「あたしも真樹さん大好きです♪」
  力強く抱きしめてくれる。僕は幸せだ。おっと、僕の背中だけじゃなく洗うほうにも集中しないと。
咲桜里「きゃっ、くすぐったいよ~♪」
真樹「くすぐったいよね、サッと洗うね♪」
咲桜里「丁寧に洗わないといやっ!」
  ご要望があったので丁寧に腕や肩を洗う。次の場所も丁寧に洗う。この大きさは侮れない。メロンサイズより少し大きいかもしれない
  あと1年もすればソリアの大きさに到達する可能性が高い。そう考えながら新鮮で瑞々(みずみず)しい果実を解きほぐす。
咲桜里「ん~~。お姉ちゃんがくすぐったがってた気持ちわかるかも~」
  はっ!洗いすぎてしまった。
真樹「じゃあ後は足を洗うね」
咲桜里「うん♪」
  ソリアの温もりや頬への唇の感触を感じつつ、サオリの足を洗う。ふぅ、足元は洗い終わった。
真樹「サオリも柔らかくて程よくふかふかで洗い甲斐があるよ~♪」
咲桜里「そう?良かった♪」
  ふとももの内側を念入りに揉み解す、付け根までしっかり洗う。この柔らかさはソリアに負けず劣らずだ。
  山脈も良いけどふとももも良いよね。
真樹「ふぅ、洗い終わったよ~♪」
咲桜里「わーい、綺麗になった♪あ、お姉ちゃん良いな、サオリも~♪」
  サオリがクルリと向きを変えて僕に抱きつく。全身が柔らかくて温かい感触に包まれる。ダブルギューしゅごい。
  サオリの様子がわかったのか、ソリアの抱きしめる力が強くなる。ここは天国だ。
  10分程ダブルギューを味わった後、湯船に3人で入り直す。
真樹「みんなのおかげで疲れが取れたよ~」
想里愛「あたしもです♪」
咲桜里「明日は精霊さん助けに行こうね♪」
  僕は二人の手を握りしめながら答える。
真樹「明日助けに行こう!」
想里愛「想里愛の心の声「真樹さんかっこいい・・・♪」」
咲桜里「咲桜里の心の声「真樹おにーちゃんかっこいい♪」」
  二人の熱い視線を感じ恥ずかしさを堪える。しっかり温まったのでみんなで湯船を出る。
真樹「タオルで拭くね~」
  僕はものすごく薄いタオルで二人の全身を拭く。布越しでも素晴らしい感触が伝わる。役得である。
想里愛「ありがとうございます♪」
咲桜里「おにーちゃん、ありがと♪」
真樹「いやいや、こちらこそありがとう♪」
  ウィンウィンの関係って良いですよね。
咲桜里「あれ?おにーちゃんもおねーちゃんも服着ないの?」
想里愛「あ・・・じゃあ寝る前まで着てようかな・・・」
真樹「ぼ・・・ぼくもそうしようかな」
  く・・・昨日までならこうならなかったのに・・・。サオリが寝るまでの我慢かな。3人で食卓で蜜柑ジュースを飲んで過ごす。

〇実家の居間
真樹「僕の竹刀でモンスター倒せるかな?」
  ソリアが竹刀を少し触る。
想里愛「もう少し強い武器が欲しい所ですね」
真樹「ちょっと倉庫に良いのがないか見てくるよ」
  2人にはくつろいで待ってもらう。倉庫はここから廊下を通って庭の先にある。有用な武器防具を幾つか持ってきた。
真樹「ただいま~」
想里愛「おかえりなさい♪」
咲桜里「おかえり♪」
  僕は草刈り機、スコップ、包丁、厚めの革のジャンパー、剣道の防具一式を置く。
  できるだけ軽量で使いやすい装備にしたい所だ。
  本当はロンリキーテで猫のコスプレセットを装備させたいが今回は真面目な防具で行こう。安全第一だ。
真樹「ソリアとサオリは軽めの革のジャンパーを防具に着て欲しい」
想里愛「わかりました♪」
咲桜里「おにーちゃんの防具は重たそうだね」
真樹「大丈夫だよ」
  僕は剣道の小手と胴と革ジャンを装備することにした。さて武器はどうしようか・・・。
  草刈り機は充電と重さを考慮して今回は持っていかない事にした。
想里愛「あたしは竹刀を使います」
真樹「僕は包丁を持っていくよ」
咲桜里「サオリは~?」
真樹「攻撃は僕とソリアが頑張るからサオリには防具を付けたいな」
  僕もソリアも悩んだがサオリは武器ではなく小手を付けてもらうことにした。攻撃は僕やソリアで行ったほうが良い。
