ラムネ(脚本)
〇ボロい駄菓子屋
ぐる子「本日の庶民のグルメはこちら」
ぐる子「ラムネですわ」
ぐる子「ビンの中に入っているこの 玉は一体なんなんでしょうか・・・?」
ぐる子「はっ!?」
ぐる子「わたくし、完全に理解してしまいました」
ぐる子「この玉を取ること・・・それがラムネを 飲む者に与えられた試練なのですわ・・・」
ぐる子「庶民のみなさまは、常にこんな試練に 立ち向かっているのですね・・・」
ぐる子「わたくしも頑張らなければ・・・!」
ぐる子「では、いただきます」
ぐる子「お、お口の中が、ビ、ビリビリしますぅ〜!?」
ぐる子「な、な、な、なんなんですかこれ〜!?」
ぐる子「あぁ・・・ビックリしました・・・」
ぐる子「まさか、こんなに攻撃的な 飲み物だったとは・・・お、恐ろしい・・・」
ぐる子「いいえ、淑女たるもの・・・こんなことで へこたれていてはいけません・・・!」
ぐる子「再チャレンジですわ・・・!」
ぐる子(が・・・我慢です・・・! 耐えるのです!わたくし・・・!)
ぐる子(このまま飲み干してしまえば、 わたくしも試練を乗り越えし者に・・・!)
ぐる子(あ、あれ・・・?なんだか、 胸が苦しいような・・・うっ!?)
ぐる子「・・・・・・」
ぐる子「え・・・?」
ぐる子「い、今の・・・わたくしが・・・!?」
ぐる子「まさかこんなトラップまで 用意されていたなんて・・・!」
ぐる子「ラムネ・・・恐るべしですわ・・・!」
ぐる子「ほ、本日の庶民のグルメはここまで」
ぐる子「みなさま、ごきげんよう・・・!」
音声 VOICEVOX:ずんだもん
ぐる子お嬢様、まさかのはしたないゲップが……
定番のお嬢様の勘違い、今回もまた鋭い切り口ですね。ラムネのビー玉への考察は幼少時にやりましたねー(おっと年齢が…)
お嬢様にゲップさせるだなんて…なんだかドキドキしますね。お嬢様✕庶民グルメというギャップを活かした本作に相応しい破壊力の高い演出でした…