あにま☆りんね

音ノ宮

第二話:みんなはどんなお仕事したい?(脚本)

あにま☆りんね

音ノ宮

今すぐ読む

あにま☆りんね
この作品をTapNovel形式で読もう!
この作品をTapNovel形式で読もう!

今すぐ読む

〇綺麗な部屋
  翌日、朝起きるとイチカの姿はなかった。
  ・・・。
  ・・・・・・。
ミント「んにゃ・・・ごはん・・・」

〇一階の廊下
  寝起きでまだ足元がおぼつかないまま、
  ふらふらと階段を降りて台所へ向かうミント。
  すると、そこには見知らぬ少女がいた。

〇おしゃれなキッチン
さくら「あ、やっと起きた」
さくら「あんた達、猫だった割には遅起きね」
ミント「誰にゃ!?」
さくら「私は小桜よ。 元ウサギで人間になってからは『さくら』って名乗ってるの」
ミント「あ、他の転生動物の」
さくら「そ♪ あんた達と同じ『あにま☆りんね』よ」
ミント「ほほ~ 私はミントにゃ、よろしく」
さくら「ん、よろしく。 んでこっちの子が猫のシソね」
シソ「Zzz・・・」
シソ「ハッ! えっと、シソでーす」
シソ「私よくボーってしちゃって、眠っちゃうの」
ミント「なんか和み系だね」
シソ「にゃはは・・・」
シソ「ミントちゃんよろしくね」
  どすどすと階段から降りてくる足音がする。
  大きなあくびと共に現れたのは、まだ眠そうなメリッサだった。
メリッサ「ふわぁ~ おはようにゃ」
ミント「メリッサ遅っ」
メリッサ「にゃはは、布団気持ちよくって」
メリッサ「あれ?イチカは? それに可愛い子増えてるにゃ」
さくら「かわっ・・・」
  メリッサの思いがけない言葉に顔が熱くなる。
さくら「あなたメリッサね、ウサギのさくらよ。 こっちはシソ」
メリッサ「よろしくにゃ~」
シソ「よろしくね~ あ、イチカさんならお仕事に行ったよー」
ミント「そうなの!? てか、働けるんだ・・・」
さくら「凄いわよね、ちゃんと社会で活躍してるんだもの」
  目を輝かせるさくら、どうやらイチカの事を尊敬しているようだ。
メリッサ「ウチらも早く働きたいにゃ」
シソ「そうだねー。 みんなはどんなお仕事したい?」
メリッサ「ゲーム系Vちゅーばー! グレートちゃっとでザクザクにゃ!」
ミント「私は色々やってみた配信~ 大食いも捨てがたいにゃ」
さくら「あんた達ねー 子供みたいなこと言って」
シソ「んー。 じゃあさくらちゃんは?」
さくら「私は・・・ お嫁さん、とか・・・」
  花嫁姿を想像してぽ~っとするさくら。
メリッサ「1番子供っぽいにゃ」
ミント「相手いないと無理にゃ」
さくら「ぐぬぬ・・・」
さくら「確かにまだ居ないけど・・・ そのうちできるわよ!」
シソ「はい、喧嘩しない」
シソ「ミントちゃん、メリッサちゃん、さくらちゃん? 仲良くしようね!」
ミント「シソ先生には敵わないにゃ」
メリッサ「わかったにゃ。 シソは優しいにゃ」
さくら「シソに免じて許してあげるわ」
シソ「えへへ、ありがと」
シソ「じゃあご飯にしましょうか? さくらちゃんと用意してたんだよ」
「やったー!!」
  仲直りした3人、メリッサとミントは上機嫌で着替えを済ませ朝食に向かうのだった。