  ソリアにも小手を付けてもらう事にした。本当は遠距離から安全に攻撃したいが・・・魔法や弓や鉄砲が無いから仕方ない。
真樹「ソリアの近くの街には、武器屋や防具屋ってあるの?」
想里愛「ありますよ♪ただお金がかかるので・・・、街でお手伝いするか採集やモンスターの素材などで換金する必要がありますね」
真樹「なるほど・・・モンスターが倒せなそうなら採集を頑張るしかないね」
  明日の話がおおまかにまとまった。話が終えた頃には夜が更けていた。サオリが眠たそうなので布団に寝かせてあげた。
想里愛「・・・あたし達もお布団入ります?♪」
真樹「そうだね♪」
  僕とソリアも布団に入る。サオリがよく眠れるよう別の布団を用意した。サオリはすでに眠っているようで可愛い寝顔を見せている。
真樹「後は眠るだけだからまったり過ごせるね♪」
想里愛「そうですね♪」
  横になりソリアの可愛い顔を見ながら頭を撫でる。二人きりとなると自然とドキドキしてくる。愛しい君の笑顔にときめいていく。
真樹「ソリア可愛いからどっちかが眠くなるまでいっぱい愛しちゃうね♪」
想里愛「はい、あたしも真樹さんに愛情受けたりあげたりしたいです♪」
  とても幸せな時間だ・・・ソリアが抱きついてくれる。僕はしっかり抱き受ける。
  唇を重ねられる距離でソリアが微笑む。すごく愛しい。
真樹「寝る前と起きた時だけ・・・するって言ってたけど、できる時があったらもっとしちゃう?」
想里愛「そういえば、あたし夕食の時・・・」
  ソリアの顔が赤くなる。僕も想い出して赤くなる。
想里愛「そ、そうですね!できる時があれば・・・その時にもしましょう♪」
真樹「うん、そうしよう♪」
  今度は僕から彼女の頬に口付けする。嬉しそうに僕の頬に口付けを返してくれる。
  ソリアと僕はチラッとサオリを見る。ぐっすり眠っている、大丈夫だろう。
想里愛「まだ眠くないですけど・・・良いですか?♪」
真樹「もちろん良いよ♪」
  ソリアが目を閉じる。僕も目を閉じる。ゆっくりと愛しい君に唇を重ねる。体感で2分、その状態が続く。
  僕が目を開けた時ソリアも目を開けていた。僕は頭を撫でて、ソリアは抱きしめてくれる。少しだけ唇を離して・・・。
真樹「布団温かいし・・・昨日みたいに・・・なる?」
想里愛「はい、真樹さんの温もりで温まりたいから・・・昨日みたいになりましょう♪」
  純白のワンピースがとても似合っている。今日はどれだけ君を染められるのだろうか。
想里愛「寝ながらだと難しいですよね、すぐ布団に戻りますね♪」
  ソリアは起きてワンピースを脱ぐ。部屋が暗くて見えにくいが・・・後ろを向いて下着も脱いでいるのが見えた。
想里愛「・・・戻りました♪」
真樹「おかえり♪」
  愛しい表情を見て頭を撫でてから僕も服を脱ぐ事にした。僕のは布団の中でも簡単にできた。
想里愛「真樹さん大好き♪」
真樹「ソリア大好きだよ♪」
  横向きも良いけどまだ眠らないと思うので、ソリアを下にする形で抱きしめる。そしてまた唇を重ねる。
想里愛「んぅ・・・ずーっとこうしてて欲しいです♪」
真樹「うん・・・ずーっとこうしてるね♪」
  強く抱きしめて長い時間唇を重ねる。プルプルな口元はコーヒーゼリーよりも柔らかい。僕はキスしたままソリアの心音を確かめる。
想里愛「ぁっ・・・」
真樹「・・・ドキドキしてるね♪」
想里愛「・・・はい♪」
  心音を確かめた後はゆっくり解きほぐしたり、唇を離して話すのとまた重ねるのを繰り返す。
  2人きりの時間が待ち遠しかったからだろうか、今日はずっと眠りたくないと思ってしまう。
想里愛「想里愛の心の声「いつも真樹さんの愛を感じるけど、今が一番感じるなぁ♪ドキドキ・・・」」
想里愛「真樹さんは、あたしの事どのくらい好きなんですか?♪」
真樹「ソリアの事ものすごっっっく大好きだよ♪」
  僕は強く抱きしめながら答える。表情を見るとすごく嬉しそうにしている。すごく愛しいのでいっぱい頭を撫でる。
想里愛「あたしも真樹さん、このぐら~~~い大好きです♪♪」
