3話 君とたくさん・・・出かけたい(脚本)
〇ファンシーな部屋
あなた「今日りか先輩と会って楽しかったなぁー!」
あなた「高杉さんのことも相談してみて良かった!」
あなた「なんか前向きになれた感じ!」
あなた(とはいえ、早く連絡来て欲しいなぁ・・・)
あなた(なんか思わずスマホ見ちゃうなぁー)
あなた(もう夜遅いし、早く寝よっと!)
あなた「ビックリしたぁー!こんな時間にメッセージ?」
夜遅くにすみません。仕事が最近立て込みすぎて連絡なかなか出来ませんでした。君に早く会いたいです。-高杉-
あなた「あっ・・・高杉さんからだぁ・・・」
あなた「連絡嬉しい・・・」
あなた「わわっ!続けてメッセージ?」
仕事があと少しで一段落するので、来週の日曜に会えませんか?桜が見頃になってると思うので、一緒に花見行きましょう!-高杉-
あなた「お花見・・・楽しみ・・・!!」
あなた「返信してから寝よーっと!」
〇車内
そして、約束の日曜日──
高杉 真壱「仕事が急に入って、会うの今の時間になってしまってごめん!」
あなた「大丈夫ですよ!お花見楽しみです!」
あなた「車で家までお迎えも来てもらってありがとうございます!」
高杉 真壱「いえいえ、どういたしまして」
高杉 真壱「それにしても・・・君が助手席にいてくれるの──」
あなた「はい・・・?」
高杉 真壱「なんか凄く・・・いいな・・・」
あなた「あっ・・・」
あなた「私も高杉さんの助手席・・・落ち着きます・・・」
あなた「あと・・・スーツ姿・・・カッコいいです・・・ね」
高杉 真壱「あ・・・ありがとう・・・」
高杉 真壱「君も今日の服もとても似合ってるよ!この間も可愛かったけど、今日のも素敵です」
あなた「あ・・・ありがとうございます・・・」
高杉 真壱「・・・・・・」
あなた「・・・・・・」
「・・・・・・」
「・・・あっ」
高杉 真壱「もうすぐ・・・着きますね」
あなた「・・・はい!楽しみです・・・」
「・・・・・・」
〇ホテルの駐車場
高杉 真壱「着きましたね!・・・行きましょうか」
あなた「はい!」
〇桜並木
あなた「わぁー!満開ですね!」
高杉 真壱「はい!ちょうど良いタイミングでしたね!」
高杉 真壱「夕日に照らされて、本当に綺麗だ・・・」
あなた「本当に綺麗ですねー!」
あなた(高杉さんの夕陽に照らされてる表情も、カッコいいなぁー)
高杉 真壱「こうして見ると、可愛いのはもちろんだけど、凄く綺麗だなぁ・・・」
あなた「何か言いましたか?」
高杉 真壱「あぁ!・・・なんでもないですよ」
高杉 真壱(この間はいきなりの告白で驚かせてしまったからな。少しずつ仲良くなっていこう)
あなた「なんでもなかったなら良いのですが・・・」
あなた(そういえば、告白の返事っていつすれば良いんだろう・・・)
あなた(私の良いタイミングでって言ってくれてたけど・・・早い方がいいよね・・・)
高杉 真壱「もう少し歩いたら、夕飯食べに行きましょうか」
あなた「はい!」
高杉 真壱「俺のオススメのお店に連れて行きます」
あなた「楽しみです!」
高杉 真壱(やっぱり凄く可愛いなぁ・・・)
〇レトロ喫茶
高杉 真壱「〜?」
あなた「〜!!」
あなた「〜?」
高杉 真壱「〜!!」
高杉 真壱「〜!?」
あなた「〜!!」
高杉 真壱「〜?」
あなた「〜!!」
あなた「〜!!」
高杉 真壱「〜!!」
あなた「・・・・・・」
高杉 真壱「・・・・・・」
あなた(やっぱり高杉さんと一緒にいるの・・・凄く楽しい・・・)
高杉 真壱(やっぱり一緒にいるのが凄く心地良い・・・日々の疲れが癒されるようだな・・・)
あなた(告白の返事・・・今言ってみようかな?)
高杉 真壱(これだけ一緒にいて心地良い関係は、本当に将来を見据えて付き合いたい・・・)
高杉 真壱(けどこんなこと言ったら、また驚かせてしまうな・・・)
あなた「あ・・・あのっ・・・」
高杉 真壱「はい。なんですか?」
あなた「えっと・・・そのっ・・・」
喫茶店店員「失礼します!空いたお皿お下げいたします」
あなた「あ・・・」
高杉 真壱「なんでも話してください」
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根が真面目だからかド直球に浮いたセリフを放ちますね。でもそれが嫌味なく様になるから恐るべし……大事な言葉を伝えるのって難しいですよね
ウェイターさんが、後少しお皿を下げるのが遅くなっていたら展開も変わっていたと思うと、人の運命は色々な要因によって変化してるのだなと、改めて感じました
高杉さんのメール内容、あまりにもドストレートで朴訥さが感じられますね。そして、会話内容も、敬語と常語がグラデーションになっていて、彼の不器用さや感情の揺れが😳いいなー、この空気感😳
そして、店員さーん、空気読んで―💢
うわ〜ん!
もうこれは、お互いに告ってないんですか!?(むしろ、オールオッケーですよね。)
こんなん惚れてまうやろー!!
ドキドキが止まりません。
この上夜景の綺麗な所に連れて行かれたら…次回は興奮必至!落ち着け私!