1話(4/5)生徒会室(脚本)
〇大会議室
白杜 陽介 シラト ヨウスケ(生徒会室に着いた あんなに立派なのに会議室にはほぼ行かないらしい)
白杜 陽介 シラト ヨウスケ(でも確かに生徒会室がこれだけ広いなら、会議室にわざわざ行って会議する必要はないか・・・ 移動面倒くさそうだし)
的伊 アヤメ マトイ「かいちょぉ~」
的伊 アヤメ マトイ「誰っすかぁそれぇ! またお気に入りの子でも連れて来たんですかぁ~?」
的伊 アヤメ マトイ(会長今日もかっけー!)
八尾 十寺 ヤオ トウジ「的伊・・・失礼だぞそもそもお気に入りの子などいるものか 会長はそんな低能な人間じゃない」
八尾 十寺 ヤオ トウジ(ああ・・・会長は今日もなんと凛々しくて気高く 美しく可憐で妖艶で)
奈酉 良明 ナトリ リョウメイ「卓真様 遅くなってしまい申し訳ございませんでした・・・それで、そちらの方は?」
奈酉 良明 ナトリ リョウメイ(邪な感情で卓真様に近づく者は滅殺しなければ)
白杜 陽介 シラト ヨウスケ(なんかやばそうな奴らキタ)
芭登 卓真 バトウ タクマ「こいつは今日から仮役員になった白杜陽介だ 仕事は大御堂の監視を頼んでる」
芭登 卓真 バトウ タクマ「で・・・折角だし会議の様子を見てもらおうと思ってな」
芭登 卓真 バトウ タクマ(とりあえず役員らしいことさせとかねえと大御堂に疑われちまう)
白杜 陽介 シラト ヨウスケ(あの人のことだからもう確信してると思うけど)
的伊 アヤメ マトイ「んげ くっそだっせ~」
的伊 アヤメ マトイ「本当にそんなのを生徒会に入れちゃうんすか かいちょぉ~」
的伊 アヤメ マトイ(キモいし同じ空気吸いたくねーんだけど)
白杜 陽介 シラト ヨウスケ(俺だってお前みたいなやつと同じ世界に生きていたくねえよ)
八尾 十寺 ヤオ トウジ「失礼だろう的伊」
八尾 十寺 ヤオ トウジ(そう言えばコイツ・・・ さっき会長に頭撫でられてなかったか?)
八尾 十寺 ヤオ トウジ(この汚い毛玉に会長が触れたなど 許せない汚らわしいクズめが菌が移る)
白杜 陽介 シラト ヨウスケ(テメエの方が失礼だ)
奈酉 良明 ナトリ リョウメイ「ようこそ白杜くん 私は三年の奈酉良明です 奈酉とお呼びください」
奈酉 良明 ナトリ リョウメイ(卓真様以外には呼ばれたくなどないが・・・ しかもこんな小汚いガキもっての他だ)
白杜 陽介 シラト ヨウスケ(わかった お前のことはチリトリとでも呼んでやる)
奈酉 良明 ナトリ リョウメイ「会長 それでは会議を──」
生徒「生徒会長! 助けてください!」
生徒「中庭の噴水が大変なことに!」
芭登 卓真 バトウ タクマ「会議中だぞ」
いや今始めようとしてたじゃん
生徒「会長お願いします! 頼れるのは会長しかいないんです! 俺なんかじゃどうにもできない!」
生徒が泣きながら会長の腕に縋りつく
奈酉 良明 ナトリ リョウメイ「無礼者! そのお方がどなたか心得て──」
芭登 卓真 バトウ タクマ「奈酉・・・いい」
芭登 卓真 バトウ タクマ「ああ分かった。あとで向かう その間任せてもいいか?」
芭登 卓真 バトウ タクマ(行かねーけど ブサイクだなコイツ)
生徒「で・・・でも 俺じゃ止められない」
芭登 卓真 バトウ タクマ「任せたぞ」
生徒(そうだ 会長はお忙しいんだ)
生徒(こんな優しい方に頼ろうとするなんて俺はなんて・・・)
白杜 陽介 シラト ヨウスケ(騙されてるなー可哀そうに ブサイクとか思ってたぞ その人)
生徒「・・・・・・」
生徒(ん? なんだあのもっさりしたの・・・)
生徒(ゴミか?)
このブサイク野郎!!
芭登 卓真 バトウ タクマ「おい 俺が話していた最中だろ 無下にしたら可哀そうじゃないか」
白杜 陽介 シラト ヨウスケ(お?)
芭登 卓真 バトウ タクマ(面倒くさそうだったから助かったぜ・・・ なんで俺があんな奴のために・・・)
芭登 卓真 バトウ タクマ(大御堂みたいな美人だったら助けてやったが)
白杜 陽介 シラト ヨウスケ(喜んでくれて嬉しいですクズ会長)
芭登 卓真 バトウ タクマ「奈酉」
奈酉 良明 ナトリ リョウメイ「はい卓真様 ・・・それでは」
奈酉 良明 ナトリ リョウメイ「これから会議を始め──」
白杜くうううううん!
助けてくれ!
中庭が大変なことに!
あぁー✨🥰眼福です眼福!!!!!!!✨🥰💖
会長大人気ですね!!!!!!モテモテです✨🥰💖
今後どうなっていくのかニマニマしながらお待ちしていますー✨😊
中庭がどんなことになっているのか!?気になります✨☺️