主人公を主人公にするために、他人の人生に踏み入る女

再始動の準備中

「よく言うよね? 君がいるから、世界が動き出すとかなんとか」(脚本)

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〇教室
ヒロイン(仮)「君の芝居、つまらないね」
主人公(仮)「一応、プロ声優なんだけど・・・・・・」
ヒロイン(仮)「昨日、君が主人公の声を務めてるアニメを観たんだけど」
ヒロイン(仮)「すぐに忘れちゃいそうな芝居だった」
主人公(仮)「俺は・・・・・・!!」
ヒロイン(仮)「言い訳する余裕があるんだ?」
ヒロイン(仮)「昔の方が、いい芝居してたよ」
主人公(仮)「昔って・・・・・・」
主人公(仮)「俺は、まだデビューしたばかりの新人声優で・・・・・・」
ヒロイン(仮)「廃業するまで、何日かかるかなー」
主人公(仮)「待てよ!」
主人公(仮)「最後まで俺の話・・・・・・」
ヒロイン(仮)(待ってるよ)
ヒロイン(仮)「君の芝居が、世界を魅了する日を」
主人公(仮)「今、なんて・・・・・・」
ヒロイン(仮)「秘密っ」

コメント

  • あっという間に読み終わってしまったのに、グッと伝わってくるお話でした😆
    彼がここからどう成長していくのか、楽しみですね✨

  • 最後の「待ってるよ」が、響きました。
    ここからストーリーが始まる予感ですねっ😊

  • キャッチ―な序章、あるいはアペリティフといった感じで、読後にワクワク感が立ち昇ってきますね。この2人の関係は、そしてこの後のストーリーは、と色々考えてみたくなります

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