起死回生の最強の武器!(脚本)
〇密林の中
トシミツ「ぜぇ・・・はぁ・・・ここまで逃げれば大丈夫でしょ」
森のくまさん「熊舐めるな」
トシミツ「ああああああああ!」
トシミツ(終わったー)
森のくまさん「おとなしく喰われときな。痛くしないように検討を加速するから」
その時、トシミツは足元に何かが落ちてるのを気づく。
トシミツ「なんだ・・・?」
トシミツ(これは・・・サブマシンガン!)
トシミツ(いい感じにマガジンセットも落ちてたぜ!ラッキー!動物保護団体の募金に200円払った徳が今ここで発揮されたぜ!)
森のくまさん「じゃ、ばいばーい」
トシミツ「うおりゃあああああ!」
森のくまさん「うわあああ!?!?」
トシミツ「うひょおおお!」
森のくまさん「この俺がぁァァァ!」
トシミツ「銃器は勝つ!」
トシミツ「・・・」
トシミツ「ふう・・・」
トシミツ「なんとか生き延びることができたようだな・・・」
トシミツ「・・・」
トシミツ「熊を倒したからって、この悪夢からは覚めれないか・・・」
トシミツ「てか、ナイトメアランド?ってとこは 熊が二足歩行してたり、森にサブマシンガンが落ちてたりしてなんでもありなんだな」
トシミツ「まあ夢だしな・・・」
「おい、こっちから銃声がしたぞ!」
トシミツ「人・・・!?」
その足音はトシミツに近づいてくる。
トシミツ「だれだ・・・?人か・・・?」
トーコ「あら・・・」
トシミツ「人?!」
トーコ「驚かないで。ねぇ、貴方の手に持っているそれは?」
トシミツ「こ、このサブマシンガンか・・・?」
トーコ「あー。それ私が2年前にここで落としたやつだ。なつかしー」
トシミツ「これ、あんたの?か、返したほうがよろしいですか?」
トーコ「いーよべつに。今は別のもってるから」
トシミツ「ああ・・・」
トーコ「ねえ、もしかして今日この世界に来た?」
トシミツ「え、はいそうです」
トーコ「やっぱりそうか〜」
トーコ「いきなりこんなとこにいて、それに・・・熊にも襲われたみたいだし大変だったね」
トシミツ「はい・・・死ぬかとおもいました」
トーコ「こんな森にいても危険だからさ。人の多い場所にいこう。着いてきて」
トシミツ「は、はい。それで貴女は・・・?」
トーコ「私はトーコ。10年前くらいにここにやって来たんだ」
トシミツ「十年・・・ 俺はトシミツって言います」
トーコ「よろしくね」
こうして、トシミツはトーコの後を歩き、森を抜けた。
〇寂れた村
トーコ「ついたついた」
トシミツ「この世界にも、集落があるんですね」
トーコ「ああ、元からこの世界にいた人もいるし、現実からこの世界に来た人もいる」
トーコ「とりあえず。私の家で寝ていくがよい」
トシミツ「あいざいます」
この世界にいる人間との接触に成功したトシミツ。
無事にこの世界から抜けだせるのか?
続く