  力強く抱きしめられる。ものすごく嬉しい。足もしっかり絡ませてくれる。僕も絡ませる。
  全身の柔らかさと温かさが伝わる。ふとももと2つの果実も柔らかい。
真樹「ふふ、ソリアにつかまっちゃった♪」
想里愛「えへへ、つかまえました♪ずーっと離しませんよ♪」
  毎日ソリアにつかまりたいと思った。コスプレも着てもらいたいと思った。いや、何も着てないほうがやっぱり良いです。
真樹「今日は全然眠たくならないね♪」
想里愛「はい♪朝までこうしていたいです♪」
  ソリアが僕の顔を大山脈に沈めさせる、これはしゅごい。僕はしばらくモフモフを堪能したあと
  手で谷間を少し広げて解きほぐしつつ呼吸する・・・良い匂いと柔らかさだ。
想里愛「ぁ・・・少しずつ真樹さんの色に染まってる♪」
真樹「ゆっくりソリアを僕の色に染めるね♪」
想里愛「嬉しい・・・♪」
  目が慣れてきたので山の全体図がよく理解る。きっと手をどかせば山頂もよく見えるだろう。
  山頂に頬を乗せて僕は話す。
真樹「そういえばダンジョンから帰る時に足が疲れちゃったんだよね?」
想里愛「あ、そうなんです。ダンジョンの中は歩き慣れてなくて・・・」
真樹「じゃあ、しっかりマッサージしてあげるよ♪」
  僕は足を入念にマッサージし始める。
想里愛「ぁ、気持ち良いです♪疲れが取れていきますー」
  まずは足首、足の裏を揉み解す。そして膝から上を揉み解していく。
真樹「あ、これは疲れてるね。しっかりマッサージしないと」
  僕はふとももの内側を丁寧にマッサージする。付け根までしっかり揉み解す。
想里愛「ぁっ・・・足の全体を漏らす所なくマッサージされてますー♪」
真樹「ここらへんはよくマッサージしないとね♪」
  僕はふとももの付け根をゆっくり揉み解す。ここが一番柔らかいのかもしれない。
想里愛「あっ・・・お風呂で温まったけど、さらに体が温ま・・・熱くなってる♪」
真樹「良いね♪いっぱい熱くさせちゃうぞ♪」
  足を絡ませてしっかり抱きしめる。全身が密着している。外は冬でも二人の布団の中は、仲も含めて常夏だ。
真樹「ソリア大好き・・・」
想里愛「あたしも・・・♪」
  可愛い笑顔を見ながら撫でた後、唇を重ねる。息が苦しくなってきたらゆっくり唇を離してまた顔を見つめる。
  時間が何時か理解らないが、互いに愛情を注いだり受けたりする。とても幸せだ。
真樹「ごめん、僕そろそろ・・・」
  そろっと寝ようかな。そう伝えようとする。
想里愛「あ、あたしも・・・」
想里愛「想里愛の心の声「真樹さんも・・・さらにあたしとの愛のレベルを進展させようと・・・ドキドキ」」
真樹「寝・・・」
  ん、この顔は寝ようって顔じゃないぞ。あ、きっと僕が勇気出してもっと愛したいって言うと思ってる顔だ。
真樹「寝かさないで・・・もっと愛していい?」
想里愛「はい・・・♪あたしを寝かさないで愛してください♪」
  たわわな2つの実りやふとももの内側の付け根をたっぷり揉み解す。
  甘くて可愛い声を聴きながら揉んだり、愛しい君を見つめて唇を重ねる。
  ソリアが上に乗る形になって抱きしめられてから、息が止まるほどの長い時間唇を重ね合った。
  ソリアの長い髪が大地の恵みを隠している。僕はゆっくり髪を手でズラして大山脈の全てを見納める。
  恥ずかしがって隠そうとする手をゆっくり外す。
  僕の色に染めていく。山頂はダンジョンで見た桜のように仄かに色付いている。
  照れながらキスしてくれる君に僕は恋する。僕も負けないぐらい抱きしめ返す。
  こうして僕は眠気と甘い誘惑や剥き出した欲望と戦いながら、時には愛情を注いで時には愛情を受け続けた。
  少し空が白くなってきた頃にソリアが僕の上で可愛い寝顔を見せてくれたので頬にキスして頭を撫でてから僕も深い眠りに着いた。

次のエピソード:第11話 遥かな高みを臨んだら一万年の空へ

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