ようこそ芸術的美容部へ

隍沸喰(隍沸かゆ/おかゆ喰)

2話(2/7)不正な条件(脚本)

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〇生徒会室
大御堂 春羅 ダイミドウ シュンラ「あ、そうそう 人の顔でしか判断しないような奴西尾くんは興味ないと思うなぁ」
芭登 卓真 バトウ タクマ「何の話だ?」
大御堂 春羅 ダイミドウ シュンラ「随分目にかけてるじゃないか 橘くんの顔を見てから」
芭登 卓真 バトウ タクマ「俺はみんなに平等だが?」
大御堂 春羅 ダイミドウ シュンラ「・・・・・・」
芭登 卓真 バトウ タクマ「・・・・・・」
大御堂 春羅 ダイミドウ シュンラ「さっき分かっただろう あの子は志染先生の言うことしか聞かないよ」
芭登 卓真 バトウ タクマ「へええ ならお前の言うことも聞かないんだな、俺の言うことは聞くけどな!」
大御堂 春羅 ダイミドウ シュンラ「聞いてなかっただろ 君の脳は腐ってるんじゃないのか」
芭登 卓真 バトウ タクマ「お前こそ部員だかどうだか知らないがアイツに構い過ぎじゃないか ええ?」
大御堂 春羅 ダイミドウ シュンラ「ここに来てくれるのあの子しかいないんだ仕方ないだろ」
芭登 卓真 バトウ タクマ「そうだなお前の変な歌声のせいで幽霊屋敷扱いだからな」
大御堂 春羅 ダイミドウ シュンラ「だから部室棟として改造しようとしてるんだろう!」
芭登 卓真 バトウ タクマ「やめろ! これ以上面倒ごとを起こすな!」
大御堂 春羅 ダイミドウ シュンラ「前から思ってたんだけど君たち生徒会には旧部室棟なんかどうでもいいだろう 何が監視だ谷田くんに会いに来てるだけじゃないか!」
芭登 卓真 バトウ タクマ「ッは!! 違うね! 俺は先生から頼まれてんだよ、だからお前を監視してる!」
大御堂 春羅 ダイミドウ シュンラ「初めは俺に会いに来る口実だったんだろう?」
芭登 卓真 バトウ タクマ「うるせえ綺麗な顔してるからって調子にのるなよ!」
大御堂 春羅 ダイミドウ シュンラ「君に綺麗だと思われても少しも嬉しくない! さっさと出て行ってくれないかな、同じ空気も吸いたくない!」
芭登 卓真 バトウ タクマ「何だと貴様・・・!」
白杜 陽介 シラト ヨウスケ「だいみどおおおおおう!」
大御堂 春羅 ダイミドウ シュンラ「わ、渡邊くん?」
芭登 卓真 バトウ タクマ「白杜陽介・・・」
白杜 陽介 シラト ヨウスケ「し、しししし」
白杜 陽介 シラト ヨウスケ「志染先生が、顧問になると言うのは本当なんですか」
大御堂 春羅 ダイミドウ シュンラ「うん。快く引き受けてくれたよ」
白杜 陽介 シラト ヨウスケ「今すぐにでも部活として認めさせましょう!」
芭登 卓真 バトウ タクマ「な、何!? さっきまで貴様は反対してただろう それに部活としては認められん!」
芭登 卓真 バトウ タクマ(認められたら来れなくなる!)
芭登 卓真 バトウ タクマ「美容部なんて作ったところで資産の無駄遣いだ!」
芭登 卓真 バトウ タクマ「俺たち生徒会が決定権を与えられ、判断を下すように言われている、絶対に認めないからな!」
白杜 陽介 シラト ヨウスケ「か、会長お願いします! 会長の力で決定させてください!」
  必死さをアピールするために腕を握ったら
  会長に縋るみたいになってしまったけど
  もうプライドなんてどうでもいい!!
芭登 卓真 バトウ タクマ「・・・仕方がないな」
白杜 陽介 シラト ヨウスケ「会長──!」
芭登 卓真 バトウ タクマ「キスしてくれたら認めてやる」
白杜 陽介 シラト ヨウスケ(は?)
白杜 陽介 シラト ヨウスケ「なんでそんなこと──」
芭登 卓真 バトウ タクマ「正当な交換条件だ」
白杜 陽介 シラト ヨウスケ「分かりました。どうぞ」
  大御堂先輩には犠牲になってもらうしかない
大御堂 春羅 ダイミドウ シュンラ「こらこらこら」
白杜 陽介 シラト ヨウスケ「部活を作る上で犠牲は必要ですよ 部長?」

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コメント

  • わー!!ほっぺにちゅーしましたねっ!!☺️✨会長の反応が気になります!!続けて読みまーす✨🥰

    スチル良いですね✨☺️

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