コスプレ学園の●●●

ヤマハゲ

3話清らかなままで(脚本)

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〇ファンタジーの教室
パンナ「へへ〜やっぱ一番乗りでしたか」
「少し遅かったようだな。残念だが君は2番手だ」
パンナ「えっどこにいるの。見えないし怖いんですけど」
優輝「下だ。足もとよく見ろ。こんなに早く誰かくるとは思わず寝ていたのだ」
パンナ「うわっ何パンツ覗いてんの!この変態!」
優輝「隠れ身の術を見破れなかったお前が悪い。コラ踏むな蹴るな僕は変態じゃない」
パンナ「変態は皆同じ事言うのよ。心の中ではご褒美だって喜んでるんじゃないの。まったく、いつからここで寝てたの」
優輝「夜桜見物してたら終電がなくなってしまってな。学校なら避難場所指定されているからいつでも入れるだろうと夜中に侵入したわけだ」
パンナ「セキュリティなさすぎ」
優輝「自由な校風だからな。最初保健室のベッド使おうとしたんだが先約がいてな。その、男女のまぐわいのある声がしてな、そっと覗いて」
パンナ「えっ保健室で!夜中に!それでデバガメしてたの?」
優輝「最初は覗いて中の様子見てたんだが気づかれてしまってな。途中からいっしょに」
パンナ「なっぬ。まさかの複数。ベッド壊れるよ!」
優輝「ベッドは2台あるし椅子もあるからな。特に問題はなかった」
パンナ「じゃあ教室の床じゃなくて保険の先生来るまでそのままベッドで寝てれば良かったじゃない」
優輝「ベッドは狭いからな。1人1台じゃないと狭くてな」
パンナ「そこまでしておいたら問題ない気もするけど」
優輝「タブレットで映画ジェーソン見ただけの吊り橋効果はそこまで凄くないぞ」
パンナ「えっ映画?ジェーソンってホラー映画の?」
優輝「保健室覗いたとき男女のまぐわい中に羨ましがるジェーソンが嫉妬に狂う所でさ。最初勘違いしちまった」
パンナ「その勘違いを私にも与えるな。ワザとでしょ。性悪め」
優輝「昔の映画って必ずそういうシーンあったらしいんだよな。もうちょっと早く生まれたかったぜ」
パンナ「どーせネットでもっとエグいの見てるんでしょうに」
優輝「それは、、そんな話聞きたくないだろ。そんなことより保健室にいた二人なんだが」
パンナ「男2人だったとかそんなオチかな」
優輝「おっさんと女。女は俺らと同じで新入生。つーか侵入生?」
パンナ「うん?つまらないこと言わなかった?貴方も一番乗りじゃないじゃん」
優輝「学校にいるかじゃない。教室にいるかが問題なのだ」
パンナ「で、どんな子。ホラー好きな子かぁ。ミステリアスな感じかなぁ」
優輝「一言も会話してないからわからん。俺はおっさんと話しただけだ」
パンナ「その2人はどんな関係なんだろ?言えないような関係かな」
優輝「そんな風には見えなかったけどな」
「根も葉もない事言いふらさないで下さい。デバガメ1つできないケツの青い忍者さん」
パンナ「誰?」
優輝「すぐに教室に入ってこれない恥ずかしがり屋が。早く入ってこいよ」
ふみふみ「私は人助けをしただけです。保健室がわからず彷徨っていた方を導いてあげただけ。一人でホラー映画見れないというから」
パンナ「怖いなら見なきゃいいんじゃ」
ふみふみ「動悸以外で心が動きにくくなった中年をドキドキさせてくれたらお金くれるっていうから」
パンナ「騙されやすい性格だな~」
ふみふみ「私生まれてから一度も騙されたことありませんよ」
優輝「で、いくら貰ったんだ」
ふみふみ「5億ほど。すでに振込は確認してますし騙されてないですよ」
パンナ「ご、5億。パパ活スゲ」
優輝「俺も女に生まれてれば」
ふみふみ「ゲーム通貨ですよ。パパ活ではありません」
パンナ「な~んだ。その人はどうしてるの」
ふみふみ「起きたらいなくなってた。あら、他の生徒も少しずつやってきますね。私がパパ活してたなど言わないようにお願いしますね!」

次のエピソード:4話としわを合わせてシワ寄せ

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