〇明るいリビング
  テーブルに着いた4人。 目の前には目玉焼きに野菜、フレンチトーストがあった。
メリッサ「おいしそうだにゃ! いただきまーす!」
メリッサ「あむ、あむ、あむ!」
  大急ぎで口に食べ物を運ぶメリッサ。 それに続くようにミントもがっつく。
ミント「あちち、フーフー。 この目玉焼きもいけるにゃ」
さくら「ちょっとあんた達! 何、手で食べてるのよ! お箸使いなさい!」
「・・・・・・」
  さくらの当たり前の指摘に固まる2人。
  そう、言い訳を探しているのだ。
さくら「はぁ・・・ 行儀悪いったら無いわ・・・」
メリッサ「だって・・・ 手が勝手に動くにゃ・・・」
ミント「お箸使えない・・・ 天狗じゃ、天狗の仕業にゃ・・・!」
さくら「はぁー・・・ 仕方ないわねぇ」
さくら「はい、フォークなら使えるでしょ?」
  さくらはフォークを2本取り出し、メリッサとミントに渡す。
メリッサ「ありがとーう!」
  逆手でダガー持ちしてポーズを決めて見せるメリッサ。
ミント「ありがとにゃー 私もこれで文明人!」
さくら「どういたしまして。 あ、フォークで遊ぶなっ」
メリッサ「いただきます! あむ、あむ、あむ」
さくら「ふふっ 少しづつお箸の練習するのよ?」
さくら「あ、メリッサあんた顔についてるわよ!」
さくら「もーしょうがないわねー 拭いてあげるからこっち向いて」
メリッサ「にゃー あとでいいにゃ~」
シソ「(なんかこう言うのいいな・・・私たち、もうずっと家族だよね)」

〇明るいリビング
  食事を終え、リビングに集まる4人。
さくら「さて、将来に向けてお勉強の時間ね」
ミント「反対!」
メリッサ「断固拒否するにゃ」
さくら「却下よ」
メリッサ「ウチらは働かなくても生きていけるにゃ」
  勉強が絡み、もう働くのが嫌になるメリッサ。
さくら「ダメよ、自立しなきゃ」
さくら「金銭面もいつまでも神様に頼ってられないわよ」
ミント「え、ジジイがお金くれてたの?」
さくら「ぶっっっ!」
  ミントのジジイ発言がツボに入り、大ウケするさくら。
シソ「じじい・・・ あぁ、神様のことね」
シソ「うん、生活費は毎月貰ってるって今朝イチカさんが言ってた」
ミント「なんか、さくら滅茶苦茶ウケてない?」
さくら「っっ! だって、いきなりじじいがお金くれてたのって」
ミント「にゃー! なんかバカにされてる気がするにゃ!」
シソ「まぁまぁ、でも神様のおかげで私たち生活できてるんだから感謝しないとねー」
ミント「まぁね・・・」
ミント「にしても神様ならお金沢山とか 生活に必要なものを沢山くれたらいいのに」
さくら「お金を管理して使うのも立派な勉強よ、それにしても・・・」
メリッサ「ミントはもっとこう、言い方があると思うにゃ」
さくら「はぁ・・・・・・ とにかく、あんた達はまず言葉遣いを覚えないとね」
メリッサ「達!?」
ミント「うぅ~」
  腑に落ちないミントを余所に、話は進められていく。
さくら「じゃあ、気を取り直してまずは文字の読み書きね」
さくら「私は当然自分の名前書けるわ」
  丁寧な字で『さくら』と書かれた紙を得意げに見せる。
メリッサ「やるもんだにゃ~」
さくら「じゃあみんな、文字を調べて自分の名前を書いてみて~」
  それから騒ぎつつも名前を調べて紙に書いていくメリッサ達。
ミント「うわ~ 手が思ったように動かない~」
シソ「まだ人間の手に慣れてないものね」
さくら「はい、みんな書けたかしら? 見せてみて~」
メリッサ「ねーねー! ウチが1番上手くない?」
さくら「・・・メソメソサになってるわね」
メリッサ「にゃに!?」
ミント「ダサいにゃ! 私はどう?」
さくら「えーっと、ニート? になってるわね」
メリッサ「にゃはは、人のこと言えないにゃ」
ミント「むぅ」
さくら「こら、喧嘩するな。 シソは、ちゃんと書けてるわね」
シソ「まだ、さくらちゃんみたいに上手く書けないけどね」
さくら「すぐ上達するわよ、姿勢を正して鉛筆の持ち方もこうやって──」
シソ「うわ~さくらちゃん上手♪」
ミント「2人だけの世界にゃ」
メリッサ「あー ご飯食べてすぐ寝て過ごせた猫時代が懐かしい」
  それから4人の書き取りの時間が続いた。
さくら「はい、今日はこれでOK。 あとは毎日書き取りの練習していけば大丈夫よ」
メリッサ「はぁー 疲れたにゃ」
ミント「もう勉強じゃなくて早く働きたいにゃ」
さくら「んー、あんまり焦らなくていいけど」
さくら「あんた達は何も見ずに名前書けるようにならないとね」
ミント「先は長そうだにゃ」
メリッサ「それにゃ」
メリッサ「いっそ諦めて芸能界デビューでもするにゃ」
ミント「え、じゃあ私アイドルが良い!」
メリッサ「良いね~ センターは渡さないけどね」
ミント「やだ! 可愛い私が真ん中!」
さくら「はぁ? 私がセンターよ!」
さくら「じゃなくて!」
さくら「あんた達、自分の名前くらい書けないと学校の受験すら受けられないわよ」
シソ「(さくらちゃんアイドルには興味あるんだ)」
シソ「あ、でも確か名前を書けば合格出来る学校があるって聞いたことあるかも」
さくら「ほら、シソも言ってるでしょ? しっかり書けるように頑張りなさい」
メリッサ「ぬ~ やったらぁ!」
ミント「にゃー!!」
  やる気はともかく、こぶしだけは高らかに上げてみせるメリッサとミントだった。

