記憶がない結婚式

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記憶がない結婚式(脚本)

記憶がない結婚式

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記憶がない結婚式
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〇おしゃれなリビングダイニング
ユーイチ「ただいま」
  誰もいない部屋へ虚しくこだまする、ただいまの声・・・・・・。
メイ「おかえり、パパ!」
マイナ「おかえりなさい、あなた」
  なんだ!?
  誰もいないはずなのに声がする・・・・・・
メイ「パパ、一緒に遊ぼうよ!」
マイナ「駄目よ、晩ご飯を食べなきゃ 晩ご飯の後に遊んでもらいなさい」
メイ「うん、そうする!」
  子どもの方が顔をぱーっと明るくさせて、部屋の方へ戻っていった
  部屋
  ワンルームの狭い部屋
  そのはずだった
  おかしい
  廊下がある
  リビングがある
マイナ「あなた、どうしたの? 今日はずいぶんとお疲れのようね お仕事大変なの?」
  女の方が私に話しかけてくる
  仕事
  俺の仕事・・・・・・
  俺は学生だ
  まだ働いていないし、そこまで疲れることもない
  それなのに、何だこの疲労感は
  体の重さは
マイナ「あなたの好きなハンバーグを作ったから、元気出してね」
ユーイチ「うん!」
  ハンバーグは良い
  ハンバーグは全てを忘れさせてくれる

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