〇テーブル席
マコト「今日は映画「肉食系女子Ⅱ」面白かったですね」
サラ「ええ、とても面白かったわ」
マコト「でも、ヒロインの女の子ですが、サラさんとは全然真逆というか、タイプが違いましたよね（笑）」
サラ（・・・）
マコト「え～と、、サラさんどうしました？」
サラ（いいえ、何でもないわ）
マコト「そ、そうですか・・（心の声）（やっべ、俺なんか変な事言っちゃったかな～）」
マコト「まあとにかく食べましょう。（心の声、落ち着け俺）」
サラ「ええ」
　　無言のまま食事し、そして食べ終わる二人
マコト（（心の声）（うわー気まず、何話そうかな・・何か緊張してきた・・あっ、そうだ！））
マコト（サラさん食後のデザートでもどうです？ここのチョコレートパフェ最高に美味いですよ！）
サラ「んーじゃあ、頼もうかしら。でもその前にマコト君にちょっと聞きたい事があるんだけど？」
マコト「えっ、、何ですか？・・・（心の声）（俺やっぱり何かやらかした？）」
サラ「フフッ、そんなに固くならなくてもいいのよ。マコト君は今彼女とかいるのかなって・・」
マコト「あービックリした～彼女ですか？全然いないですよ」
サラ「そう、じゃあ単刀直入に聞くけど、私と付き合ってみない？」
マコト「え～～！で、でもサラさんって確か彼氏いなかったですか？」
サラ「彼氏？あーカズヤの事？それともマサヤ？タクミ？でも、もうみんな別れたわ。だから大丈夫なの」
マコト「（心の声）えっ、えっ？ナニ、ナニ思考が全然追いつかない。サラさんってもしかして肉食系？清楚系じゃなく、肉食系女子だった！」
サラ「マコト君が今何考えてるか当てて上げる。今私のこと肉食系って思ってたでしょ？大せいかーい！私デザートも恋も別腹なの」
マコト「絶賛思考停止中・・・チーン」
サラ「今はあなたにロックオンしてるから。うふふ・・・」
マコト「戻ってこれない世界へ旅立った模様」
サラ「ちなみに今まで私から逃れられた人は誰もいないからね。誰も逃れられない。略してダレノガレサラって呼んでちょーだい」
マコト「あれっ？何か素に戻ってきた。ってか俺の清楚系イメージ完全にぶっ壊れてるやないかーい！」
サラ「地の果てまでも追いかけるから覚悟しててね。マコト君＾＾」
マコト「おい！俺の気持ちどっちなんだい！付き合うの付き合わないの？付きあーう！んかい！」