4話 君とたくさん・・・キスしたい(脚本)
〇山の展望台(鍵無し)
高杉 真壱「山の上から桜の花びらが舞ってきてますね」
あなた「夜景も、花びらが舞うのも、綺麗ですね!」
あなた(よしっ!今度こそ!告白の返事・・・返事しなくちゃ!)
あなた(『私も高杉さんと付き合いたいです』って言えば良いんだよね!)
高杉 真壱「本当に今日・・・一緒に過ごしてて楽しかったです」
あなた「あっ!はい!私も楽しかったです!」
高杉 真壱「さっきも伝えましたが、また君と一緒に、たくさん色んなところに行きたいです!」
高杉 真壱(最高のシチュエーションだな。本当はもう一度告白したいくらいだけど・・・)
高杉 真壱(前回驚かせてしまったからな。今日は一緒に過ごせただけでも充分だと考えよう)
あなた「私も高杉さんと、これからも一緒にたくさん色んな所に行きたいです!!」
高杉 真壱「君にそう言ってもらえて嬉しいなぁ!」
あなた「それでっ・・・そのっ・・・」
高杉 真壱「なんですか?」
あなた「わっ・・・私・・・」
夜景を見に来た男「おぉー!やっぱり綺麗だ!」
夜景を見に来た女「本当だー!綺麗じゃん!」
夜景を見に来た男「だから言っただろー!?」
夜景を見に来た女「あははっ!疑ってごめーん!!とりあえず、奥の方行ってもっとよく見よ?」
あなた(嘘でしょ!!またタイミング逃しちゃったー!!)
高杉 真壱「こんな時間でも、ここは人が来るんだね」
あなた「は・・・はい・・・そうですね・・・」
高杉 真壱「なんだか君の元気がない気がしますね。体調大丈夫ですか?」
あなた「体調は大丈夫です!」
高杉 真壱「そうだ・・・さっき言いかけていたことを聞いても良いですか?」
あなた「うぅー」
あなた「じゃあ!車の中で!車の中でお話しましょう!」
高杉 真壱「車の中でだね。わかりました」
〇霊園の駐車場
高杉 真壱「駐車場、誰もいないね。さっきの子たちは車を道の端に停めたんですかね?」
あなた「本当ですね・・・誰もいないですね・・・」
高杉 真壱「車もすぐ見つけられますね」
あなた「はい!」
〇車内
高杉 真壱「さて・・・さっきは何を言いかけてたのか、教えてもらえますか?」
あなた「はいっ・・・えっと・・・」
高杉 真壱「はい」
あなた「だからっ・・・高杉さんと過ごす時間が楽しくてっ・・・」
高杉 真壱(・・・これはまさか!)
あなた「一緒に過ごすのが、とっても楽しくって・・・これからも私もたくさん高杉さんと一緒に過ごしたいって思ってっ・・・」
高杉 真壱(俺の自惚れでなければ・・・)
あなた「あぁー・・・」
あなた(なんで肝心な言葉が出てこないのぉー!!)
高杉 真壱「・・・・・・」
あなた「・・・・・・」
高杉 真壱「そんな可愛い目で見つめられると、俺は君に好かれてるのかなって自惚れてしまいますよ」
あなた「・・・自惚れじゃないです」
高杉 真壱「・・・それはっ!」
あなた「私も・・・高杉さんのこと好きになりました」
あなた「だからもう一度・・・初めて会った時の言葉を・・・聞かせてください・・・」
高杉 真壱「・・・っ!もちろん!!」
あなた「・・・」
高杉 真壱「俺、君のこと大好きになったみたいだ」
高杉 真壱「良かったら俺と付き合ってください」
あなた「はいっ!!」
〇車内
高杉 真壱「・・・・・・」
あなた「・・・・・・」
無言でどれだけ見つめあっていただろうか
高杉 真壱「君と・・・」
あなた「はい・・・」
高杉さんは、私をそっと抱きしめて、耳元で囁いてきた
高杉 真壱「君と・・・キスしたい・・・」
私も高杉さんの耳元で囁いた
あなた「私も・・・キスしたいです・・・」
高杉 真壱「ん・・・」
あなた「あっ・・・」
高杉 真壱「・・・んっ」
あなた「んっ・・・」
高杉 真壱「・・・キス・・・気持ちいいね」
あなた「は・・・はい・・・」
高杉 真壱「もっと・・・もっとたくさん君とキスしたいです・・・」
あなた「はい・・・私もっ・・・」
高杉 真壱「俺のこと・・・名前で呼んで・・・」
あなた「し・・・真壱さん・・・」
- このエピソードを読むには
会員登録/ログインが必要です! - 会員登録する(無料)
友達に見せたくない話を会員限定にしたと聞いて読みに来ました。
これは…っwww確かに無理wwww
何回するんですか🤣
続きも読みに行きます!
ヘビー級な甘さですッ
高杉さんは鈍いわけではなく、しっかりと相手のことを見てくれてますよね。相手が言い出しやすいようにフォローしてあげたりと。
はっ、調書を取る時の応用なのか?
激甘という4話、なかなか勇気が出なかったのですが、ついにチャレンジ……ゴチソウサマデシタ、ふぅー😘 私の日常生活で欠けている成分をしっかり補充させてもらいました🥰
さすがに車の中は……ですよね。警察官が公然わいせつ→同僚にタイーホ、という別シナリオを想像した私の脳内は、恋愛モノを描くのに不向きなようです😂