〇店の休憩室
  4人が勉強している頃、仕事先の休憩室でイチカは一息ついていた。
イチカ(みんなは勉強頑張ってるかなー)
イチカ(猫の2人は駄々こねてないかな・・・)
イチカ「やっぱり心配だわ」
  イチカはスマートフォンを取り出し、神さまに連絡を入れる。
イチカ(おはようございます、神さま。 今休憩中なのですが、メリッサちゃんたちの様子はどうでしょうか?)
  数分後、スマホが震える。
  スマホには通話着信画面。
  どうやら神さまが直接電話を掛けてきたようだった。
イチカ「もしもし、おはようございます神さま」
神さま「おぉ、イチカか 今はさくらが文字を教えとるようじゃな」
イチカ「え、そうなんですか」
イチカ「頑張り屋さんな感じでしたけど、さくらちゃんって教えるの上手なんですね」
神さま「そうみたいじゃな、ミントもメリッサも一生懸命学んどる」
イチカ「それは良かったです♪」
神さま「まぁ、あの子たちは歴代ハウスの 『あにま☆りんね』の中でも賢いし方じゃしのぉ」
イチカ「そうなんですね」
神さま「イチカの小さい頃の方がよっぽど手がかかったわい」
イチカ「えー! そんなこと、あるかもしれないけど・・・」
イチカ「神さま、あの子たちには内緒ですよ!?」
神さま「夜、両隣に誰かおらんと眠れなかった事もか?」
イチカ「そ、それもです!」
イチカ「と言うか、今でも1人で寝るのは・・・」
神さま「そうじゃったな、すまんすまん」
イチカ「もう・・・」
イチカ「あ、そう言えば昨日、メリッサちゃんたちが私の作った料理を食べてくれたんですよ」
神さま「おお、どうじゃったんじゃ? 喜んでおったか?」
イチカ「はい、とても喜んでくれました。 今晩も楽しみです」
神さま「それは何よりじゃ」
イチカ「今朝も作り置きしようと思ったんですけど」
イチカ「さくらちゃんが自分が作るからって・・・」
イチカ「でも、さくらちゃんいきなり料理出来たり文字も書けたり凄いですね」
神さま「さくらか・・・」
イチカ「神さま?」
  少し低くなる神さまの声にイチカは違和感を覚える。
神さま「あいつは別のハウスから来た子じゃ」
イチカ「え、そうなんですか。 ・・・何かあったのでしょうか?」
神さま「んー 少し馴染めていなくてな、ワシの独断でお前たちのハウスへ移した」
神さま「だから今のハウスで馴染めるようにあいつも必死なんじゃよ」
イチカ「そうですか、じゃあ仲良く出来るようにサポートしてあげなきゃですね」
神さま「うむ、よろしく頼む」
イチカ「はい、任せて下さい。 じゃあ私仕事に戻りますね」
  電話が切れ、イチカは大きく深呼吸をする。
  他のハウスからの移動はないわけではないがイチカの経験上あまり聞かない。
  そして、普段物事を深刻に話さない神さまの態度がどうにもイチカは気になっていた。
イチカ「私、みんなの事もっと理解してあげないとな」
  スマホをポケットにしまい、休憩室の鏡で自分の姿に目をやるイチカ。
  サッと身なりを整え、一瞬笑顔を作って見せる。
  イチカは仕事へ戻り、休憩室はまた静寂に包まれたのだった。

