【完結】君に一目惚れ〜硬派な彼に愛されてみませんか?〜

悠蒼

2話 不安の中で育つもの(脚本)

【完結】君に一目惚れ〜硬派な彼に愛されてみませんか?〜

悠蒼

今すぐ読む

【完結】君に一目惚れ〜硬派な彼に愛されてみませんか?〜
この作品をTapNovel形式で読もう!
この作品をTapNovel形式で読もう!

今すぐ読む

〇ファンシーな部屋
あなた「・・・・・・」
あなた(私・・・今日初めて会った高杉さんに・・・告白されたんだよね・・・)
あなた「・・・うっ・・・」
あなた「ううううあああっ!!なんかドキドキしちゃって眠れないぃー」
あなた「えっ!?えっ!?フツー初めて会って、いきなり告白するかな!?」
あなた「明日仕事だから寝なくちゃなのにー!ドキドキして眠れない!」
あなた「お・・・音楽でも聴いて落ち着こう!!」
あなた「・・・・・・」
あなた「・・・・・・」
あなた「・・・・・・」
あなた「・・・・・・」
あなた「・・・・・・」

〇ファンシーな部屋
あなた「・・・んっ」
あなた「あー・・・朝だぁー」
あなた「着替えなきゃ!」
あなた「よし!あとは朝ごはん食べて歯磨きしたら出社しよーっと」
  おはようございます。昨日は楽しかったです。ありがとうございました。今日も一日頑張りましょう!-高杉-
あなた「・・・っああっ!高杉さんっ!!」
あなた「もぉー!昨日の告白思い出しちゃった!」
あなた「・・・あれ?そういえば次に会う約束とかしてないけど、いつ返事すれば良いんだろ・・・」
あなた「まっ、なんとかなる・・・かな・・・?」

〇風
  なんとかなると思っていた私の予想とは裏腹に──
  高杉さんからの連絡は、告白された次の日の朝のメッセージを最後にして、1週間途絶えてしまった。

〇カウンター席
  高杉さんから連絡が途絶えて1週間。
  今日は高杉さんを紹介してくれた梨花先輩に誘われて、一緒にカフェに来ていた。
吉田 梨花「久しぶりー!元気にしてた?」
あなた「元気にしてましたよ!梨花先輩も元気にしてましたか?」
吉田 梨花「元気元気!元気すぎるくらいよー!」
あなた「それは良かったです!」
あなた「梨花先輩!実は相談があって・・・聞いてもらってもいいですか?」
吉田 梨花「ん?もちろんオッケーよ!なんでも相談して!」
あなた「ありがとうございます!」
あなた「この間紹介していただいた高杉さんと二人で会ったのですが・・・」
吉田 梨花「あー!あの時はごめんね!急に予定入っちゃっていけなくなっちゃって!」
吉田 梨花「話聞こうと思ってたのー!どうだった?」
あなた「実は・・・」
あなた「その・・・会ったその日のうちに付き合って欲しいと告白されまして・・・」
吉田 梨花「うっそ!あの超絶真面目で、仕事一本って感じで、硬派の中の硬派な高杉くんが!?」
吉田 梨花「会ったその日のうちに告白してきたの!?」
あなた「は・・・はい」
あなた「たっ・・・ただ実はここ1週間ほど連絡がなくて・・・」
あなた「もしかしたら、急にそう言う気持ちじゃなくなっちゃったのかなぁーって・・・」
吉田 梨花「んー・・・・・・」
吉田 梨花「それは確実にないね!!」
あなた「・・・そうなんですかね?」
吉田 梨花「うん!高杉くん私が警察署で事務職員やってた時に何度も話したことあるけど──」
吉田 梨花「真面目すぎるくらい真面目だし、私の予想では、ただ単に仕事が忙しすぎるってだけだと思う!」
あなた「そういえば・・・仕事忙しいって言ってましたね・・・」
吉田 梨花「うん!警察官の言う忙しいは本当にやばいレベルだからね・・・」
あなた「そうなんですか・・・」
吉田 梨花「私の旦那も警察官でしょ?付き合う前も付き合った後も、何度も約束の日に仕事が入って会えないーとかよくあったわね・・・」
あなた「そうなんですね・・・」
吉田 梨花「そうそう!ひどい時は付き合ってからも1ヶ月くらいまともに会えない時もあってー」
あなた「い・・・1ヶ月もですか!?」
吉田 梨花「あぁー私の話になっちゃってごめん」
あなた「いえ!参考になります!!」
吉田 梨花「とりあえず、旦那に確認しておくよ!あとで直接も確認するけど、今メッセージも送っちゃおーっと!」
あなた「わっ!ありがとうございます!」
吉田 梨花「旦那と高杉くん、今は担当の仕事が違くなったから、以前ほどは会わないみたいなんだけど・・・」
吉田 梨花「同じ警察署で働いてるから、様子見たり、もしかしたら話すタイミングもあるかもだから!」
あなた「いいんですか?ありがとうございます!」
吉田 梨花「任せてー!可愛い後輩のためならなんなりと!」
あなた「梨花先輩・・・!!」
吉田 梨花「し・か・も!こんなに悩んでるってことはー!高杉くんのこと・・・気になってるんでしょ?」
あなた「あ・・・はい・・・」
吉田 梨花「紹介した甲斐があるわぁー!ふふっ!二人とも相性抜群だと思ったのよー!」
吉田 梨花「きっと上手くいくわよ!」
あなた「ありがとうございます!」

このエピソードを読むには
会員登録/ログインが必要です!
会員登録する(無料)

すでに登録済みの方はログイン

次のエピソード:3話 君とたくさん・・・出かけたい

コメント

  • 告白して一週間も放置とは高杉さんも焦らしのテクニックがありますね(ただの多忙だけど……)
    次回から甘々度が増すということで、((*p'∀'q))ワクワク♬しながら次へ💨

  • あらあら、告白翌朝から1週間も連絡無しとは……結果的に意識させることになりましたねー、高杉さん🤭 と思いながらも、激務の中の恋愛って大変なんですよねー。
    梨花先輩のキャラ、イイ味ですね😆

  • 会えない時間があることも良きかな!
    『わたし』も気を使って自分からは誘わないのが好印象です。間を取り持ってくれる先輩が居なかったら、この2人は自然消滅だったかも?
    イチャラブまで、もう少し…!

成分キーワード

ページTOPへ