【61話】パパのように(脚本)
〇レトロ喫茶
オーガニック「ほらよ、あん蜜だ」
リル「今日はお金を持ってきていないんだ・・・」
インスペクター「ワシの奢りじゃ」
インスペクター「次は制服で来てくれ いつでも歓迎するぞ」
リル「分かった、制服で来よう」
オーガニック「来なくて良いから・・・」
オーガニック「でも、なんで探偵服なんだよ」
リル「演劇部の人が貸してくれた」
オーガニック「お前、演劇部だったのか?」
リル「演技を通じて 人との接し方を学びたいと思ったんだ」
オーガニック「また変な理由で入部したんだな」
リル「他にも、ある」
リル「強くて、気品のあるモンスターを演じるのが夢なんだ」
リル「そう、パパのような」
オーガニック「そんなカッコいい親父が居るのか・・・」
オーガニック「羨ましいな」
リル「あぁ、カッコ良いぞ」
リル「パパは世界を守るために 毎日、紐で縛られるのが仕事なんだ」
オーガニック「どんな仕事だよ、それ・・・」