〇明るいリビング
  一方、ハウスのメリッサ達は勉強の後、
  さくらの一言で部屋の掃除やお風呂掃除など家事全般をこなしていた。
メリッサ「ふぅ~ 疲れた~ もう夕方だにゃ」
ミント「お腹減ったー てか、もう私達立派な主婦じゃない?」
メリッサ「人気ママタレになってブログだけで食っていけるかもにゃ」
さくら「あんた達、ふざけてると夕飯抜きにするわよ!」
ミント「やだ!」
メリッサ「ご飯食べたーい!」
さくら「まったく・・・」
シソ「まぁまぁ それより夕飯の準備始めようよ」
シソ「イチカさんが帰ってくる前にご飯作って驚かせよう♪」
さくら「そうね、じゃあ今日はカレーよ!」
  ドヤ顔でポーズを決めて見せるさくら。
メリッサ「やったー!」
ミント「もうよだれ出てきたにゃ」
シソ(ふふ。 さくらちゃんって、私達のお母さんみたい)

〇おしゃれなキッチン
  それから4人はキッチンに立ち、調理を始めた。
メリッサ「ウチが野菜切るにゃ!」
ミント「私はお肉~」
ミント「肉は良い肉、上カルビ~♪」
さくら「はいはい、2人とも包丁には十分注意しなさい」
メリッサ「大丈夫だにゃ!ほらっ!」
メリッサ「あれ? 指切ったにゃ・・・痛いにゃ・・・」
さくら「だあああ! 何やってるの! ほら、見せてみなさい」
メリッサ「うん・・・」
さくら「ちょっと待っててね」
  さくらは棚の中から救急箱を取り出し、消毒液と絆創膏を取り出して手当てを始める。
さくら「よし、これで良いわよ」
メリッサ「ありがとう、さくら優しいんだにゃ」
さくら「べ、別にこれくらい普通よ」
ミント「次は私がやるにゃ! 元猫の手だし、けがの心配はご無用!」
  ミントも肉を切る際に指を切りそうになるが、何とか切り終えることが出来たようだ。
ミント「じゃーん!できたにゃ!」
さくら「そうそう、上手上手」
  そして、次に玉ねぎを切ろうとしたところで涙を流すメリッサ。
メリッサ「目が・・・目が、目がぁぁ! 痛いにゃー」
  電磁戦隊!
  メリッサ、3分間待ってやるにゃ
  一人で盛り上がるミント、
  しかしメリッサも騒いでいるので普段のおふざけに見えるから不思議だ。
さくら「はいはい、目を擦らないのっ! 水で洗ってから目薬さしなさい」
  メリッサは言われるがまま目を洗い、瞬きをする。
  ぱちぱち
メリッサ「なんか少し痛みが引いたにゃ!」
さくら「後で目薬もしておきなさいよ?」
  目薬は一人じゃできません!
  威張るな!
  後で私がさしてあげるわよ
シソ「わー さくらちゃんは白衣の天使だね」
さくら「え、別に・・・」
ミント「あ、さくら照れてるにゃ」
さくら「そんなことないわよ!」
シソ「にゃはは」
さくら「ちょっと、シソまで何笑ってるのよ」
シソ「えー だって楽しんだもん」
ミント「えへへ。 でも何かこういうの楽しいね」
さくら「・・・そうね」
  本当に楽しい、ありがとう。
  さくらはそう一言伝えたかったが、
  口にすると涙がこぼれそうな気がして胸にしまっておいた。
  それから、ミントがカレールーを生かじりして大騒ぎしたりしたが、
  なんとかさくら指導の下カレーは完成した。
シソ「そういえば、お米まだ炊いてなかったよね」
メリッサ「そうだったにゃ!忘れてたにゃ」
ミント「もう、面倒だし『イトウのご飯』で済ませるにゃ」
  『イトウのご飯』とは有名なパックご飯だ。
さくら「ダメよ!イチカさんもうすぐ帰ってくるし急いで準備しないと!」
  4人は慌ただしく準備を進め、そして全ての夕食が完成したのだった。

