【54話】物理と魔術 (脚本)
〇体育館の中
ユニ「体育だーっ!!」
ユニ「よし、レジェ 剣を交えようぜ!!」
レジェ「勝手に内容を決めたらダメですよ・・・」
アップヒート「今日は格闘訓練の授業だ」
アップヒート「体術が全ての基礎を作る」
ホワイト「近づかれる前に 魔法で吹き飛ばせば良いじゃろ」
アップヒート「そこのピクシーよ!!」
アップヒート「全力で魔法を撃ってこい!!」
ホワイト「誰がピクシーじゃい!!」
ホワイト「穿(うが)つは 鳴禽(めいきん)の嘴(くちばし)」
ホワイト「彼の者に与えよ 無数の虚ろを──」
ホワイト「スクレイプ・ビーク!!」
アップヒート「たぎれ瞬炎よ!!」
アップヒート「──火足(かそく)!!」
アップヒート「このように近づかれた場合──」
アップヒート「態勢を立て直すのに体術は重要だ」
ホワイト「魔法を極めれば体術なぞ不要じゃ」
アップヒート「不死の体を目指すか?」
アップヒート「偉大だが 他者に好まれる生き方ではないぞ」
ホワイト「好き嫌いで判断されることに興味はないわ」