アングラ☆リーガル

杜若ゆうき

エピソード9(脚本)

アングラ☆リーガル

杜若ゆうき

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〇ライブハウスの入口

〇ライブハウスの控室
  紫苑と菜々美の二人は鏡の前に座っていた。
  菜々美は、不安げにお腹を何度もさする。
北澤瑛士「いよいよ待望の初舞台ですな〜!」
北澤瑛士「レコード会社の社長さんとか、テレビ関係の人も来てるから、しっかりね!」
北澤瑛士「あれ? 緊張してる?」
大野菜々美「ま、まさか!」
北澤瑛士「紫苑は?」
松山紫苑「なんか相方がこんなに緊張してると逆に全く」
北澤瑛士「いいね! やっぱ紫苑はアイドル向いてるよ!」
松山紫苑「この子が変なだけですよ。 気は強いのにプレッシャーに弱いっていうか」
大野菜々美「ちょっと!」
松山紫苑「なにか? 事実じゃない?」
大野菜々美「むむむっ、ムカムカーっ!」
北澤瑛士「ちょ、ちょっと二人とも・・・」
松山紫苑「そんな菜々美ちゃんには〜」
松山紫苑「これ食べな」
大野菜々美「キャーー!!」
大野菜々美「んま〜!!」
北澤瑛士「あれ? 知らない間にすっかり仲良しじゃないか」
松山紫苑「なんかすっかり意気投合しちゃって」
松山紫苑「あの時、逃げようとした私を止めてくれて、本当に有難うございました」
北澤瑛士「おお・・・いえいえ」
  ぺぇるさん、5分前です〜
「じゃあ、行ってきます!」

〇ライブハウスのステージ
「せーのっ」
「マジで倒れる五秒前!」
「世界一守りたくなるひ弱アイドルの、『ぺぇる☆ぃえろー』ですっ!」
「はぁ~フラフラぁ~」
「大検診、はっじまっるよー!」
  舞台の上では不思議と緊張はしなかった
  学校の試験の前は、私も菜々美みたいにお腹痛くなることあったのに
大野菜々美「絶世の食いしん坊、ナナミンゴでした!」
松山紫苑「しーちゃん、自己紹介いきまーす!」
松山紫苑「はい、今日寒くても〜三寒しおん〜!」
松山紫苑「日本全国ドジっ娘代表、しーちゃんこと、しおんでーす! きゃはきゃは☆」
大野菜々美「『きゃは』は無いでしょ、『きゃは』は」
松山紫苑「うそー? だめかなぁ〜?」
  無理に賢く見せなくて良い。
  自分らしさを大事にすればいい
  人生ってこんなに楽しいものだったんだ
  ここが・・・ここが私の居場所なんだ
「有難うございました〜」

〇ライブハウスの入口
松山紫苑「サイコー!」
大野菜々美「しかも聞いた? 人気投票1位!」
松山紫苑「やっぱ・・・すごいことなの?」
大野菜々美「当たり前じゃん! もう、バカ?」
松山紫苑「へへへ、すごすぎて、もうよくわかんなくなっちゃった」
北澤瑛士「あ、来た来た!」
蛇淵雅子「おめでとう、ぺぇるちゃんたち〜」
大野菜々美「あ、社長!」
蛇淵雅子「人気投票、見たわよぉ」
蛇淵雅子「事務所はじまって以来の快挙じゃない、初登場で一位」
蛇淵雅子「すばらしいわぁ」
「わ〜! 有難うございます!」
蛇淵雅子「で! ここだけのハナシなんだけど」
蛇淵雅子「今日来てたレコード会社の社長さんから、いまあなたたちのメジャーデビューの話も出ててね」
大野菜々美「エッ?」
松山紫苑「ええっ!?」
北澤瑛士「反響すごかったんだ。ほら、見て」
  Aiko@謎の新星ぺぇる☆ぃえろー$ヲタ遠征中「ぺぇる☆ぃえろー可愛すぎか!」
  ぱるぱる「今日からぺぇる☆ぃえろーのファンになりました!」

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