〇コックピット
　　計り知れない頭脳に驚嘆して宇宙人も捕獲に乗り出す？冬眠から惑星に移動中に事件が？

〇基地の廊下
御神（ミシン）「一体何があったのだ！ 冬眠中に、しかも、宇宙服着用との指令は！」
愛華（あいか）「そうね セキュリティーは万全のはず！」
御神（ミシン）「宇宙船の外部に損傷が発生か？ 宇宙ゴミには最新の注意が！」
愛華（あいか）「でも、冬眠から目覚めるって春が来たみたいでウキウキするわ！」
御神（ミシン）「俺は気持ちいいとは！ まだ、目的地には程遠い！ ２度寝か？」

〇近未来の会議室
副総司令官（マキ）「お目覚めね 緊急事態よ ワープする直前に異変が！ 波動システムの出力が落ちて警報のシグナルが 船外に出て調査して！」
御神（ミシン）「そんな！ この船体はバリアーで保護されているはず！ ありえない！」
愛華（あいか）「そうですわ！ シールドに損傷が？」
副総司令官（マキ）「取り敢えず原因を突き止めないと！ ご苦労でも頼むわ！」
御神（ミシン）「分かりました すぐに直りますよ！ オーィ！ 行くぞ！ と駆け出した」
愛華（あいか）「アー待って！ そんなに急がないでよ！ この服重たいのよ！ せっかちね」
副総司令官（マキ）「お似合いの戦士ね！ 頑張って！」
御神（ミシン）「俺は早く済ませて、また寝たい！」
愛華（あいか）「わかっているわ！ わたしもよ！」

〇地下空間の戦艦
御神（ミシン）「なんだこれは！ 何処かの空間に閉じ込められたか？」
愛華（あいか）「そうね どうしてかしら？」
御神（ミシン）「上の壁を調査しよう！」
愛華（あいか）「そうね ありえないわ！」
御神（ミシン）「これは！ 異空間に迷い込んだか？」
愛華（あいか）「何？ 閃光が！」
御神（ミシン）「やばい！ 船体は？」

〇皇后の御殿
御神（ミシン）「ここは何処だ！」
御神（ミシン）「またもや異空間？」

〇宮殿の部屋
愛華（あいか）「何が起きたの？」
侍女「あら！ お嬢様そんな格好で 早く着替えてくださいな！ とお召し物を差し出した！」
愛華（あいか）「どうして！」
侍女「これからお見合いですわ！ 早く行かないと嫌われますわ！」
愛華（あいか）「私がお見合い？」
侍女「よくお似合いですわ 少し微笑みかけて！」
侍女「そうそう いいわ！きっと成功するわ！ 嬉しい！」
愛華（あいか）「なんで？ どうして？」

〇皇后の御殿
御神（ミシン）「何が？ どうなっているの？」
付人（ユウキ）「またまた 若様は冗談がお好きで！ はやく着替えてください！」
御神（ミシン）「俺が？パンツ？」
付人（ユウキ）「お嬢様とお見合いでしょう！」
御神（ミシン）「何？」
御神（ミシン）「親父とおふくろはいるのか！」
付人（ユウキ）「はい！ 控え室でお待ちです」

〇ライブハウスのステージ
　　視覚が美しい！
　　ダンスからそのサイデリックな美景に魅せられ魔女もスカウトに！
びみの友達（アイリ）「ビミいつも元気ね！」
媄彌（びみ）「ZxcダンスアカデミーKIDSに３歳の頃からスタジオに通うビミ様だよ！」
びみの友達（アイリ）「出た！ ビミ様！ 踊っちゃえ！」
媄彌（びみ）「皆んな今日も張り切って行こうぜー！」
びみの友達（アイリ）「マラカスで波に乗って地の果てまで！」
悪魔の子（邪神）「楽しんでいるね！ みんなの心はビミのもの！」

〇音楽スタジオ
びみの友達（アイリ）「おゃ！ どうしたの？」
媄彌（びみ）「もっと踊りたかったのに！」
びみの友達（アイリ）「そうよ！ いじわる！」
悪魔の子（邪神）「そうもっと良いとこに連れってやるわ！」
媄彌（びみ）「お姉様わかっているじゃん！」
びみの友達（アイリ）「私も連れってて！」

〇結婚式場のレストラン
媄彌（びみ）「アイリは？」
びみの友達（アイリ）「ここにいるわ！」
悪魔の子（邪神）「どうかしら？ ここで儀式を！」
悪魔の子（邪神）「アイドル誕生！ ビミ様！」

〇森の中の小屋
　　予想外の出来事をチャンスに変える！
　　仕掛ける！
　　相手の罠にあえてハマる！
　　忍びの極意を得るために！
悠也（ゆうや）「俺はこの小屋に身を置いている なぜかと言えば、小さい頃から 忍者に憧れて、武芸の未知なる 神聖さを解き明かすために！」
悠也（ゆうや）「いや神聖とは言ったが、人間の裏社会に生きるゴミ溜めを解き明かすためにか？」
悠也（ゆうや）「しかし不思議な幻術も興味が湧く！ 人間の感覚は当てにならない！ よく覚えておくものだ！」
悠也（ゆうや）「前置きはこれくらいにして、 本題に移ろう！」
悠也（ゆうや）「私が忍者である事は内緒である これこそが謎を生む！ 忍の一文字も喋らない鉄則！ 兄弟にもだ！」
悠也（ゆうや）「なんでその格好をしているなどと 疑問に思っている人もいるだろう？ 私は、普段は学生だ！」
悠也（ゆうや）「これが普段着！」