〇通学路
  仕事を終えた帰り、イチカの手には買い物袋があった。
  中にはお菓子とジュースとアイス。
  メリッサたちが喜びそうな物で溢れていた。
神さま「今日1日頑張っとる事じゃし、あいつらにご褒美でも買って行ってやったらどうじゃ」
  仕事終わりにスマートフォンを確認すると、そんなメッセージがあった。
イチカ「神さまったら珍しい事もあるのね」
イチカ「でもさくらちゃんの事もあるし、たまにはいいのかな」
  家についたイチカは玄関のドアを開ける

〇シックな玄関
イチカ「ただいまー♪ イチカお姉さんが帰って来たわよ~」
イチカ「わんわんわ~ん♪ わんわんお~♪」
  家からは何の返事もない。
イチカ「・・・。 はずしちゃったかな・・・」
  少し寂しさを感じながらもリビングへと向かうイチカ。

〇明るいリビング
  暗くなった部屋の電気をつける

〇明るいリビング
「・・・・・・」
「・・・・・・」
  するとテーブルを囲んで倒れている4人の姿があった。
イチカ「みんな!? ど、どうしたの?」
  慌てて駆け寄るイチカ。
  ぐったりとしたメリッサが一言つぶやく。
  ・・・。
  ・・・・・・。
  ・・・・・・・・・。
メリッサ「・・・お腹減ったにゃ」
ミント「うぅ・・・もうだめぽ」
シソ「・・・んにゃ、眠気と空腹がダブルで・・・」
さくら「・・・ウサギはお腹減ると、死ぬかも」
  よく見ると台所には鍋が置いてあり、
  部屋中カレーの良い匂いで包まれていた。
イチカ「もしかしてカレー作ってくれたの!?」
イチカ「でもどうして電気もつけずに倒れて・・・」
メリッサ「イチカ待ってたら、おいしそうな匂いで死んでたにゃ」
ミント「カレーカレーカレーカレー!」
  足をバタつかせるミント。
シソ「カレーが私達を呼んでる!」
さくら「イチカさん、一緒に食べよ」
イチカ「~~ッ! もぅ可愛い!」
イチカ「なんて可愛い天使ちゃんたちなの!」
  思わず4人を抱きしめ頬ずりするイチカ。
メリッサ「苦しいにゃー」
さくら「えっ えっと・・・」
シソ「ふふ。 なんだか嬉しいです」
ミント「カレー・・・」
  その後、5人でわいわいカレーを食べて
  お風呂から上がってからイチカの買ってきたアイスを食べた。
  ミントはカレーを3杯おかわりした影響で食べたいのにアイスを食べられなくなったのはまた別の話。
  次回はあにま☆りんねメンバーが外デビュー!
  人間として初めての外出にテンションが上がる4人。
  そして『さくら』の過去が明らかになって行く・・・
  元気いっぱいの4人の話をお楽しみに!
  TO BE CONTINUED.

成分キーワード

ページTOPへ