〇おしゃれな教室
悠也（友達A)「おぃ！ 今度お前んち遊びに行くから！ 妹紹介してな！」
悠也（ゆうや）「むりや！」
悠也（友達A)「なんで？」
悠也（ゆうや）「俺んちの家族はお互いに干渉しない ルールや！ やめときな！ あんな女と付き合ったら、身も心もボロボロになるけん！」
悠也（友達A)「いや美形でアイドル目指していると聞いたで！ 一度だけでいいから！」
悠也（ゆうや）「しつっこいな！ 本当にやめとき！」
悠也（友達A)「わかった！ じゃなぁ」
悠也（ゆうや）「また、あっさりと！ 部活か？ 今日休もうかな」
悠也（ゆうや）「万年補欠だし！」

〇入り組んだ路地裏
悠也（ゆうや）「いつものように近道して帰るか！」
コソドロ「オィ！どきな！邪魔なんだよ！ 後ろから叫んでいる老人が、通り過ぎた」
悠也（ゆうや）「「今ごろの老人は」と吐きつけた！」
店員（悦ちゃん）「お店の商品を持ち逃げしないで！ と可愛い声がした」
悠也（ゆうや）「あれは、俺が行くコンビニの悦ちゃん」
悠也（ゆうや）「とっさに状況を理解した 有無を言わさず老人を追いかけ 老人の前に 「おじさまなんか間違いを犯したのでは」 と言葉を発した」
コソドロ「うるさい！ どけ！」
悠也（ゆうや）「退けと言われても！ 事情が事情だけに 退くわけにはいきません」
コソドロ「何を！ と小型なナイフを取り出し切りつけの態勢に入って、悠也の顔に！」
悠也（ゆうや）「滑った振りをして、後ろ方に転んだ おっとあぶなあぶな！ と起き上がったところをまたナイフが 今度は横に滑り込み倒れた瞬間」
悠也（ゆうや）「左手で老人の腕をあてた ナイフは地面に落ちた」
悠也（ゆうや）「やめときな！ 今度は拳で殴りかかって だからやめときなよ」
悠也（ゆうや）「腕を背中に抑え込んだ」
コソドロ「「痛ぇな！」 と喚きながら、 「はなせ！」」
店員（悦ちゃん）「「どうもすみません」 と頭を下げた」
悠也（ゆうや）「なあに大した事はねえよ」
店長「「ありがとうございました 後はこちらでやります。 警察を呼んでいますので お礼は後で」と 老人を連れて店に戻って行った」
悠也（ゆうや）「やれやれこんな事なら部活のほうがよかったな！ とトボトボと家に向かった」

〇高級一戸建て
悠也（ゆうや）「おぉ！ 今日は親父帰ってきたのか！」

〇豪華な部屋
悠也（ゆうや）「ただいま！」
（母）真由美「おかえり！ どうしたの？ こんなに早く！ また、部活ズル休み！」
悠也（ゆうや）「あぁ 俺がいなくっても試合には勝てるから」
（母）真由美「まぁ人生はこれからだからね！ 好きなことを早く見つけて 頑張ることね」
悠也（ゆうや）「親父帰っているのか？ 車あったけど？」
（母）真由美「そう 御神が宇宙空間で事故に遭ったらしく 行方不明になって急きょ自宅待機！」
悠也（ゆうや）「兄貴が！」
（母）真由美「大丈夫よ！ 安全な宇宙船よ！ 通信機の故障かなんかよ！」
悠也（ゆうや）「兄貴が何をやってもいいけど、死ぬのは勘弁してくれよ」
（母）真由美「あら珍しい事 あなたが気にかけるなって！」
悠也（ゆうや）「予想外のことが起きれば誰だって！」
碧珸　七夕（父）「おぉ！ どうした服が汚れているぞ！」
悠也（ゆうや）「えぇ!!」
碧珸　七夕（父）「帰り道何かあったか？ あまり気張りなさんなよ！」
悠也（ゆうや）「いやそんな！」
碧珸　七夕（父）「それならそれでいい！」
碧珸　七夕（父）「おかさん聞いていると思うが、 御神が事故に遭ったらしく状況がわかるまで少し部屋で休んでいる」
（母）真由美「分かりましたわ」

〇可愛い部屋
媄彌（びみ）「下の部屋騒がしいね 何かあったかな？ 下に降りてみようっと！」

〇豪華な部屋
媄彌（びみ）「お母さん騒がしいけど何かあった？」
（母）真由美「何でもありませんよ 悠也が部活動ズル休みして 帰ってきただけ」
媄彌（びみ）「珍しいわね いつも朝帰りの人が！」
（母）真由美「珍しいわね 家族が下の部屋に集まるなって！ きっとミシンお兄様のことが皆に伝わったのかしら？」
媄彌（びみ）「今日ね、ある人に会って、アイドルにならないかって誘いがあったの！」
（母）真由美「そう本当だったらいいわね！」
媄彌（びみ）「本当よ！ 信じないの？」
（母）真由美「名のある芸能プロダクションなの インチキな会社はダメよ！」
媄彌（びみ）「祝宴会場まで用意して祝ってくれたわ！」
（母）真由美「未成年でしょ！ 親の同意が必要よ！ 怪しいわ！ 名刺とか受け取っているの？」
媄彌（びみ）「今日行ったライブ上でまた会いましょう」
（母）真由美「今日はコレまで！」
媄彌（びみ）「わかった！」

〇コンサート会場

〇近未来の会議室